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2022年02月01日

心がぶれる

先日、教員としての『喜怒哀楽』について述べたが、思春期を迎えた子どもたちにも、心を揺さぶられない努力は必要だ。

野球部の練習中もすぐにキレてしまうA君と、すぐに萎えてしまうB君がいる。

A君はいままで元気に出していた声が、突然聞こえなくなるので、すぐにそれと分かる。
自分ができなかったことを他の人に指摘されると、たいてい激しく怒り出す。

だが、私はそれを認めない。
できないプレーで、いちいち怒っていたら、きりがない。その中で、どう自らの心を落ち着かせ、コントールできるか、が大切だからだ。

A君にはまだまだ難しいのかも知れないし、ひょっとしたら大人だってできないことなのかも知れないが、せっかく野球を通して縁ができているのだから、私はその部分では妥協しない。

すると、その日の日誌にはちゃんと反省している。
自らの行為が軽率で、自分の心を制御できなかったことを悔やみ、次の日に向けた希望の言葉を書き連ねているだ。

これは成長だ。

中2の三学期になり、ずいぶん進歩した。
プレーそのものも上手くなってきているので、とても良い。

一方B君は、まだ中1だが、こちらもなかなか自分の心をコントロールできずにいる。

基本のプレーはできるようになってきたが、少し状況が変わるとパニクってしまう。
そうなると、自分を責め、できない自分に怒りを覚え、はたまた声が消える。

私は、「あら、またB君、萎えたか…」と気づく。
それはちゃんとキャプテンも分かっていて、たいてい私が気づいた直後に、声を掛けている。

「萎えたか!」

だが、そう言われて簡単に吹っ切れるB君ではなく、たいてい練習の最後までそれを引きずっている。

そうそう、もう一人、中1のC君も難しい。

週に一度くらい気が向いた時に練習に来て、機嫌良くやっている時はいいが、なかなかプレーができないと、ぼやきだし、元気がなくなり、ただただ立っているだけになる。
同じく心のコントロールができないのだ。

「簡単に心がぶれてはいけない!」
と、私は叫ぶ。

元気よく返事ができるのはA君とB君だ。

C君は翌日からまたしばらく来なくなる。
まだまだ時間がかかりそうだ…。
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