年齢別では75歳以上が1937万人で総人口の15・5%を占める。
65歳以上の高齢者の人口は前年より6万人増えて3627万人、総人口に占める割合(高齢化率)は29・1%となり、それぞれ過去最高を更新した。
高齢人口に占める就業者の割合は25・1%、65〜69歳に限ると、割合は50・3%となり、初めて5割を超え、政府は、人口減による人手不足対策として、高齢者の就労を後押ししている。
日本の高齢化率は世界200カ国・地域(人口10万人以上)のうち最高で、2位イタリア(24・1%)、3位フィンランド(23・3%)を大きく上回る。
国立社会保障・人口問題研究所の推計では、第2次ベビーブーム世代が65歳以上になる2040年には、総人口の35・3%が高齢者になると見込まれている。
労働力調査によると、昨年の高齢者の就業者数は過去最多の909万人。18年連続の増加となった。