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2021年10月20日

満月

10月の満月は晴れた。

このところ冷え込みが厳しくなってきたが、そんな空気の中に輝く満月は、とても美しい。

本来は十三夜がお月見のようだが、その時は曇っていた。
だが、月はやはり満月が美しい。

この美しい満月を撮影するのは、そう簡単ではない。

私も、何度もチャレンジしているが、未だに満足のいく写真は撮れずにいる。

-14等級の明るい月は、露出オーバーになると輪郭が崩れ、露出不足だと貧弱な写真になる。

併せて、望遠すればぶれやすくなり、広角レンズでは、月であることが分かりにくい、
全景に植物などを同時に映り込ませようとするならば、さらに難易度は高くなる。

それぞれお露光時間も違うし、距離が違うのでピントも変わる。

そんなことを考えながら、私は昇ったばかりの月を見る。

「すげ〜、でっけ〜。」
中1の生徒が叫ぶ。

月でも太陽でも、地平線近くでは大きく見える。
赤っぽく見えるのは大気のせいだが、大きく見えるのは目の錯覚である。

腕を伸ばしてた状態で持った五円玉の穴にすっぽりと入ってしまうほどのサイズなのだ。

中3の生徒が言う。
「月を見て美しいって思うのは、日本人くらいなんですよね…。」

おそらくその通りだろう。

日本では、古来より自然に感謝し、その姿に畏敬の念を持つ。
月明かりのある夜は、灯りなしで歩くことができたのだ。

「今日は満月だけど、月を見たか?」

私はたいていそう生徒に語りかける。

その半数以上が「見た」という。

私と関わりのある生徒が、だんだんと増えてきているということだろう…。




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