2014年09月20日
男児衝突で後遺症 母親に260万円賠償命令
ここ最近、自転車事故に関する報道が多い。とりわけ死亡事故と賠償命令のものが多いが神戸でもその手の記事があった。
神戸新聞NEXT
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神戸市東灘区で2007年12月、小学5年の男児=当時(11)=の自転車に衝突されけがをしたとして、同区の50代女性が男児や母親に約2600万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、神戸地裁の田中智子裁判官は母親に約260万円の支払いを命じた。男児への請求は棄却した。
判決によると、男児は後ろにいた友人の方を振り返りながら自転車で走行。女性は危険を感じて避けようとしたが、男児も女性に気付いて急ハンドルを切ったため衝突。女性は路上に尻もちをつき、両足首をねんざするなどした。
田中裁判官は、女性が事故後にハイヒールで歩けたことなどから「けがは軽傷にとどまる」としたが、「両脚の関節痛が続いており、後遺障害が認められる」と判断。男児に責任能力はなく、監督義務のあった母親が賠償責任を負うとした。
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ここ数年の傾向として、ちょっとしたことでも裁判沙汰になることが多い。これは某法律系テレビ番組の影響で訴訟が身近になったことに由来しているのではと思うが、自転車の事故で後遺症や死亡に至った場合では民事訴訟を起こされるケースがある。
この神戸のケースでは当時小学生5年の男児が女性と衝突し、結果的に「両足首ねんざ」の傷害を与えている事故。男児は「友人の方を振り返りながら走行」とあるので前をきちんと見ずに走行した結果、事故を起こしたことになる。これにより民事訴訟で260万円の支払い命令が判決出ている。男児には支払い能力が無いので監督義務のある親が賠償責任を負うとしている。
「友達と一緒に走っていて、夢中になって前を良くていない」というのはよくあるケースだと思う。それでも事故を起こせば親の責任となり、裁判沙汰ともなれば損害賠償責任を負う可能性もある。自転車に対する教育も大事だが、万が一に備えて自転車保険に加入するのもひとつだ。
※管理人はauが提供している「あうて ケガの保険 Bycle」に加入している。
子供を持つ人で、子供が自転車に乗っている場合は今一度この手の問題を考えてほしいと思う。最後に子供の危険な飛び出しやルール違反の動画を載せておこう。
中学生のT字路からの飛び出し
小学生(低学年?)の飛び出し
子供の信号無視(夕暮れ)
神戸新聞NEXT
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神戸市東灘区で2007年12月、小学5年の男児=当時(11)=の自転車に衝突されけがをしたとして、同区の50代女性が男児や母親に約2600万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、神戸地裁の田中智子裁判官は母親に約260万円の支払いを命じた。男児への請求は棄却した。
判決によると、男児は後ろにいた友人の方を振り返りながら自転車で走行。女性は危険を感じて避けようとしたが、男児も女性に気付いて急ハンドルを切ったため衝突。女性は路上に尻もちをつき、両足首をねんざするなどした。
田中裁判官は、女性が事故後にハイヒールで歩けたことなどから「けがは軽傷にとどまる」としたが、「両脚の関節痛が続いており、後遺障害が認められる」と判断。男児に責任能力はなく、監督義務のあった母親が賠償責任を負うとした。
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ここ数年の傾向として、ちょっとしたことでも裁判沙汰になることが多い。これは某法律系テレビ番組の影響で訴訟が身近になったことに由来しているのではと思うが、自転車の事故で後遺症や死亡に至った場合では民事訴訟を起こされるケースがある。
この神戸のケースでは当時小学生5年の男児が女性と衝突し、結果的に「両足首ねんざ」の傷害を与えている事故。男児は「友人の方を振り返りながら走行」とあるので前をきちんと見ずに走行した結果、事故を起こしたことになる。これにより民事訴訟で260万円の支払い命令が判決出ている。男児には支払い能力が無いので監督義務のある親が賠償責任を負うとしている。
「友達と一緒に走っていて、夢中になって前を良くていない」というのはよくあるケースだと思う。それでも事故を起こせば親の責任となり、裁判沙汰ともなれば損害賠償責任を負う可能性もある。自転車に対する教育も大事だが、万が一に備えて自転車保険に加入するのもひとつだ。
※管理人はauが提供している「あうて ケガの保険 Bycle」に加入している。
子供を持つ人で、子供が自転車に乗っている場合は今一度この手の問題を考えてほしいと思う。最後に子供の危険な飛び出しやルール違反の動画を載せておこう。
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