産業革命が起きた19世紀のイギリスの労働体制、「1日8時間を週5日、合計40時間」は現在でも変わっていない。
そんな中、イギリスの企業100社が週4日勤務を導入するキャンペーンに署名し、給料の引き下げなしの週4日32時間勤務の働き方を導入することに同意した。
今回週4日勤務を導入した企業は、従業員が合計2600人でイギリスの労働人口全体からすればごく一部だが、より大きな社会変革の先駆けになると噂されている。
イギリスの非営利団体「4 Day Week Campaign」は公式サイトで「週5日、9時から5時という働き方は時代遅れでもはや理にかなっていません。私たちは100年前に週末を発明しましたが、労働時間のアップデートは長年の悲願でした。これにより、私たちは働くために生きるのではなく、生きるために働く社会を実現することができるのです」と訴えた。
キャンペーンのディレクターであるジョー・ライル氏は、「多くの企業にはインフレ率に対応する10%の賃上げをする余裕がないため、代替案として給料据え置きの週4日勤務が検討されているというケースが増え始めています」と述べて、企業が不況の長期化に備える中で週4日勤務を導入する機運が高まっているとの見方を示した。
週4日勤務を導入している企業の多くはテクノロジー、イベント、マーケティングを始めとするサービス業界の企業のようだが、4 Day Week Campaignによると、近年は製造業や建設業の雇用主もキャンペーンに参加するようになってきているとのこと。
また、「週休3日制にまつわる議論は、週休2日制を定着させることになった19世紀の議論との類似点が多くあります」と指摘する専門家もいるようだ。
私はすでに週休5日制だが、当然カラダはラクだ。
週休5日制に慣れてしまうと、この生活が当たり前のようになる。
特別な生活なのだろうが、私にとっては世間一般も週休5日制が当たり前の感覚すらなる。
こうなると、週5日で働くなんてまったく思わない。
なれとは恐ろしい・・・・
2022年11月29日
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