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さがら
経済学などを学び、国内で起こる様々な情報や事件、事象などをとりあげている。 また、海外ではアジアを中心にしたテーマを発信しているオリエンタルブロガー
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2023年01月07日

1968年公開『ロミオとジュリエット』当時15才の少女、ヌードシーンをめぐり児童虐待で製作会社を提訴

1968年に公開され、翌年のアカデミー賞に4部門で候補入りを果たした映画『ロミオとジュリエット』だが、主演のオリヴィア・ハッセーとレナード・ホワイティングが、ヌードシーンを巡り製作会社を提訴したことが報じている。
本作は、ウィリアム・シェイクスピアの戯曲『ロミオとジュリエット』を原作に、2019年に亡くなったフランコ・ゼフィレッリ監督が手掛けた作品。1968年に公開されると大ヒットを記録し、第41回アカデミー賞では作品賞はじめ4部門で候補入りを果たしたが、その一方で、ベッドシーンに当時15歳のオリヴィアの大人の女性のような膨らみをおびたふくよかな胸と、16歳だったレナードの臀部が映っていることから、未成年のヌードを巡り物議をかもしてきたという。
2人は当初監督から、ヌードの撮影はなく、肌色の下着を着用の上、撮影を行うと説明を受けていたそう。
ところが撮影の終盤になり、監督がヌードがなければ映画が失敗すると言い出し、撮影を懇願されたというのだ。
監督はカメラの位置を示し、ヌードは映ることも公開されることもないと保証したが、監督の不誠実によって、2人は知らないうちに裸を撮影されたと主張している。
これにより、2人は公開以来55年にわたって、精神的苦痛と感情的苦痛に悩まされ、仕事の機会も失ったと訴える。
映画は大ヒットし、評価されたにも関わらず、本作以降、2人の演技のキャリアは限定的だとし、5億ドルの損害賠償を要求している。
なお、監督のゼフィレッリは2019年に他界している。


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