
【広島】新加入のドミニカン3戦士が来日 入団会見前に3人そろって尾道ラーメン堪能
1/24(金) 15:41配信
スポーツ報知
入団会見に臨んだ(左から)ジョハン・ドミンゲス、エレフリス・モンテロ、サンドロ・ファビアン(カメラ・畑中 祐司)
広島の新外国人3選手が24日、マツダスタジアム内の球団事務所で入団会見を行った。
マイナー通算27勝右腕のジョハン・ドミンゲス投手=ホワイトソックス傘下3A=は、2013年頃に球団が母国・ドミニカ共和国で運営する「カープアカデミー」に在籍した経験があったという。「当時から日本のプロ野球の1軍でプレーすることが夢だった。今この場にいることが、すごくうれしい」。10歳頃から日本のアニメのファン。「ドミちゃんと呼んで」と、笑顔を浮かべた。
メジャー通算21本塁打のエレフリス・モンテロ内野手=ロッキーズ傘下3A=、マイナー通算104本塁打のサンドロ・ファビアン外野手=レンジャーズ傘下3A=と3選手は、23日に来日したばかり。この日は早速、そろって球場近くの尾道ラーメン店を訪問。モンテロは「すごくおいしかった。また食べたい。箸が使えなかったので、これから練習します」と、日本のご当地ラーメンに感激の様子だった。
ファビアンは、米国時代に巨人・ヘルナンデスとチームメートだったことがある。「実はヘルナンデスとは小さい頃から一緒に育った。日本に来る前に『日本では我慢強い打者になった方がいいよ』と、アドバイスをもらった」と、明かした。勉強したばかりの日本語で「ワタシハ、ファビアンデス。オネガイシマス。アリガトウゴザイマス」と、自己紹介。3人それぞれ「チームに貢献して優勝に導くことが目標」と、掲げた。
報知新聞社
今季から新たに加入する外国人選手の3人がそろって入団会見をしました。
ドミンゲス投手は過去にドミニカ共和国のカープアカデミーに所属していた事があったそうです。カープと縁のあるピッチャーですね。ドミニカ共和国出身の右腕はメジャー経験こそありませんが、150キロ台中盤のストレートとチェンジアップが武器で、球団は先発、中継ぎ両面での起用を見込んでいます。ドリヨシ的には、1軍の先発投手陣のコマがそろえば中継ぎでの起用が優先されるだろうと思いますが、そうならなかった場合は先発での起用となりそうですね。
モンテロ選手はメジャー通算21本塁打の右の大砲で、ポジションはファーストとサードが主になります。「パンチ力とスイングスピードもストロングポイント」とコメントしています。ドリヨシ的には、サードには小園選手が入るでしょうから、おそらくモンテロ選手はファーストでの起用になるだろうと思います。しかし、モンテロ選手にレギュラーポジションが保証されているとは限りません。
ファビアン選手はマイナー通算104本塁打の右の大砲です。「しっかりとコンタクト率を残せるバッターだと思っている。このチームを優勝に導くことが目標」とコメントしています。確かにファビアン選手は打撃については確実性が高い選手だなと感じます。強引な感じがなく、ある程度広角に打てれば、率は残せるのではないかと思います。しかし、ファビアン選手にもレギュラーポジションが保証されている訳ではありません。
3選手共にドミニカ共和国出身の選手で、20代と若く、伸びしろがあるのと、若いが故に日本の野球に早くアジャストできるのではないかと期待しています。この3選手、特にモンテロ選手とファビアン選手がある程度活躍出来れば、カープのリーグ優勝と日本一は現実味を帯びてくると思います。