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さがら
経済学などを学び、国内で起こる様々な情報や事件、事象などをとりあげている。 また、海外ではアジアを中心にしたテーマを発信しているオリエンタルブロガー
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2022年07月22日

世界保健機関(WHO)によると「致死率90%の出血性ウイルス」が確認された。

世界保健機関(WHO)によると、致死率の高いマールブルグ・ウィルスによる感染症が報告されていると発表した。
感染症の発生を公表した国は、西アフリカのガーナ政府で、患者2人はこのほど、南部アシャンティ地方の病院で死亡したという。
ガーナの保健当局は、98人を濃厚接触者として隔離している。
マールブルグ・ウイルスは、エボラ出血熱を引き起こすエボラ・ウイルスと同じ、フィロウイルス科に属するようで、潜伏期間 は3-10日高熱、頭痛、だるさが急に生じる 筋肉痛も多く見られ、発症 数日後に下痢、腹痛、胸痛、悪心、嘔吐などが出現する 下痢が長期間続くことで脱水に陥りやすい。
発症から5-7日頃には 吐血 や 下血 、 紫斑 などの出血傾向が見られる
悪化すると、ぼーっとするなどの 意識障害 や、行動のつじつまが合わない錯乱状態になるなどの神経症状が出るという。
マールブルグ病の治療法はなく、対症療法のみである。
水分をたくさんとり、発症する症状を治療することで、生存率が高まると医療関係者は話しているが、まずたすからないと考えていい。
マールブルグウイルスの自然界からヒトへの感染経路は不明であるが、このウィルスは多くの場合、アフリカの熱帯雨林に生息するオオコウモリ(フルーツバット)が媒介する。
そして感染者の体液に触れることでも感染する世界保健機関(WHO)によると、アフリカではこれまでに、アンゴラ、コンゴ民主共和国、ケニヤ、南アフリカ、ウガンダで、感染症例が報告されていて、マールブルグ病が初めて確認されたのは1967年、当時の西ドイツ・マールブルクで、7人が死亡した。
2005年にはアンゴラで200人以上が死亡、記録上は、最大規模のマールブルグ・ウイルス集団感染だった。
まだ遠い国の話ではあるが、注目してほしい。


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