頼りにならないものを信じているのを
「自力の信心」といいます。
自力は強そうでいて大変もろい。
いつくずれるかという不安があります。
ところが、本当にたよりになるものがあったと
ハッキリしたものが、
「心を弘誓の仏地にたて」
といわれます。
他力というと何か弱そうに思うかもしれませんが、
変わらない心を金剛心と言います。
如何なる人来りて云い妨ぐとも、
すこしも変わらざる心を金剛心という。
(後世物語聞書)
と教えられています。
誰からどんな悪口を言われても、
決してゆるぎません。
それはどんな心かというと、
金剛心とは、
本当にたよりになるものが、一心一向に弥陀をたのんだ。
弥陀よりほかに後生を救ってくださるのはなかった
と知らされた心です。
これを
「心を弘誓の仏地にたて、念を難思の法海に流す」
と仏教でいわれています。
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