アメリカザリガニは日本で生態系などに被害を及ぼす外来生物として規制する対象だが、中国ではそのアメリカザリガニを食べる。
中国のインターネット上で「日本人はおいしいものを知らない」などと報じられているが、私も子供の頃アメリカザリガニを食べたことがある。
私の父親はまるで「またぎ」のような人間だった為、カエルやとり、アメリカザリガニなどをとって食べていた。
アメリカザリガニの味は「エビ」そのものだ。
「アメリカザリガニ」と言わなければ気がつかないほどだ。
カエルの足は「とり肉」のようで、こちらも「カエル」と言わなければ気がつかないだろう。
環境省などによると、アメリカザリガニは1927年に食用ウシガエルの餌として米国から日本に輸入されたようで、当初は20匹ほどだったが、旺盛な繁殖力で瞬く間に日本全土に拡散したという。
潜江市のザリガニ博物館によると、30年代に日本から中国・江蘇省に持ち込まれ、それが長江中下流域など中国各地に広がったという。
当初、食べる人はあまりいなかったらしいが、90年代以降、調理法や養殖技術の向上で徐々に人気の食材となり、今では中国全土で食卓に上るようになった。
大皿のザリガニを大勢で囲んで食べる光景は夏の夜の風物詩となっているという。
2022年08月23日
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