
【広島】交流戦初戦は完封負けで連勝「3」でストップ オリックスに18年から13連敗
5/30(火) 20:25配信
スポーツ報知
5回、大瀬良大地の元へ駆け寄る横山竜二コーチ(右)(カメラ・谷口 健二)
◆日本生命セ・パ交流戦 オリックス4―0広島(30日・京セラドーム大阪)
広島が交流戦初戦に敗れ、オリックス戦は18年から13連敗となった。
打線は3回まで打者9人無安打5奪三振と山本を攻略できず。4回には西川が右前打を放ったが、無得点。7回1死一塁では松山が遊飛、坂倉が空振り三振に倒れ、6度目の完封負けとなった。
先発・大瀬良は4回まで1安打に封じ、オリックス・山本と投手戦を繰り広げる快投を披露した。しかし、5回に連打を許し、1死二、三塁。暴投で先取点を献上すると、1死三塁から茶野の左犠飛で追加点を奪われた。右腕は7回5安打2失点で今季3敗目。交流戦は19年から6連敗だ。2番手・中アは8回2死二、三塁から中川圭に2点二塁打を喫した。
チームは18年からオリックスに13連敗。19年から交流戦最下位と“鬼門突破”が求められる。
この日、右内転筋筋挫傷で離脱していた栗林が出場選手登録されたが、登板機会は訪れなかった。
報知新聞社
序盤はカープ大瀬良投手とオリックス山本投手の投げ合いでしたが、残念ながらカープのバッテリーミスから一方的な展開になってしまいました。交流戦黒星スタートです。
先発の大瀬良投手は立ち上がりから安定したピッチングで、4回までオリックス打線を1安打に抑える好投でした。
しかし、息詰まる投手戦の様相になるかと思った直後の5回裏、先頭のオリックス頓宮選手のピッチャーへの強襲の打球を大瀬良投手が足で弾き、ヒットにしてしまうと、続くオリックス杉本選手にもレフト前ヒットでつながれ、ノーアウト1、2塁とされ、オリックス若月選手が送りバントを決めて1アウト2、3塁となりました。続くオリックス茶野選手への2球目がワンバウンドとなり、キャッチャーの坂倉選手が後逸してしまいました。この間に3塁ランナーが生還し、0−1と先制を許しました。ここが今日の試合のポイントだったと思います。1点勝負の試合の中で、この場面で坂倉選手が後逸するとは…。絶対止めて欲しかったです。これでは投手陣からの信頼は得られないと思います。なおも1アウト3塁からオリックス茶野選手にレフトへ犠牲フライを許し、0−2となりました。オリックス山本投手の内容から考えると、致命的な2点ですね。
しかしながら今日の大瀬良投手は7回97球を投げて2失点ですから、先発投手としての責任は果たせたと思います。が、しかし、相手がオリックス山本投手だっただけに、先取点は避けて欲しかったです。それだけに、あの坂倉選手の後逸は悔やまれますね。
8回裏は2番手に中崎投手が登板しましたが、2アウト2、3塁からオリックス中川選手に2点タイムリー2ベースを浴びて0−4とされ、試合が決まりました。中崎投手は敗戦処理的なピッチャーになってしまうのでしょうか。
打線はオリックス先発の山本投手に対して、3回までパーフェクトピッチング、5三振と完璧に抑えられてしまいました。
4回表、1アウトから西川選手がライト前ヒットで出塁。2盗を決めて1アウト2塁の先制のチャンスを迎えましたが、秋山選手が空振り三振、松山選手がセカンドゴロに倒れ、得点はなりませんでした。
7回表は1アウトから秋山選手がセンター前ヒットで出塁しましたが、松山選手がショートフライ、坂倉選手は空振り三振に倒れました。
9回表は1アウトから菊池選手が四球で出塁も、後続が倒れて試合が終わりました。
今日の試合はオリックス山本投手にやられてしまった感が強いですね。チームは3連勝でストップし、対オリックスは2018年から13連敗を喫してしまいました。何ということでしょうか。でも、ドリヨシ的には13連敗の事はどうでもいいです。このカードを勝ち越せるかどうかが大事です。なのて、明日あさっては必ず勝ちましょう。
明日のカープの先発は九里投手です。おそらくパ・リーグの打者は変幻自在に変化球を操るピッチャーに弱い傾向があると思いますので、明日九里投手は好投すると思われます。オリックスは田嶋投手です。今季の防御率は4.17です。今日のオリックス山本投手に比べれば攻略は十分出来るはずです。明日は打線のしっかりした援護で、九里投手に勝ちをつけましょう。