2021年05月29日

小学生と中学生

中学生になって一番最初の試練は、もしかしたら、「先輩と良好な関係を築く」ことかも知れない。

どこの学校でも、小学校から中学校へ進学した際にはギャップがあって(中1ギャップ)、そのギャップにうまく適応できない生徒がいるようだ。
近隣の学校では、そのために中学校と小学校が積極的に交流している。

いままで友達だと思っていた人が、急に先輩として見なくてはいけなくなり、呼び捨てからさん付けや、先輩と呼ぶ。敬語も使う。

楽しく先生と関わっていたのに、中学の先生は怖い。
話しかけにくい。
すぐに職員室に帰ってしまう。
遊んでくれない…。

確かに小学校とのギャップは大きい。

それでも、私立学校に来るくらいだから、相応の覚悟の元に入学してきたかつての生徒たちは、それほどそのギャップを感じることはなかった。

だが、昨今は違う。

あからさまに幼いのである。
成績も下がったという面もあるが、成績が低いということは、基本的な生活習慣の確立ができておらず、勉強に対する意欲や集中力も低いという傾向がある。
行動も刹那的で、考えて行動するというよりも、反射的に動く。
発言も、思いついたことを言い、その場の雰囲気や、状況を把握できない。

そんな中で、思い通りにならないことが、ギャップになるのだろう。

中学当初は、先輩から優しく接してもらえ、言葉遣いなども大目に見られるのだろうが、だんだんと、先輩たちの目は厳しくなる。

逆に、それが理解できずに先輩になった場合、今度は後輩の行動や発言に傷つく…。

学力低下は、生活面にも大きな影響を与え、教員としての仕事の柱をさらに何本も打ち立てる。

変わらない中に、変わって行く姿に対処していくのが教員だが、老体にはやや重い…。




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