敵基地攻撃能力(反撃能力)として購入予定の米国製巡航ミサイル「トマホーク」を巡り、国会で野党から活用に疑問の声が出ている。
トマホークは速度が遅く、迎撃されやすいため、米軍は大量に一斉発射して迎撃を難しくする「飽和攻撃」に用いるが、自衛隊には対応する装備がない。
岸田文雄首相は400発の購入を表明、湾岸戦争開戦時に米軍が使った弾数より多く、導入時期も国産長距離ミサイルと重なるため「多すぎる」との批判も挙がっている。
「(相手の射程圏外から攻撃する)スタンドオフ防衛能力向上のためだ」首相は1日の参院予算委員会で、立憲民主党の辻元清美氏から大量購入するトマホークを「どう使うのか」と問われたのに対し、同じ答弁を繰り返した。
辻元氏が米軍と同様に飽和攻撃で使用するのかとただしたのに対し、浜田靖一防衛相は「日本にはそぐわないかもしれない。飽和攻撃の装備を日本は持っていない」と明かしている。
「トマホークは亜音速と遅いが、海面や地面に近い低空を飛び、一般的な地対空ミサイルで迎撃するのは極めて困難」という話もあるが、これは素人が考える発想で今はそんな時代ではない。
なにしろトマホークは40年前に設計された代物で、敵からすれば、トマホークを撃ったとしてもEEZ水域内で飛んでる間に、敵の超音速ミサイルが日本に飛んで着弾する。
敵からするれば、飛んできたとしても宇宙衛星から見てるので、GPSジャミングされ、簡単に迎撃される。
トマホークの555マイルで飛ぶ遅いミサイル程度なら、一人で撃てる小型のミサイルRPGでなんなく撃ち落とせる時代なのだ。
仮に敵に着弾してとしても、弾道が1000ポンドと小さいので敵戦艦の鋼鉄や敵基地の装甲板を破壊で貫通できない。
対中露の戦いでは日本は70年代式の戦いとなるのだが、これで防衛費増額で税金アップだ。
2023年03月08日
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