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さがら
経済学などを学び、国内で起こる様々な情報や事件、事象などをとりあげている。 また、海外ではアジアを中心にしたテーマを発信しているオリエンタルブロガー
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2022年05月13日

仮想通貨大暴落、紙くずになった仮想通貨も・・・・。

時価総額ランキングトップ10圏内でもあった仮想通貨「Terra(LUNA)」の価格が99%以上下落し、投資家たちに大きなダメージを与えている。
LUNAはアメリカドルと1対1で連動するように設計された仮想通貨「TerraUSD(UST)」を支える仮想通貨でだったようで、USTの開発元であるTerraform Labsが独自の仮想通貨であるLUNAを発行して1ドル相当のLUNAを1USTと交換できる仕組みを構築しており、常に1UST=1ドルに近づけるようにLUNAとUSTの発行枚数が調整されていたようだ。
USTの価格が1ドル未満になると、投資家の間にはUSTを買ってLUNA(1ドル)と交換しようとする動きが見らていたが、LUNAそのものの価格が安定しない状況が続いたため、手に入れたLUNAを即時売却する動きが重なってしまい、LUNAの価格は下がり続ける一方になってしまったという。
こうしてLUNAおよびUSTの価格は急落し、2022年4月に最高116ドル(約1万5000円)に達していたLUNAは、2022年5月の第2週に価格を99.99%下落させ、記事作成時点では0.006ドル(0.77円)、USTの価格も0.14ドル(約18円)にまで下落、紙くず同然となってしまった。
もちろんビットコインやイーサリアムなどが軒並み暴落中。
そんな中、大手仮想通貨取引所のCoinbaseで一時資金の取り出しができなくなったと報じられた。
Coinbaseは業績の悪化に伴い株価が大きく下落しており、万が一Coinbaseが経営破綻するようなことがあれば、顧客が同社に預けている資産が引き出すことができなくなると警告されている。
懸念の高まりを受けて、Coinbaseのブライアン・アームストロングCEOは「破産のリスクはない」との声明を発表したが・・・・。
Coinbaseへの懸念は、同社の決算報告で業績悪化が明らかになった上に、Coinbaseが「万が一破産した場合は顧客から預かっている資産が差し押さえられる可能性がある」との見方を示したことで拍車がかかっている。
銀行に預けている顧客の資金は法律で保護されているため、もし銀行が破産してもアメリカの場合は最大25万ドル(約3200万円)、日本の場合は1000万円まで保護される。
しかし、仮想通貨取引所にはそのような法規制がまだ行われていないため、Coinbaseはいざという時はユーザーの口座の仮想通貨に手をつけることが可能だとささやかれているのだ。
懸念の高まりを受けて、CoinbaseのアームストロングCEOは「破産のリスクはありません」とツイートした。しかし、アメリカ証券取引委員会(SEC)は「裁判所が破産手続きにおいて顧客の資産を会社の資産の一部とみなす可能性が、低いながらもあり得るということです」と述べている。
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