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陽葵は、ひなたと読みます。仏教が好きな仏教ガールです。一緒に仏教を学びましょう。
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2017年12月29日

命をかけて

蓮如上人は御一代記聞書に

「まことに一人なりとも信をとるべきならば身をすてよ、それはすたらぬ」

といわれています。


一人なりとも信をとるべきならばとは、
仏法を伝えるときは、ということです。
身を捨てよですから、命をかけて法を説け
ということです。

仏教のお言葉を出して、その意味を丁寧に話をしていく。

みんなできることです。


そのように仏教の教えを徹底する事が法施です。

そうすれば、それはすたらぬ、これで生活できるんだろうか、

そんなこと心配いらん、と言われているのです。

 

どうしたら仏教の教えをお伝えすることができるか、

それ一つを考えてきた。

全く生活のことなど考えたことはなかった。

 

普通は

「算如がおうて銭足らん」

なのですが、

法施をしていくと

「銭が余って算如があわん」

となります。

 

どうしてこんなに恵まれるんだろう、ということの連続です。

それは当然です。

仏法をお伝えすることはただでダイヤモンドをばらまいているようなものですから。

本当ですか、と思うかもしれないけれど、そうです。

 

仏教をお伝えすることに生涯を費やすと、

恵まれすぎるほど恵まれます。

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タグ:蓮如
posted by 陽葵 at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 実践

2017年12月28日

お寺が消える理由と僧侶と檀家の関係

布施に二つあります。
財施と法施です。

 

財施とは喜捨ということです。
喜んで捨てる。
税金なんて、本当に出したくなくなります。
国家権力で無理矢理奪われます。
いやいやみんな払っています。
こういういやいやではないよ、
あくまでも仏法を聞かせて頂いたお礼で出される、
それが財施です。

 

受け取った財施は、「浄財」といわれて、
一生懸命法をお伝えすることに使います。

 

そういうお金は私利私欲の為に使ってはならないのです。

そしてまた一生懸命仏法の話をします。
そしてお互いの仏縁が深まっていきます。

 

これが本来のお寺僧侶と檀家や門徒の関係なんです。

現代はどうでしょうか。


今のお寺では法施がされていません。
法施がないのに、葬式法事戒名で、出せ、出せといっています。

 

僧侶としての任務を果たさずに出せ出せという。
バイトでも働かずに給料をくれくれといっていたら、くびになってしまいます。
それでお寺が消えて行くのです。
当たり前の事です。

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posted by 陽葵 at 18:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 仏教

2017年12月27日

仏教を伝える僧侶は生活に困窮しない

浄土真宗の中興・蓮如上人の
「まことに一人なりとも信をとるべきならば身をすてよ、それはすたらぬ」
のお言葉について。御一代記聞書に出ています。

これは仏法者の常の覚悟を教えられています。


たとえ一人であっても信心決定まで導くためには身を捨てなさい、
と言われています。

「身」とは衣食住。

 

衣食住が確保できてなければ生きていく事ができませんので、
大変大事な事です。

 

しかし、仏法をお伝えしたならば、
それで生活が困窮するとか、
生活の心配は要りませんよ、ということです。

 

こういう覚悟で仏法を伝える人が
本当の意味での僧侶ということです。浄土真宗ではこのように教えられているのです。

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posted by 陽葵 at 18:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 実践

2017年12月26日

本願成就文

「本願成就文」とは何でしょうか。

 

お釈迦さまがこの世にお生まれになられらたのは、
阿弥陀仏の本願一つを説かれるためでした。

有名な歎異抄には、冒頭に「弥陀の誓願」といわれているのが

阿弥陀仏の本願です。

 

阿弥陀仏の本願とは、
阿弥陀如来が漢字36文字で

お約束された内容です。

 

しかし、どんなに素晴らしい本願を立てられても
私たち凡夫の浅知恵ではわからないところがいろいろあります。

 

阿弥陀仏が約束せられた本願文はその御心が深すぎて、
凡夫の浅知恵ではわからないところがあるから、
それをブッダが明らかになされたのが本願成就文です。

 

その本願文の御心を他の方よりもよくご存じの
ブッダが漢字40文字で明らかになされたのが本願成就文です。

阿弥陀仏を師匠と仰ぐ弟子の仏が釈尊です。


弟子の使命は自分の先生の御心を明らかにすることをもって、
それを生涯のつとめとします。
弟子の出世本懐とします。

 

ですから、お釈迦さまの真意は、

本願成就文に教えられています。

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タグ:阿弥陀仏
posted by 陽葵 at 13:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 教学

2017年12月25日

親鸞聖人の教えられたこと

信心決定に最も大事なことは、三重廃立です。

これは浄土真宗を開かれた親鸞聖人の主著・教行信証に書かれている内容です。

三重廃立とは、三つの廃立ということです。

 

廃立とは、

廃はすてもの、

立はひろいもの、信ずべきものです。

 

三つというのは、

一つ目は内外廃立

二つ目は聖浄廃立

三つ目は真仮廃立です。

 

この二番目の聖浄廃立は、

仏教の中にも聖道門の仏教と浄土門の仏教と二つありますが、

聖道門の仏教(浄土門以外の一切の仏教で、出家して修行するもの、南無妙法蓮華経など)は

いまだ方便の仏教ですから、

これらを信じていても助からないから捨てよということです。

 

そして浄土門の仏教(これは阿弥陀如来を信じ念仏する仏教)でなければ助からないから、

浄土門の仏教に入れということです。

 

聖道仏教は、阿弥陀如来以外の仏に向かっていますから、

そんな助ける力のないものに向かってはいけない

と教えられたのが聖浄廃立です。

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posted by 陽葵 at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 仏教

2017年12月24日

あなたが参加しているロシアンルーレット

20歳まで生きてこれなかった人も1%くらいいます。

 

いま生きている人は100分の一のロシアンルーレットに勝ってきた人です。
宝くじよりも当たりますよ!!!
人間は平均寿命80歳と聞きますと
80歳まで生きられると思っていますが、
その前に死ぬ人はたくさんいるのです。

 

それでもまだまだ死なんと思っています。

 

しかし親鸞聖人はその明日があると思う心を
みんなもって死んでいっているんだからと言われています。

 

明日があると思う心は絶対死なないと思っている心です。
「今日一日禁酒」
一日我慢して酒を飲まない、
23:59分カウントダウン。
よ〜し飲めるぞ。
でも次の日になると、また今日一日禁酒。
飲めない。
永遠に飲めない。

 

逆にいうと「明日から禁酒」だと永遠に禁酒できない。

 

「今日は死なないだろう」というのは、

永遠に死なないということです。

 

いつ死ぬか分からないのに
いつまでも死なないと盲信しています。
まちがった人生観に立っています。

 

いつ死ぬか分からない。

その一大事を解決するのが仏教です。

 

 

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2017年12月23日

死んだらどうなる

蓮如上人は、

まことに死せんときは、予てたのみおきつる妻子も財宝も、

わが身には一つも相添うことあるべからず。

されば死出の山路のすえ・三塗の大河をば、唯一人こそ行きなんずれ。御文章

と言われています。

 

かねてから頼りにし、力にしていた妻子や財宝は、

死んでゆくときには、何ひとつ頼りになるものはない。

みんな剥ぎ取られて、一人でこの世を去らねばならない、

という意味です。

 

想像してください。
死んでいくときにあてになりますか。
生きているときは金をあなた非常に頼りにしています。
金がないと不安ですし、金があると安心です。
金は非常に私達あてにしているものです。

死んでいくときあてになりますか?
死んでいく本人さんは一枚ももっていけません。
名誉や地位もどうですか?
何にもなりません。
名誉はなんでうれしいかといったら褒められるからうれしいのであって
褒められないのなら少しも嬉しくないです。

金も名誉も地位もあてにはなりません。
女性だと
「好きな人に囲まれて死んだら幸せ〜!!」
とか言う人いますがどうですか?
「いいな〜!!」
とか思うかも知れませんが・・。

好きな人とは皆一緒にいたいんです。
好きな人と一緒におれないときは寂しいことです。
死んだらもう会えないのですよ。
ですから好きな人がいればいるほど苦しいものになります。
生木引き裂かれる思いとかいいます。

 

私達一人一人に言われているお言葉です。

 

では、死んだらどうなる

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タグ:蓮如 御文章
posted by 陽葵 at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 無常

2017年12月22日

生きる意味が分かる本

今から数年前、一年間で一番売れた本が

五木の『人生の目的』だと聞いたとき、びっくりした。

五木寛之は人生の目的はないと書いたのだから。

 

 

ところがそれを親鸞聖人はあるとおっしゃっている。
じゃああるとおっしゃったその答えは何かと

明らかにされるのが教行信証

 

こっちの方こそ全人類にお届けする、
お届けすることによって結局その真実に乾いている人に
恵みの雨を降らせるが如く私たち親鸞学徒が
本当の生きる意味を開顕する年。

これが21世紀です。
素晴らしいね。
わくわくするね。
鉄腕アトムよりもいいよ。
と言うことで私達にしかできない生きる意味の開顕をすべき年だという
感じがするわけです。

 

そこで親鸞聖人はではどのように生きる意味の答えを明示されたのか。

その答えが教行信証の冒頭の
「難思の弘誓は難度海を度する大船、
無碍の光明は無明の闇を破する慧日なり」

 

この教行信証のお言葉を現代語訳するとどうなるのか。

 

 

「苦悩の根元の無明の闇を破られ、

 未来永劫の幸福になるのが人生の目的である」
これが教行信証の総序のお言葉です。


このお言葉は是非覚えて貰いたい決定的なキーワードです。
「弥陀の誓願で苦悩の根元の無明の闇を破られ

 未来永劫の幸せになるのが人生の目的である」

 

どうしたら分かりやすく正確に全人類が知りたいが

答えが分からない人生の目的の答えはこうだぞ、

と親鸞聖人が結論で最初に書かれています。

 

素晴らしいものに出会って素晴らしいと分かる人は素晴らしい人です。
素晴らしいものに出会っているのに素晴らしいと分からない人がほとんどです。
大抵は人生素晴らしいものに会えない人がほとんどですが、
会っていても分からないまま
ウカウカ通りすぎてしまう人もいっぱいいます。

人生の目的の答えはこれだよと。
これは非常に素晴らしいことなんです。

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2017年12月21日

五木寛之の人生の目的

以前、あれは12月の28日でありましたけれど全国放送で、
放映されているズームイン朝という番組があります。

この番組はあそこにもベストセラーランキングが出ていますが毎週毎週全国
で調査しているベストセラーランキング、
これが12月28日は年間ベストセラーを発表していました。

 

その、一番売れた本が『人生の目的』って本です。
『ハリーポッター』でもなければ
『捨てる技術』でもない、人生の目的です。

 

人生の目的というのはさらに2年前の12月、

五木寛之という凄いヘアスタイルした、作家が書いて多くの反響をえた本です。

 

普通は本は一年どころか半年で売れなくなって当たり前だけど

その後は文庫本になって亡霊の如く本屋で平積みになっています。

 

紀伊国屋書店とか三省堂とか、本屋に行くと一旦終わったはずの
人生の目的って本が文庫本になって、3×4くらいでおいてあって、
全ての入口から取れるようになっています。

 

普通は、この人生の目的っていうタイトルの本を出すならこの本を読んだら
その答えが分かるようになっています。
読者はその答えを知りたくて読むんだけど
なぜか人生の目的という本の中にはその答えが書いていないんですよね。

「私も又灯火なき闇夜に生きる人である」と。

 

全部で300ページくらいある本だったと思いますが
なぜ今人生の目的かということから始まって80から90ページあるんだけど、
その後金銭とか肉親とかちょっと関係ないだろうとだんだんそれていきます。

 

それでなぜ今人生の目的かっていうこの章の一番最後の方に書いてあることは
結局自分は判らないという結論になっちゃってるんですね。

だから、この本の一番最初に出てくるのは自殺の問題というのが出てきて、
この日本は経済大国ならぬ自殺大国だと書いているんだけどこんな風に出ているの。

 

「東京都板橋区高島平の高層団地から飛び降り自殺をした父親は二人の子供
を抱きかかえるようにして死んだ。
父親は子供の世話で『つかれた』と言っていたという。
ポケットには十円硬貨がひとつだけのこっていた。
死んだ子供の手帳にはお母さん僕たちが天国からお母さんのことを恨む
お母さんもじ国へゆけと書いてあったという」

こういうくだりから始まって日本では仏教学者の第一人者の
中村はじめという人が、1977年、
今から24年前の事件をピックアップしたところから始まる。

人生には色々の苦しいことがある。
一番愛情を注いで貰いたい母親が突然姿を消す。
もっとお父さんお母さんは仲良くしていて欲しいのに、何時も笑顔があって
暖かい語らいがあって、お父さんお母さんと手をこんな風にしてブランコしたいのに
そういうのがまったくないほど夫婦の中が冷え切っています。

 

家庭崩壊とか幼児虐待とか色んなこと言われています。
23年前にそうだったんだ。
そして、残されたお母さんに逃げられて残されたお父さんと二人の子供が無理心中をして、

四つと六つの男の子が遺書の中にお母さんもじ国へ行けとなっています。

間違え方が何とも言えません。
人間何とも言えず苦しい。
自分にとっても最も愛情を持ってくれる母親を恨んで。
この世で生を受けた人の中で最も悲惨な人と言わずに何と言おうかと書いてあります。

 

じゃあそんなにも苦しい人生、私達はそんな辛い思いをしてまでなぜそんな
に苦しいことがあってでも何故生きていかなければならないのかと

この答えを知ることが大事じゃないの、ということから始まっています。

彼はよく講演をするんだけどそこでよく日本は自殺大国といういます。
この着眼点は非常に素晴らしいんですね。
だけど答えは分かっていない。

これは生きる意味も分からないということです。

こっちのほうがはるかに分かります。

仏教に学ぶ生きる意味

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タグ:生きる意味

2017年12月20日

正信偈の内容

浄土真宗を明らかにされた親鸞聖人が

一字一涙の思いで書き残されました教行信証
圧縮されたのが、正信偈です。

 

親鸞聖人は正信偈の中に

たった一つの正しい信心を明らかにせられました。
親鸞聖人は何を信じてもいいよ!!

そんなこと言われた人ではありません。

 

このたった一つのことを明らかにすることは大変なことです。
簡単にできるなら教行信証はいりません。

 

子供は何かにつけて「何で?何で?」と聞きますが、
そう簡単にたった一つの正しい信心分かりません。
「何でその信心が正しいの?」
「なんでこの信心は駄目なの?」
その質問に一つ一つ答えていかれたのが教行信証です。

 

信心と言いますのは心で何かをあてにする、
頼りにするということですが、
何を信じているかは千差万別、
人それぞれあります。

その中、本当にあて力になる信心は
たった一つであると明らかにしていくことは
簡単な事ではありません。


大変なご苦労だったのです。

しかしその中を親鸞聖人は
永劫多生の目的を達成した熱火の法悦から
何としてもお伝えしてたいというお気持ちで
教行信証を書かれ、正信偈を書かれたわけです。

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posted by 陽葵 at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 信心