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２３回戦＠バンテリンドーム 広島０−２中日 ５連勝でストップ。森下投手７回１失点好投報われず。打線わずか３安打で零封負け。
広島連勝5でストップ 森下7回1失点力投報われず…自己最多11勝お預け あぁ3位・虎と1.5差後退
9/8(木) 21:12配信
スポニチアネックス
＜中・広＞4回、土田のスクイズで、本塁にボールをトスし倒れ込む森下（撮影・椎名 航）
◇セ・リーグ 広島0―2中日（2022年9月8日 バンテリンD）
広島の連勝は5で止まった。先発の森下が7回1失点と好投したが、打線の援護なく7敗目を喫し、自己最多の11勝目はお預けとなった。
4回1死二、三塁のピンチでは土田のスクイズバントを素早く処理して本塁へ送球し、一度はアウトの判定を得た。ところがリプレー検証の結果、コリジョンルールが適用されてセーフとなり、先制を許した。それでも、続く1死一、三塁のピンチを二ゴロ併殺で切り抜け、最少失点で耐えた。
「自分に勝ちが付けば一番いいですし、（CS進出に向けて）チームが勝てればいい」と臨んだマウンドだったが、試合のなかった3位・阪神とのゲーム差は1・5差に広がった。
森下投手を立てた試合、絶対に勝たなくてはならなかった試合を落としてしまいました。
先発の森下投手は立ち上がりから安定した素晴らしいピッチングを展開しました。が、４回裏に落とし穴がありました。先頭の中日マルティネス選手と阿部選手の連打でノーアウト２、３塁の大ピンチを背負いました。続く中日高橋選手はサードフライで１アウト２、３塁となりました。続く中日土田選手がカウント２−２からの５球目にスクイズをされ、ピッチャーゴロに森下投手は素早く反応し、身体を本塁へ倒れ込みながらダイビングのグラブトスをし、キャッチャーの會澤選手が捕球し、３塁ランナーのマルティネス選手にタッチし、判定はアウトとなりましたが、中日立浪監督がリクエストをしました。リプレー検証を終え、審判が「コリジョンルールを適用します」とマイクで説明。記録は犠打野選となり、０−１と先制されました。
結局森下投手は７回９７球を投げて７安打８奪三振、１失点で降板しました。
８回裏２番手の松本投手が登板しましたが、２本のヒットと四球などで２アウト満塁となり、中日高橋選手に押し出しの死球を与え、０−２とされました。
打線は中日先発の上田投手に対し、１回表、野間選手が四球も、続く菊池涼介選手がサードゴロ併殺。
０−１で迎えた５回表、１アウトから堂林選手がレフト左へ２ベースも、會澤選手がライトフライ、矢野選手の代打マクブルーム選手が申告敬遠で、続く森下投手はサードゴロで無得点に終わりました。
６回表、先頭の野間選手が四球で出塁も、菊池涼介選手はランエンドヒットのレフトフライ、続く秋山選手はセカンドゴロ併殺に倒れ、無得点でした。
７回からは中日のリリーフ陣に抑えられ、０−２で試合が終わりました。チームのヒットは森下投手、堂林選手、坂倉選手のわずか３安打に終わりました。これでは勝てる訳がありません。森下投手を見殺しにしてしまいました。
チームの連勝は５で止まり、今季１４度目の零封負けとなりました。試合のなかった３位の阪神と1.5ゲーム差に広がりました。残り１３試合、１つも落とせません。
さて、明日からは神宮でヤクルトとの２連戦です。かなりタフな試合になりますが、なんとしても連勝したいですね。明日のカープの先発は大瀬良投手です。前回の１軍復帰登板はナイスピッチングでした。明日もエースの貫禄を見せて欲しいですね。ヤクルトは小澤投手です。広島戦は初登板になります。なかなかの安定感のあるピッチャーなので、ロースコアの展開になりそうですが、打線は全集中で攻略していきましょう。
