2019年01月13日
社会的インパクト投資って? ハイリスク戦略とは? 案件の選び方について
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社会的インパクト投資って?
今回は、社会的インパクト投資に関する紹介です。
社会的インパクト投資は「経済的リターン(収益)」と「社会的リターン(社会問題解決)」の両方を追求
していく投資として、2007年にロックフェラー財団主催の会合で提唱されたそうです。
世界的な規模は11兆円ほど。
日本では、2016年での市場規模が約340億円であり、前年比でほぼ倍になったようです。
日本におけるトッププレイヤーは、日本政策金融公庫、市民エネルギーファンド、セキュリテなど。
特に1位の日本政策金融公庫は、全体シェアの約半分を占めています。
個人的な意見ですが、最近流行りのSDGs(持続可能な開発目標)などにも絡み、単なる収益だけではなく
社会的な問題解決をファイナンスで行おう、という理念には賛同します。
しかし、それを資産構築を行っている個人投資家に押しつけるのは筋違いです。
国だけでどうしようもない課題なら、CSR(企業の社会的責任)にも関連づけ、営利団体である企業を主な
参加者として資金調達を行えばいいと思うわけです。
少なくとも、社会的問題のただ中にいる投資家に「解決のため金を出せ」はおかしな事だと思います。
次には「おまえが金を出さないからおまえが損をする、自業自得だ」となるのが目に見えているからです。
リターンを犠牲にしないなら、話は別です
クラウドクレジットでは、2018年の1月から「社会的インパクト投資」を扱っています。
最初は社会問題解決のための投資案件かと思っていましたが、最近ちょっと考えを変えました。
社会的インパクト投資は、この言葉のみを見ると一見心優しい投資のように勘違いされがちです。(https://crowdcredit.jp/blog/entry/368/1 より引用)
もちろん社会的インパクト投資は投資によって社会的インパクトをだすことにコミットする投資なのですが、経済的観点からは通常の投資ファンドと全く同じでリスク・リターンは一切犠牲にしません。
この点は、まだ日本ではあまり浸透していない社会的インパクト投資の側面かもしれません。
赤文字の部分。リスク・リターンが通常の投資と同じなのであれば、検討する価値はあるでしょう。
投資のリターンを犠牲にせず、付随して社会的問題を解決できるなら、それは願ったりです。
(深読みすれば、リターンを犠牲にしない≠リターンは通常の投資と同じ、ということかもしれませんが)
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ハイリスク戦略とは?
ということで、クラウドクレジットのファンドが「リターン最優先で、付随的に社会問題解決」という事を
目指すのであれば、投資を積極的に検討していこうと考えました。
少なくとも、クラウドクレジットの経営については信頼が持てる、という理由もあります。
・(参考記事)各事業者の年末年始メッセージ紹介。興味深い画像を上げる事業者も。
ただし、そんなクラウドクレジットでも「ハイリスク戦略」という、「社会的リターンを優先してリスクが
高めになっている(と事業者自体が認めている)」案件があります。
それは例えば、以下のような案件だそうです。
・パキスタン太陽光事業者支援ファンド2号
・東南アジア未電化地域支援プロジェクト1号
・ニカラグア金融事業者支援ファンド11号
もちろん、投資に何を求めるかの優先順はその人それぞれです。
投資資金の一部をこういったファンドに向けることで、社会貢献をするというのも一つの選択肢。
要は選んだファンドがどういった性質を持つものなのか、それを正しく理解して投資を行う事が重要です。
例えば収益を重視するなら、以下のようなファンドをおすすめします。
(以下のファンドにしても必要な資金を供給している事は変わらず、社会貢献の側面は持っています)
・(参考記事)クラウドクレジットでお勧めのファンドはこの2つ。そのうちの一つに投資しました。
クラウドクレジットへの投資を検討される方は、こちらからどうぞ。
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posted by SALLOW at 09:00
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