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2021年06月08日

入試問題

中間試験が終わって最初の教科会は、来春行われる中学および高校の入試問題案の提出日だった。

数学科の先生たちで分担して、それを検討、調整して教科としての案を出す。
その第一歩というところだろう。

私自身も、中学入試、高校入試とも分担された問題があって、このところ温めていたものを、提出した。

まだ本格的な検討には入っていないが、この先修正を加え、入試問題になるのだろう

問題作成は、机に向かってうんうん…言っている中に出てくるものでもない。
「こんな問題どうだろう…」、と思って、しばらくの期間、折に触れて考えていると、何とか形になっていく。

レベルの設定も必要だが、何と言っても、私は「面白さ」が大切だと思うし、いつか、問題が転載されたとき、学校としての看板として恥ずかしくない問題であることも必要だろう。

私立学校では、独自に問題を作るので、皆で分担することが多いのだ。
私も、これまでたくさんの問題を作ってきた。

もうすでに忘れてしまったが、作問中は、何となく楽しかったことだけは覚えている。

「丹澤先生の問題、いつも難しくて、なかなか受験生が解いてくれないんだよね…。」

しばしばそういう声も聞くが、「もっと易しい問題しろ!」という意思表示ではないようなので、この先も、面白い問題作りをしていきたいと思う。

難関中学の入試問題は、大学入試問題の焼き直しである場合も多いのだが、私はあまりそういう手は使わない。

作問には出題者の意図がある。
それは、数学の先生たちの意図でもあり、学校としての意図でもある。

以前、ほとんど私一人で入試問題を作ったことがある。
その時には、入試前後で、私は体調を崩した。

受験生たちの思いが、私に一点に集中して、念波が私を襲ったのだ。

以来、そういうことはないが、作問には念力も必要のようだ。

多くの作問をしている先生方も、同じような思いをしているのだろう…。





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