ソーシャルレンディング投資記録（旧ブログ）

　ソーシャルレンディングの一部事業者で問題が発生する中、2018年から大きく発展しつつある投資商品の一
　つが、同じクラウドファンディングに属する不動産投資型CFでしょう。

　その特徴の一つは、（それまでの）ソーシャルレンディングとは異なり案件が匿名化されていないこと。
　一方でソーシャルレンディングも3月に金融庁から匿名化解除のお達しが出たことで、今後は実名化と情報
　公開の姿勢が重要になってくるのではないでしょうか。

　そんな不動産投資型CFの事業者で、相次いで体制の強化が発表されました。
　まずはCREAL（クリアル）から。


　CREALの経営母体であるブリッジ・シー・キャピタル（BCC社）は、機関投資家などから預託を受けて資金
　を運用する事業などを行っています。
　その預託額は約300億円と大きく、信頼を得ていることが分かります。

　そのCREALからお知らせがありました。
　非常勤監査役として弁護士が就任、経営体制とガバナンス強化を図るとのことです。

株式会社ブリッジ・シー・キャピタル(本社：東京都中央区、代表取締役社長：横田 大造、以下「当社」)は、経営体制及びガバナンス強化を目的とし、佐藤知紘弁護士（西村あさひ法律事務所パートナー弁護士）が監査役（非常勤）に就任したことをお知らせいたします。
当社はクラウドファンディング事業をはじめ、今後不動産領域でのIT事業創出やサービス拡大を計画しています。
佐藤知紘弁護士を監査役（非常勤）として迎え入れ、さらに強固に事業拡大に努めていく所存です。

　　・監査役（非常勤）就任のお知らせ　（BCC社）


　


　以前当ブログではBCC社代表の横田社長にインタビューをする機会をいただいたのですが、その際にBCC社
　はいずれ上場を狙っている、という話を聞くことができました。
　そのためには管理体制とガバナンス強化は必須。これが上場に向けた一手となれば喜ばしいことです。

　　・【CREALインタビュー】設立の背景、ファンド検証体制やBCC社との関係（前編）

　　・【CREALインタビュー】募集中の「さくらさくみらい」の話題など（後編）


　CREALの案件説明ページは、ログインすることにより得られる情報が増えます。
　まだ会員登録をされていない方は下記のページで会員登録方法を紹介していますので、参考にして下さい。
　その際は、広告リンクのご利用をいただければ幸いです。

　　・CREAL（クリアル）の会員登録方法紹介


　CREALでの会員登録は、こちらからどうぞ。（アフィリエイトリンク）
　


　もう一つの話題は、同じ不動産投資型CFであるFANTAS Fundingです。
　
　FANTAS Fundingでは明治大学教授の高木友博氏を、技術顧問として迎えたと発表しました。
　��木氏は計算型人工知能の一種であるファジィ理論に関する世界屈指の権威であり、AIによるビッグデータ
　分析の第一人者、マーケティング理論にも精通しているとのこと。

　　・不動産テック事業のさらなる拡大に向け、AI技術開発力を強化　（PR TIMES）


　この就任により、ビッグデータから客観的な適正価格を導くシステムの構築を予定しているそうです。
　将来的には、不動産の賃料相場を算出できる仕組みを構築し、ワンルームマンション市場には無かった適正
　価格や賃料相場などを簡単に調べることのできるサービスを目指すとのことです。

　アメリカに比べ、日本の不動産はまだまだクローズドデータが多いと言われています。
　適正価格がブラックボックス化されているということは、それで既得権益を得ている者がいるということも
　意味します。
　不動産テックの発展により、公正な取引市場が開かれることを期待したいと思います。


　FANTAS Fundingは短期・高金利の案件が人気の不動産投資型CF。
　1ヶ月に1〜2回、まとまった数の案件募集を行っていますので、投資したい方は下記の記事も合わせてご覧
　下さい。

　　・今年の飛躍が期待される、FANTAS Funding 会員登録方法の紹介です


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