卵はタンパク質などの栄養が豊富だが、最近の新たな研究により、適度な卵の摂取は「心臓病や脳卒中のリスクを減少させる」ことが判明したという。
これは、北京大学の研究結果であるが、「卵の消費量が少ない人は卵を定期的に食べている人に比べて、血液中にある心臓病に有益な代謝物は少なく、有害な代謝物は多い」との事。
さらにこの結果について、論文の共著者である北京大学のCanqing Yu氏は「今回の研究結果は、適度な量の卵を食べることが心臓病を予防することにつながることの裏付けとなるかもしれません。卵の消費量と、心血管疾患のリスクの関係の中でコレステロールが果たす因果関係を検証するためには、もっと研究が必要です。中国では、卵を1日1個食べることが推奨されていますが、実際の平均摂取量はそれより少ないことが分かっています。私たちの研究は、心血管疾患のリスクを下げるために、国民に適度な卵の消費を奨励する戦略がもっとたくさん必要だということを強調しています」と述べている。
2022年06月08日
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