2022年07月19日
14回戦@マツダ 広島0−3阪神 打線奮わず3塁も踏めず零封負け。床田投手8回3失点粘投もフイ。
【広島】史上初4戦連続満弾出ず完封負け5割復帰逃す 床田寛樹が8回3失点力投も援護なし
7/19(火) 21:03
配信
日刊スポーツ
広島対阪神 9回表阪神、交代を告げる佐々岡監督。右は白井球審(撮影・加藤孝規)
<広島0−3阪神>◇19日◇マツダスタジアム
広島が今季8度目の完封負けを喫し、6月27日以来の勝率5割復帰を逃した。
先発の床田寛樹投手(27)は8回を投げ抜き3失点と力投したが、打線の援護なく、今季6敗目となった。本拠地阪神戦の黒星は19年8月3日のみで、21年3月31日から4連勝中だったが、記録は途絶えた。
打線も阪神先発アーロン・ウィルカーソン投手(33)を打ち崩せず、三塁を踏めなかった。試合前まではプロ野球記録に並ぶ、3戦連続満塁本塁打を放っていた打線だったが、この日は鳴りを潜めた。プロ野球史上初の4戦連続満塁弾も生まれなかった。
今日の試合は全くいい所がなく、あっという間に終わってしまいました。
先発の床田投手は2回表、2アウトランナーなしから阪神北條選手に四球、続く阪神陽川選手にライト前ヒットを打たれ1、3塁とされ、阪神梅野選手にライト前タイムリーを浴びて0−1と先制を許しました。阪神北條選手に与えたストレートの四球は痛かったですね。
3回表は阪神先頭の中野選手がライト前ヒットで出塁。続く阪神熊谷選手がバスターエンドランを決められ、レフト前ヒットでノーアウト1、3塁とされました。このバスターエンドランはかなりダメージでした。続く阪神近本選手のピッチャーゴロの間に3塁ランナーが生還し0−2となりました。
6回表は阪神北條選手にレフト線を破るタイムリー2ベースを浴びて0−3とされました。レフト線、3塁線の打球ではありましたが、それほど厳しい当たりではなかっただけに、サードの坂倉選手には体を張って止めて欲しかったですね。
それでも床田投手は8回まで投げて110球、7安打3失点の粘りのピッチングを展開しましたが、6敗目を喫しました。床田投手は決して悪くなかったと思いますが、阪神打線にちょっとしたスキをつかれた形になりました。
打線は0−1で迎えた2回裏、坂倉選手の死球と長野選手のレフト前ヒットでノーアウト1、2塁のチャンスを作りましたが、小園選手がセンターフライ、會澤選手が空振り三振とランナーも進められず無得点に終わりました。ドリヨシ的には、小園選手に送りバントをさせて、會澤選手で勝負をかけるべきだったと思います。1つでも先の塁に進めて、阪神バッテリーにプレッシャーをかければ、展開は変わっていたかもしれません。小園選手の意味のないセンターフライは全く理解できません。ランナーを進塁させるチームバッティングはできないのでしょうか。
5回裏は先頭の會澤選手がライト前ヒットで出塁も、床田投手の送りバントがキャッチャーゴロ併殺になる最悪の結果となりました。ここはきっちり決めて欲しかったですね。
6回裏は先頭の菊池涼介選手がヒットで出塁も後続はランナーを進められず凡退。8回裏は先頭の代打松山選手がヒットで出塁も野間選手がセカンドゴロ併殺。9回裏は3者凡退で試合が終わりました。
ドリヨシ的には、やはり2回裏の攻撃が全てだったように感じます。小園選手の打席がポイントでした。彼はチームバッティングについて意識があるのでしょうか。ただ来た球を打つようなあのスタイルはどうも気に入りません。
チームは連勝は3で止まり、5割復帰にはなりませんでした。今季8度目の零封負けとなりました。今日の試合も、ベンチワークで負けた試合だったと思います。
明日のカープの先発はアンダーソン投手です。前回の阪神戦は8回無失点の好投でした。明日もしっかり抑えてくれるはずです。阪神は西勇輝投手です。なんとしても明日はKOしましょう!
ターリー投手と1軍スタッフ1人が新型コロナウイルス陽性判定。2軍の3選手も新たに陽性判定。
【広島】ターリーとスタッフ1人が新たに新型コロナ陽性 2軍でもコルニエルら3選手が陽性
7/19(火) 16:29
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日刊スポーツ
広島ニック・ターリー(2022年5月15日撮影)
広島は19日、新たにニック・ターリー投手(32)とスタッフ1人が新型コロナウイルス陽性判定されたと発表した。
18日の定期スクリーニングPCR検査でスタッフ1人が陽性となったことを受け、19日に行った検査で新たに判明した。20日もPCR検査を行う予定。
また活動停止中の2軍でも新たにロベルト・コルニエル投手(27)、安部友裕内野手(33)、木下元秀外野手(20)の選手3人が陽性判定を受けた。
ついに1軍の選手にも新型コロナウイルスの猛威が襲い始めました。ターリー投手が陽性判定です。ターリー投手はリリーフ左腕として、今ではなくてはならないピッチャーだけに、残念です。来日当初は制球が不安定で、1軍で起用できるかどうかという所でしたが、ピッチングフォームを修正して、制球力が安定してきました。感染してしまった以上は、しっかり治して、シーズン後半戦の必要な戦力として活躍して欲しいと思います。
また、新たに2軍からコルニエル投手、安部選手、木下選手が新型コロナウイルス陽性判定を受けました。2軍の選手の皆さんはまさに感染爆発の模様です。1軍の選手にも感染が及んできていますので、今後の動向が気になります。