2022年05月21日
薬草ドクダミの多種多様な働き
日本には古くから薬草としてドクダミがある。
ドクダミは日陰に生える薬草であり、決して珍しい薬草ではない。
旧家の家の陰や山間地や普通の野山の木陰などに自生している。
その効能について説明する。
薬草は現代の化学合成された薬と違い、副作用が少ないのが利点である。
また、化学合成の薬はその病気の治療目的にのみしか作用しないが、
薬草はその病気以外にも健康効果の範囲が広いため、
有る特定の病気を治そうと内服しているうちに他の持病まで改善する例が多い。
ドクダミの使用方法は干して乾燥したものを内服する方法と
生のままを用いて塗る方法の二つに大別できる。
まずは内服でよいといわれる疾患を以下に記する。
高血圧、血管の強化作用、脳卒中、心筋梗塞予防、ボケ防止
便秘、更年期障害、生理不順、膀胱炎、腎機能強化、アトピー性皮膚炎、
糖尿病、消化器の潰瘍、前立腺肥大、眼精疲労、痔など
次に塗って効果がある病気を記します。
抗菌、殺菌作用(デカノイルアセトアルデヒド成分)
腫れ物、アトピー性皮膚炎、ニキビ、吹き出物、水虫、たむし
擦り傷、切り傷、虫さされ、虫よけ、蓄膿症、中耳炎、
口内炎、歯槽膿漏(ドクダミ汁を薄めてうがいする)
以上からドクダミには血流改善作用、抗炎症作用、ホルモンバランス調整作用、
抗菌作用、血管強化作用などの動脈硬化抑制作用など多くの効能があることがわかります。