2024年05月28日
1回戦@マツダ 広島2−1オリックス 末包選手決勝2点タイムリー!床田投手7回1失点粘投で6勝目!今季3度目の4連勝でセ・リーグ単独首位浮上!
【広島】昨年7月以来の首位浮上!17年以来の交流戦初戦の白星 今季3度目の4連勝で貯金6
5/28(火) 20:36配信
スポーツ報知
5回、力投する床田寛樹(カメラ・義村 治子)
◆日本生命セ・パ交流戦 広島2―1オリックス(28日・マツダスタジアム)
広島は“鬼門”交流戦の初戦を白星で飾り、5月2度目で今季3度目の4連勝。今季最多更新の貯金6とし、昨年7月27日以来となる首位に浮上した。
初回、前日が28歳の誕生日だった末包が2死二、三塁から2点適時打。オリックスの先発エスピノーザに簡単に2球で追い込まれながら、粘って6球目の外角カーブに食らい付き、バットの先で右前に運び、これが決勝点となった。
先発・床田は毎回走者を背負いながら踏ん張った。2点リードの4回1死一、三塁から頓宮の犠飛で1失点。だが、5回1死一、二塁、7回1死二塁のピンチも得点は与えなかった。今季ワーストタイの8安打を浴びながら、7回1失点で両リーグ単独最多6勝目。防御率1・27でリーグ2冠をキープした。
1点リードの8回は島内が3者凡退。9回は、26日のDeNA戦(横浜)で日本人最速タイの178試合目で通算100セーブを達成した栗林が締めくくり、今季リーグ最多15セーブ目を手にした。
交流戦は昨季まで12球団ワーストの通算166勝227敗15分け。19〜22年の開催3年連続(20年は中止)を含む6度の最下位も12球団ワーストと苦手とする。新井監督1年目の昨季こそ勝率5割で乗り切り、6年ぶりに負け越しは回避。交流戦初戦は1分けを挟んで4連敗中だったが、17年以来の白星となった。同年以来の勝ち越しに向け、幸先いいスタートとなった。
報知新聞社
交流戦の初戦を白星スタート出来たのは大きいですね。今日は床田投手の粘りのピッチングが勝利をもたらしました。床田投手はカープの左腕、いやカープのエースですね。
先発の床田投手は今季9度目の登板で、試合前までリーグトップタイ5勝2敗、リーグ1位の防御率1.27。前回の5月21日の阪神戦は7回1/3を6安打2失点(自責1)で勝ち投手でした。オリックス戦はプロ初登板になります。
床田投手は1回表2アウトからオリックス中川選手に四球を出すも森選手をピッチャーゴロに打ち取りました。
スタメンは菊池選手が3番で復帰。矢野選手が7番ショート、林選手が8番ファースト、キャッチャーには坂倉選手が入りました。
オリックスの先発のエスピノーザ投手に1回裏1アウトから野間選手と菊池選手が連続四球、小園選手のセカンドゴロなどで2アウト2、3塁とすると末包選手がライト前へ2点タイムリーを運び先制しました。追い込まれながらも、アウトコースへ逃げていく球にたいし、軽打でバットの先にうまく引っ掛けてライト前に運びました。技ありのバッティングでした。結果的にこれが決勝点になりました。
床田投手は2回表、先頭のオリックス紅林選手に左レフト前ヒット、FA移籍した西川選手をセンターフライ、頓宮選手にライトフライ、宗選手にレフト前ヒットで2アウト1、3塁とするもエスピノーザ投手を空振り三振に取りました。
しかし床田投手は4回表、先頭のオリックス森選手にレフト前ヒット、1アウト後に西川選手にレフト前ヒットで1、3塁になるとオリックス頓宮選手にセンターへ犠牲フライを打たれ、2−1となりました。
床田投手は5回1アウトからオリックス太田選手に四球、福田選手にセーフティーバントを決められ1、2塁となりましたがオリックス中川選手をショートゴロ、森選手をセカンドゴロに打ち取りました。
打線はオリックスエスピノーザ投手の前に2回以降は5回まで出塁は野間選手の1安打のみでした。床田投手は6回表1アウトから西川選手にセンター前ヒットも、頓宮選手をピッチャーライナーに打ち取り1塁ランナーの西川選手は帰塁できず併殺を完成させました。
6回裏の攻撃で1アウトから野間選手がレフトへ2ベースも菊池選手、小園選手は連続空振り三振に倒れ追加点を奪えませんでした。
床田投手は7回表、先頭のオリックス宗選手にレフト前ヒット、エスピノーザ投手の代打の西野選手に送りバントで1アウト2塁とされましたが、オリックス太田選手をサードゴロ、福田選手を空振り三振に斬って取りました。
床田投手は7回を99球、8安打2四球4奪三振の1失点(自責1)で降板し6勝目(2敗)を挙げました。今日の床田投手は制球にやや苦しむシーンもありましたが、要所をしっかり抑えて、8安打浴びるも1失点に抑えました。
8回表は2番手の島内投手がオリックス中川選手、森選手、紅林選手を3者凡退に抑えました。9回表は栗林投手がオリックス西川選手を空振り三振、頓宮選手をファーストファウルフライ、宗選手をセンターフライで締め、リーグ単独トップの15セーブ目をマークしました。
7回までリードしていれば、あとは島内投手、栗林投手の必勝リレーなので安泰ですね。
しかし、パ・リーグの打線は強力だなという印象がやはりありますね。今季はセ・リーグのピッチャーの質がかなり良いので、今季の交流戦ではセ・リーグのピッチャーがパ・リーグの強力打線をどう抑えるかが注目ですね。
チームは今季3度目の4連勝で、23勝17敗4分けの今季最多の貯金6としました。雨天中止で試合のなかった阪神を勝率で上回り、ゲーム差なしで昨年7月27日以来の単独首位に立ちました。当分の間は首位は入れ替わりが続きそうなので、あまり気にしないようにしましょう。
明日のカープの先発は森下投手です。チームの勢いに乗って快投を期待しましょう。オリックスは田嶋投手です。調子の良いときの安定感はあまりなさそうなので、つけいる隙はありそうです。明日も勝ちましょう!
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