2022年度の最低賃金の引き上げ幅(目安)について、「中央最低賃金審議会」(厚生労働相の諮問機関)の小委員会が全国加重平均で「30円以上」の額とすることで最終調整に入ったことが報じられました。
8月1日に最終協議に入り、同日中に決着する見通しで、円安などによる物価高騰を考慮した結果、実現すれば過去最大の上げ幅になるそうです。
最低賃金は全ての労働者に適用される時給の下限で、現在の全国平均は930円となっています。
労使の各代表と有識者委員で構成される国の審議会で目安を毎年示し、目安を参考に各都道府県の審議会で確定させていて、その結果、物価高に加え、中小企業などでも賃金が上がっている背景を踏まえ、30円以上の引き上げに踏み切る見通しのようです。
新たな最低賃金は、10月ごろから各都道府県別に適用します。
2022年08月01日
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