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2021年06月18日

蛍の光

中1全員で蛍観察に出掛けた。
毎年この時期、時間を作って、近隣のゲンジボタルを見に行く。

私の隠れ家の裏手も蛍スポットなのだが、この辺りは、いろいろなところで蛍が見える。

生まれて初めて蛍を見た生徒もいるのだろう。
幻想的でありながら、力強く輝く蛍の姿は、人の人生を振り返させる…。

ちょうど近所の親子も蛍観察に来ていた。
だが、彼等は懐中電灯を振り回し、せっかくの暗闇を台無しにしてしまった。

私たちの安全確保のために照らしていてくれたのかも知れないが、蛍は暗闇で見る方が美しい。

田んぼの用水路に生息しているようだが、このあたりは蛍の生息に有害な農薬は使われていないのだろう。

何年か前までは、蛍の写真撮影にチャレンジしていたが、最近はやめてしまった。
もっと蛍の個体が多くないと、見栄えのする写真にはならないのだ。
それに、三脚等の機材も必要だし、その後の画像処理もやらねばならない。

写真でそのまま自然の一部を切り取ったような写真になりにくいのが、蛍の写真でもある。

だから、今年は彼等の姿をじっと見ているだけだった。
その光は、心に安らぎを生む…。

 また光った
 あの
 和らかな光
 小さな体から出る
 やさしい明るみ
 なのに
 電灯なんかより
 強いものが
 心に残る

 そう
 それは生きているあかし
 感動を与えるぬくもり
 美しくて
 そしてどこか
 さびしくて
 命をかけて
 田に
 川に
 心に
 灯をつけようという
 使命にも燃える姿

 ああ
 心の底より
 『美しい』を得たのは
 いつぶりか

 ほたるは僕に
 『感動』の一灯を残す

蛍観察後、S君の書いた詩である。




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