
【広島】栗林良吏、再出発の116試合目プロ1勝!逆転で交流戦3カード目にして初の白星発進!貯金1
6/6(火) 21:32配信
スポーツ報知
7回から2番手で登板する栗林良吏(カメラ・中島 傑)
◆日本生命セ・パ交流戦 日本ハム2―3広島(6日・エスコンフィールド)
広島は、逆転勝利で今年の交流戦3カード目で初の白星発進となった。
1点ビハインドの8回、宮西に対して2死無走者から打線が粘りを見せた。2死から秋山が中前打を放ち、マクブルームが四球で続いて2死一、二塁。西川がフルカウントから3球ファウルで粘った末に三遊間を破って同点。18戦連続無失点を続けていた左腕をマウンドから引きずり下ろすと、続く代打・松山がしぶとく三塁の頭上を越す適時打を放って勝ち越しに成功した。
先発・大瀬良は、3回1死三塁から松本剛の2ランを被弾。その後も6回まで毎回のように得点圏に走者を置きながら粘って追加点は与えなかった。ビハインドの場面での降板となったが、5敗目は回避した。
2番手で7回から登板したのは、栗林。2死から加藤豪に右前打を許したが、1イニングを無失点。直後の攻撃で打線が逆転に成功し、入団から116登板目にしてプロ初勝利が舞い込んだ。開幕から不安定な投球が続き、さらには右内転筋筋挫傷による約1か月間の離脱もあった。復帰2戦目となった4日の本拠ソフトバンク戦では、2番手として1点リードの6回に5連打で3失点して逆転を許して5敗目を喫していた。再出発のきっかけとなるプロ1勝となった。
報知新聞社
1点ビハインドのままで試合が終わるのかなと思いましたが、終盤に粘りに粘って逆転勝利をおさめる事が出来ました。
日本ハム先発の上原投手に対し、2回表にマクブルーム選手のヒットと西川選手の四球でノーアウト1、2塁のチャンスを迎えました。しかし、上本選手が送りバントを決めれず空振り三振、堂林選手、會澤選手も倒れてチャンスを潰しました。重苦しい雰囲気が漂います。得点能力の低い今の打線では、送りバントなどの小技はしっかり決めなければなりませんね。
3回表も先頭の矢野選手がヒットで出塁も、野間選手がショートゴロ併殺打に終わり、ますます重苦しい雰囲気が漂います。
先発の大瀬良投手は3回裏、2アウト3塁から日本ハム松本選手にレフトスタンドへ2ランを浴びて、0−2と先制されました。このホームランはインコースの難しい球を腕をたたみながら上手く打たれてしまいました。なのでこのホームランは仕方がないかなと感じました。
打線はその直後の4回表、2アウトから西川選手の2ベース、上本選手のヒットで1、3塁とし、堂林選手がレフトフェンス直撃のタイムリー2ベースを放ち、1−2としました。2アウトからの得点だけに、この1点は大きかったですね。
大瀬良投手は6回115球を投げて7安打、3四死球ながらも要所を締めて2失点で降板しました。今日の大瀬良投手は粘りのピッチングでした。ゲームメイクはしっかり出来たのではないでしょうか。
7回裏は栗林投手が登板し、2アウトから日本ハム加藤選手にヒットを打たれるも無失点に抑えました。栗林投手はプロ3年目、116試合目でプロ初勝利となりました。おめでとうございます!
その直後の8回表、日本ハムリリーフ陣に対して打線は2アウトから秋山選手がヒット、マクブルーム選手が四球で代走に曽根選手が入り2アウト1、2塁から西川選手がレフト前タイムリーを放ち、2−2の同点に追いつきました。さらに2アウト1、3塁から代打松山選手がレフト線にしぶとく落とすタイムリーを放ち、3−2と逆転に成功しました。このイニングも2アウトからの得点だけに、打線が粘りましたね。特に西川選手はフルカウントからファウルで粘りに粘ってのタイムリーだったので、かなり価値ある一打だったと思います。
8回裏は島内投手が登板し、1アウトから日本ハム野村選手に四球を与え、代走に日本ハム水野選手が入るも、日本ハム福田選手を空振り三振に取り、スタートを切った日本ハム水野選手を刺して三振ゲッツーで無失点に抑えました。
9回裏は矢崎投手が3人で抑えて6セーブ目を挙げました。
今季交流戦で初めて初戦白星となり、貯金を再び1としました。交流戦は3勝4敗となり、五分に王手がかかりました。
さあ、明日も勝って交流戦5割にしましょう!明日のカープの先発は九里投手です。交流戦に強い九里投手なので、明日もきっとやってくれると思います。日本ハムは加藤投手です。過去の対戦から考えると、苦手にしているのは確かです。しかし、前回ヤクルト戦では7回途中4失点で負け投手となっています。なのでつけ入る隙はあるはずです。マクブルーム選手に頑張って欲しいですね。