2022年01月06日
現代の武士道は相手に頭を下げること
武士というと時代劇のチャンバラの様に、すぐに刀を抜いて戦うイメージがある。
しかし、武士はそう簡単に刀を抜かなかったと言われている。
なぜなら、いったん刀を抜いたら相手も刀を抜くわけだから、どちらかが死ぬまで戦うことになる。
自分の感情に任せて刀を抜いたら自分も相手も命が亡くなることを意味する。
よって、最後の最後まで無用の損失を避ける努力をし、互いの利益を守るために、無用の争いは好まず
自分のこころを自制する感情を抑える強いこころがと倫理観念が必要だったと考えられる。
それを現代の私生活や仕事に当てはめれば、無用の争いやお互いの不利益を回避する手段として
自分の感情を抑え、相手に頭を下げることが重要だと考えられる。
むやみに自己の主張を押し通したり、社会に不利益になることを行うことは武士ではなく
愚か者のすることだと思う。
ただどしても戦う必要がある時は意を決して戦う。
その戦うときというの、自己の利益よりも社会の利益にためになる場合があると思う。
例えば一方的に不法なことをされたり、国の利益を相手国から一方的に侵害されることを防ぐ
防衛などがあると思う。