10月21日23時30分前後に日本政府が為替介入し、一時約5円もの円高になった。
その後は円安になったものの再び円高になっている。
これは12月のアメリカの利上げが0.75%から0.5%に利上げ幅を縮小するかしないかを議論される可能性が高いからだ。
今までのアメリカは行き過ぎたインフレを抑制する為に利上げ幅を上げ金融引き締めを行ってきた。
さらに12月には1%の利上げをするかもしれないと噂されていた。
これが、0.5%になるかもしれないのだ。
つまり、「ドル高円安は止まるのではないか?」というのが市場での見方になる。
また、バイデン大統領は「ドル高は問題ない、アメリカは強い」と発言していたのだが、21日の為替介入ではニューヨーク市場の時間帯であることから日本政府はアメリカの了承を得ていたと考えられる。
このことから、じつはアメリカはそこまでドル高を望んでいないかも知れないという憶測がたつ。
だとすれば、これから日本政府は為替介入のハードルが下がりやりやすくなったと言えるのではないだろうか。
しかし、このドル高円安は日米の金利の差が要因になっているため、アメリカが金利を下げない限り根本的な解決にはならない。
たとえドル高になろうと、円高になろうと私は構わない。
ドル高になれば為替で利益を得て、円高になればドルが相対的に増えるので米株をその分多く購入できる。
私にとって仮に円高でも望むところだ。