2023年05月09日
5回戦@岐阜 広島1−0中日 床田投手7回無失点好投で3勝目!野間選手値千金の決勝タイムリー!中部学院大出身の2選手が躍動!
【広島】“ご当地選手”が連敗止めた!7回無失点床田&決勝打の野間「特別な思いありました」
5/9(火) 22:35配信
日刊スポーツ
中日対広島 試合終了、野間を迎える床田(左)(撮影・森本幸一)
<中日0−1広島>◇9日◇岐阜
広島が“ご当地選手”の活躍で連敗を3で止めた。金華山頂上から岐阜城が見下ろす岐阜で、同球場でリーグ戦を戦う中部学院大出身の2選手が躍動。床田寛樹投手が7回を7安打無失点で投げきり、野間峻祥外野手が決勝打を放って後輩左腕の3連勝を援護した。
夢の出発点のグラウンドだ。ここから人生を切り拓いた。「思い出のある場所だし、いい姿を見せられたと思う。(試合前に)ストレッチしているときから『頑張れ』という言葉をもらって、勇気をもらいました」。床田がヒーローインタビューに感謝を込めた。7回2死一、三塁で力を振り絞り、大島を見逃し三振に打ち取った。気迫の投球に、野間が報いた。
8回、秋山の二塁打から生まれた1死一、二塁の得点機。ファウルで粘り、中日祖父江の8球目を捉えて決勝打に。「岐阜でやるということで特別な思いもありましたし、チームが勝てて良かったです。床田に勝ちも付きましたし」と5月初安打、4月27日中日戦以来の打点を振り返った。新井監督は「彼らが育ったというか、思い出が詰まった球場。よかったんじゃないですか。大学時代に力をつけた球場で活躍できた」とねぎらった。12試合連続ビジターの初戦を取り、5割復帰へあと1勝とした。【堀まどか】
正直、もっと楽な展開で勝てる試合だったと思います。打線は13安打しながら、得点はわずか1点でした。しかし、勝ちは勝ちなので、ヨシとしましょう。
今日の打線は西川選手が2番、坂倉選手が5番、野間選手が6番、矢野選手がショートで8番に入りました。
中日先発の福谷投手に対し、1回表1アウト1、3塁と先制のチャンスでしたが、マクブルーム選手はセカンドフライ、坂倉選手はセカンドゴロに終わりました。2回表も2アウト1、3塁のチャンスでしたが、菊池選手が空振り三振に倒れました。
3回表も1アウト1、3塁のチャンスでしたが、坂倉選手がファーストゴロ、野間選手がセカンドライナーに倒れました。4回表も2アウト2塁でしたが、菊池選手が空振り三振に倒れてことごとくチャンスを潰しました。この4回までに8安打を放ちましたが、先制点を奪えませんでした。
6回、7回もヒットが出て7回まで10安打を放ちましたが、8残塁で本塁が遠い状況でした。朝山、迎両バッティングコーチは猛省が必要です。
先発の床田投手は1回裏、1アウト1、3塁のピンチでしたが、中日石川選手をピッチャーゴロ併殺打に取りました。その後もランナーは許しましたが、要所を締めるピッチングで7回104球を投げて7安打、1四球で無失点に抑えて降板しました。今日の床田投手は決して良かったとは言えませんでしたが、粘りのピッチングで中日打線を0に抑えました。
8回表、ようやく打線が奮起します。中日3番手の祖父江投手に対し、先頭の秋山選手の2ベースから1アウト1、2塁とすると、野間選手がセンター前にタイムリーを放ち、1−0と先制しました。
8回裏は島内投手が3者凡退に抑え、9回裏は矢崎投手が3人で抑えて、1−0で勝利しました。島内投手のピッチングが安定してきました。制球力が抜群に良くなってきた感じがします。勝ちパターンでも十分使えそうです。矢崎投手は当分の間は守護神で行ってもいいと思います。
今日は長良川球場にゆかりのある床田投手と野間選手の活躍で勝利しました。もう1人ゆかりのある菊池選手も今日は猛打賞の活躍でした。
これでチームは14勝15敗の借金1としました。明日5割をかけての試合となります。それにしても、両外国人のバッティングは最悪ですね。今日はマクブルーム選手、デビッドソン選手共にヒットを1本ずつ放っていますが、内容が…。
思い切って2人を外して、若手の生きのいい選手を起用するタイミングに入ってきたと思います。2軍で調子を上げている林選手を4番に抜擢するなど、思い切った策を講じて欲しいですね。
さて、明日あさってはバンテリンドームで中日戦です。明日のカープの先発は九里投手、中日は涌井投手です。ロースコアの展開が予想されますが、九里投手が味方が先制するまで、どれだけ我慢できるかがカギになりそうですね。明日も勝って勝率5割にしましょう!
床田投手が岐阜長良川球場で凱旋登板!
広島 床田 長良川球場で凱旋登板 「大学を思い出しながら投げたい」
5/8(月) 16:58配信
デイリースポーツ
練習を終え、笑顔を見せる床田(撮影・田中太一)
広島の床田寛樹投手が8日、マツダスタジアムでの投手指名練習に参加した。左腕は9日、岐阜・長良川球場で行われる中日戦に予告先発する。
同球場のマウンドは、中部学院大時代に何度も上がったことがある思い出が詰まった場所だ。大学4年秋のリーグ戦では、当時ドラフト上位候補だった中京学院大の吉川(巨人)と対戦。5打数1安打に抑え、その試合で当時の最速である148キロを計測した。
「良い思い出の方が多いと思う。大学を思い出しながら投げたい」
チームは開幕以来の3連敗で借金2。敵地での試合も4勝10敗と黒星が先行する。9日からチームは長期ロードに突入。4カード連続でビジターでの戦いが待つ。
「ビジターでもファンの人がいっぱい来てくれるので、そこは力になると思う。何とか勝って良い流れをつくりたい」
今季は5試合で2勝0敗、防御率1・67と安定感が光る左腕が、チームに白星をもたらす。
9日の岐阜長良川球場での中日戦に床田投手が凱旋登板します。床田投手は中部学院大学時代にリーグ戦で何度も登板した思い出の地です。
その床田投手の中部学院大学時代の成績ですが、入学当初は130km/h程度だった球速が140km/h台になり、2年秋に先発2番手の座を摑み、同年の明治神宮野球大会では後に横浜に入団する駒澤大学の今永昇太と投げ合いました。3年秋途中からは副主将を務め、大学公式戦で通算27勝(リーグ戦21勝)、岐阜県学生リーグでベストナイン2回、東海地区選手権で最優秀投手、優秀選手各1回を受賞しています。
床田投手自身、この長良川球場はいい印象しかないと言っていいと思います。なので9日の中日戦は素晴らしいピッチングを展開してくれるものと期待しています。
カープは12試合のビジターでの試合が続きます。その1戦目なので、ぜひ白星でスタートして欲しいですね。ちなみに9日の中日の先発は福谷投手です。カープ打線の奮起も期待しています。