前回16年調査では61.5歳だったが、路上生活が10年以上続いている人が4割を占め、高齢化と長期化が浮き彫りとなっているようだ。
年代別では70歳以上が前回調査の19.7％から34.4％に増加、60歳以上が7割を占めているという。
新型コロナの影響で路上生活を始めた人が6.3％となっている。
「生活保護をもらえばいい」という人もいるかもしれないが、身内や親戚関係に「この人は今、こうした状況になっているので、支援できませんか。」という連絡をされるのが嫌な人間もいる。
理由は様々だ。
高齢になれば、身体も衰え働きたくても働けないといった状況に陥る。
年齢制限で仕事も見つからない。
年金も引き上げられて、受給も受けられないとすれば、６０代以上が生活に困窮する可能性が高いといった結果になる。
今から生活防衛を考えないと、他人事とは思えない状況になるかもしれない。
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