広島 大勝で同率５位 １番長野２安打２打点 先発九里は自己最多タイの９勝目
9/2(木) 21:39
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デイリースポーツ
２回、先制２点二塁打を放ちナインに迎えられる長野（撮影・金田祐二）
「ＤｅＮＡ３−１１広島」（２日、横浜スタジアム）
前夜、単独最下位に転落した広島が大勝で同一カード３連敗を阻止。ＤｅＮＡと同率５位に浮上した。
攻撃を支えたのは、今季初めて１番でスタメン出場した長野。二回２死満塁で左中間にはじき返す、先制２点二塁打、五回は先頭で右前打を放って好機を演出した。
四回には菊池涼が１１号ソロ、八回は西川が８号ソロ、九回は代打・田中広にも２ランが飛び出して、終わって見れば１３安打１１得点の大勝だ。
投げては先発・九里が６回３失点で自己最多タイの９勝目。プロ入り初の２桁勝利に、リーチをかけた。
昨日までのイヤな流れを払拭する今日の大勝でした。全国のカープファンの皆さんはホッとしたのではないでしょうか？
打線は２回表、DeNA先発の坂本投手を攻め、２アウト満塁から今日１番に入った長野選手が左中間への２点タイムリー２ベースを放ち、２−０と先制しました。この前の打順で、９番の九里投手がライト前ヒットを放ち、つないだ事が大きかったですね。
４回表は菊池涼介選手がレフトスタンドへソロホームランを放ち、３−０としました。菊池選手がバッティングの調子を上げてきています。２番に返り咲くのも近いかと思います。
３−１で迎えた６回表、DeNA２番手の伊勢投手を攻め、１アウト１、２塁から林選手が右中間を破る２点タイムリー２ベースを放ち、５−１とリードを広げました。ここ数試合、攻守で精彩を欠いていた林選手だけに、このタイムリーは彼にとって自信につながったと思います。
５−３で迎えた７回表はDeNA３番手の砂田投手を攻め、２アウト満塁から菊池涼介選手がセンター前へ２点タイムリーを放ち、７−３とリードを広げました。さらにDeNA４番手の櫻井投手の暴投で８−３としました。
８回表はDeNA５番手の風張投手を攻め、西川選手がライトスタンドへソロホームランを放ち、９−３としました。西川選手も調子が上がっています。今日は３番で起用しましたが、明日以降も３番でいいと思います。
９回表はDeNA６番手のシャッケルフォード投手を攻め、ノーアウト１塁から代打田中広輔選手がライトスタンドへ２ランを放ち、１１−３とし、試合を決めました。田中選手はバッティングが上向きになっています。ドリヨシ的には小園選手と入れ替えて、ショートスタメンで起用してもいいのではないかと思います。
今日は１３安打１１得点で、DeNA投手陣を粉砕しました。
先発の九里投手は６回５安打３失点で、自身最多に並ぶ９勝目を挙げました。
３−１と２点差に迫られた５回裏は、１アウト満塁でDeNAオースティン選手をショートゴロ併殺に打ち取り、最大のヤマ場を最高の形で切り抜けました。今日の試合のポイントになりました。
５−１で迎えた６回裏は、先頭のDeNA宮崎選手に四球を与えて、続くソト選手にレフトスタンドへ２ランを被弾し、５−３とされました。九里投手は被弾の数が半端ないので、次回以降は不用意な球に十分注意して欲しいと思います。
７回からは継投に入り、７回は塹江投手、８回はケムナ投手、９回は森浦投手が無失点リレーをし、１１−３で大勝しました。
これでチームは再び５位タイとなりました。この勢いを是非持続させて欲しいです。明日からは東京ドームでヤクルトとの３連戦です。明日のカープの先発は大瀬良投手です。無双のピッチングに期待です。ヤクルトはスアレス投手です。やや苦手としていますが、そんな事は言ってられません。しっかり粘り強く攻めていきましょう！
