人間の心と言葉の不実さを道破されたブッダの『大無量寿経』お言葉が
心口各異言念無実
です。
心と口はおのおの異なり、
言っていることにも、
おもっていることにも
まことがない、
と、ブッダは説かれています。
これは私たちの姿です。
心と口は各々それぞれ違っている。
心で思っていることと、口で言うことは各々異なっている。
だから言っていることと思っていることには、
まこと、真実がないのだと。
まことがない。
これを仏教で妄語といいます。
妄語というのは嘘ということで、
これを言います。
人間の心と言葉の不実さ、
心(念)、
言葉(言)、の不実さ、
まことがないと、道破、誤りをぶち破る、
喝破とか、道破と言いますが、
私たちの間違った考え、お前達はこういう姿なんだぞ、
一部の人だけでない、すべての姿をあらわしています。
人のことじゃありません。
私達一人一人の姿をブッダは漢字八字でこのようにおっしゃっています。
私たちにはまことがない、心と言葉の不実さを道破されたお言葉ですね。
このお言葉は今言ったように私達の姿です。
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