「なぜ猫はいつも寝ているのか」猫と眠りを研究する科学ニュースサイト、「ZMEサイエンス」がこう説明している。
最初に理解すべきなのは、基本的に猫は夜行性で日没から日の出までの時間に最も活動的になるという。
それは、生きていくためのエサを確保するため、猫は日没時に目を覚まし、夜明けまでの間に狩りをする必要があったのだ。
狩りは多くのエネルギーを必要とする為、猫は体を休めてエネルギーを確保、日中に多くの睡眠をとる習慣を身につけた。
現代では多くの猫がペットとなっているが、野生で生きていた時の習慣で、現代でも日中に多くの睡眠を取っているようだ。
猫は通常、1日12〜14時間の睡眠を必要とするが、猫によって必要な睡眠時間は異なり、子猫や老猫は20時間ほど眠ることがあるほか、12時間ほどの睡眠で問題のない活動的な猫もいるという。
また睡眠は猫にとって「エネルギーの節約」「筋肉の修復」「免疫力の向上」といった健康面での役割があり、猫の食事は肉・魚・牛乳など主にたんぱく質で構成されているため、たんぱく質を完全に消化するためにも十分な睡眠が必要不可欠のようなのだ。
日中における猫の眠りはほとんどが浅い「昼寝」であり、睡眠の25%は、脳の活発な活動を伴うレム睡眠で、猫は人間と同じ恒温動物であり、寒い日には体温を保つためにより多くのエネルギーが必要になることから、雨の日にはよく眠るとの事。
レム睡眠の最中にある猫の手足がけいれんしたり、ひげが動いたりする様子を目にすることがあるが、こうした時、猫は夢を見ているようで、過去の研究には、猫の見る夢が「狩りを行っている」可能性を論じている。
私が以前飼っていた猫は寝ている際、いつも口をもごもごさせてエサを食べている夢のような印象だった。
きっとご飯が大好きだったのだろう。
2022年01月23日
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