2018年06月13日
無から有を生み出す4
それから、精神論やなんかもそうなの。
ああなってくれたらいい、うちの旦那がこうなればいい、奥さんがこうなればいい……
ならないよ。
それより、全く変わらなくていい。
この人はこのままでいい、あの人もあのままでいい。
自分の考え方を変えちゃえばいいんだ。
それが精神論だかね。
精神論はあっち変えたいこっち変えたい、じゃないよ。
自分の心の持ち方を変える、ってことなの。
だから、ああ部長、今日また怒らないのかな、って。
ひとつの修行だと思ってれば、今まで嫌だと思ってたことがうれしくてしょうがないの。
それから、俺は負けないぞって。
いくら部長に怒られたって、俺は絶対負けないから、よそで泣き言とか絶対言わないんだ。
「お宅の部長、うるさいでしょ?」
「いや、うるさくないですよ」
って。
「僕のために一生懸命がんばって言ってくれるだけで、ありがたいと思ってますよ」
って。
「あのお説教聞かないとさみしいぐらいですよ」
って言った時に、ものって変わるんだよ。
「この前30分も怒られちゃった」
じゃないの。
「なんだ部長、最近30分しか怒んなくて、根性なくなったな」
って。
「2時間ぐらいはがんばってもらいたいな」
ぐらいの勢いになったとき、ものは変わるんだよ、って。
『無』というものの使い道がわかったとき、はじめて『有』を生かせるんだよ。
『無』を使えない人間が最初から『有』を求めると、必ず『無』に返しちゃう。
若い人、
「お金がないんです」
お金のありがたみを知らないからないの。
「月に僕2万円しか貯金できないんです」
って。
年間24万円か?
1年働いて24万なんだって、重みを知らないの。
だから神様が、
「おまえは重みを知れ」
って、言ってるの。
そういうふうに貯めたお金で、ちっちゃいお店を出すから、どんなちっちゃいお店でも宝に見えるの。
このお店つぶしたくない、と思う。
どんな場末でも、ここに客を呼ぼうと思うの。
「お金が無いからできないんです」
お金がなかったら、ためるの。
「少ししかたまらないんです」
って、その少しずつためている間に、お金のありがたみがわかるの。
自分の、場末の店にでも来てくれた人に、心から
「ありがたい」
と思うの。
だから、全部あなたのためになってるの。
今、無いことを生かしきってないの。
『無』を生かせたとき、はじめて『有』が生きるんだよ。
あることだけを望むんじゃないよ。
そしたら、苦しくなるからね。
どうも、ありがとうございました。
長々聴いていただきまして。
ああなってくれたらいい、うちの旦那がこうなればいい、奥さんがこうなればいい……
ならないよ。
それより、全く変わらなくていい。
この人はこのままでいい、あの人もあのままでいい。
自分の考え方を変えちゃえばいいんだ。
それが精神論だかね。
精神論はあっち変えたいこっち変えたい、じゃないよ。
自分の心の持ち方を変える、ってことなの。
だから、ああ部長、今日また怒らないのかな、って。
ひとつの修行だと思ってれば、今まで嫌だと思ってたことがうれしくてしょうがないの。
それから、俺は負けないぞって。
いくら部長に怒られたって、俺は絶対負けないから、よそで泣き言とか絶対言わないんだ。
「お宅の部長、うるさいでしょ?」
「いや、うるさくないですよ」
って。
「僕のために一生懸命がんばって言ってくれるだけで、ありがたいと思ってますよ」
って。
「あのお説教聞かないとさみしいぐらいですよ」
って言った時に、ものって変わるんだよ。
「この前30分も怒られちゃった」
じゃないの。
「なんだ部長、最近30分しか怒んなくて、根性なくなったな」
って。
「2時間ぐらいはがんばってもらいたいな」
ぐらいの勢いになったとき、ものは変わるんだよ、って。
『無』というものの使い道がわかったとき、はじめて『有』を生かせるんだよ。
『無』を使えない人間が最初から『有』を求めると、必ず『無』に返しちゃう。
若い人、
「お金がないんです」
お金のありがたみを知らないからないの。
「月に僕2万円しか貯金できないんです」
って。
年間24万円か?
1年働いて24万なんだって、重みを知らないの。
だから神様が、
「おまえは重みを知れ」
って、言ってるの。
そういうふうに貯めたお金で、ちっちゃいお店を出すから、どんなちっちゃいお店でも宝に見えるの。
このお店つぶしたくない、と思う。
どんな場末でも、ここに客を呼ぼうと思うの。
「お金が無いからできないんです」
お金がなかったら、ためるの。
「少ししかたまらないんです」
って、その少しずつためている間に、お金のありがたみがわかるの。
自分の、場末の店にでも来てくれた人に、心から
「ありがたい」
と思うの。
だから、全部あなたのためになってるの。
今、無いことを生かしきってないの。
『無』を生かせたとき、はじめて『有』が生きるんだよ。
あることだけを望むんじゃないよ。
そしたら、苦しくなるからね。
どうも、ありがとうございました。
長々聴いていただきまして。
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