2022年07月09日

タブレットパソコン

近隣の公立学校では、ここ何年間かで、急ピッチでエアコン設置が進んだ。最優先で学校の教室の冷房化を進めたのである。お陰で、この夏も何とか乗り切れていると言う。

一方、タブレットパソコンも、全生徒に行き渡らせることができたと言う。これは、コロナ禍の遠隔授業対策のため、こちらも最優先で整備を進め、どの学校でも、一人一台のパソコンが使えるようになった。いつの間にか、私の学校の環境を越えてしまった。

もっとも、私の学校では、もともと「一人一台」の計画はなく、またその必要性も感じていない。コロナ禍にあっても休校をしたこともない。

今のところ、私の地域では、タブレットパソコンを媒体とした重大な事案は起こっていないが、全国では、生徒の情報リテラシーの不足から、生徒の愚かな行為が絶えないようだ。
おそらく学校現場では、また新たな指導が追加された。

働き方改革と言いつつ、教員の仕事は毎年増え続けている。

先日、近隣の先生とお話する機会を得たが、「夏休み前は、報告書の作成ばかりでたいへんだ」とお話しされていた。一部具体的な内容をお聞きしたが、「こんなもん必要なのか」、と思うものも多かった。

教育現場で、新しい企画や方法が導入されるのは良いことだが、その分、体系的破棄というか、なくならなくてはならない仕事が必要だと思う。

教育の世界で大切なのは、人と人との関わりだ。
その部分が制限されてしまうならば、どんな文明の利器を使ったとしても、十分な教育活動はできないだろう。

私も大会などに行くと、生き生きとした若い先生が、生徒に熱く語り指導している姿を見るが、この情熱こそ教育でもっとも大切な部分であるように思う。

以前、ある人が、病院で診察してもらったとき、「医者が全然私を見てくれなかった」という話を聞いた。医者は電子カルテの入力のために、ただただパソコンの画面に向かい、患者を診なかったという。

教育の世界でも、同じようなことが起こってはいけない。

タブレットパソコンって、そんなに役立つものなのかな…。
そんな思いが湧いてくる。





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