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Amazon.comが12日（日本時間）に始める毎年恒例の会員向けセール「プライムデー」に便乗したフィッシング詐欺に注意喚起した。
Amazonをかたるフィッシングはすでに増加傾向にあり、1日当たりの平均数は7月第1週時点で6月に比べ37％増えているという。
Amazonが日本向けに提供しているサービスのユーザーを標的にしたメールもあったようだ。
「Amazon」という言葉に関連するドメインが、6月中に約1900件増えたことも確認、このうち約9.5％は、実際にフィッシングなどの危険があるドメインだったとしている。
同社によれば、プライムデーの前後は毎年フィッシング詐欺が増えるという。
2021年6月の開催時には、フィッシングメールが21年5月比で86％、偽サイトへ誘導するURLは同16％増加。22年も同様の傾向になる可能性があるとして、不自然なメールなどを受け取った場合はリンクをクリックせず、削除するよう呼び掛けている。