今日は、後生の一大事という事について、お話ししたいと思います。
後生というのは死後の世界のことです。
生まれたからには必ず死んでいかなければならない。
後生と言うのは、私たちが100%必ずぶちあたっていかなければならない未来です。
その死後の世界に取り返しのつかない一大事が待っている。
どんな一大事が待ち受けているのかといいますと、必堕無間です。
必堕とは、必ず、落ちていかねばならないのだと言われている。
それは無間という世界へ、です。
無間と言うのは、無間地獄のことです。
地獄と言うのは、苦しみの世界、中国の言葉で。
日本語で言うと、苦界。
苦しみが休む間もなくやってくる世界。
そこへ落ちていかねばならない。
それを、必堕無間の一大事といいます。
この必堕無間の一大事の解決が、仏教の目的です。
これによってのみ、変わらない幸せになれるのです。
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