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2011年12月07日
15代続く筆の老舗工房
12月6日の日本経済新聞のコラムに、『攀桂堂(はんけいどう』という元和元年(1615年)に創業の筆の老舗工房の紹介があった。

現当主は15代目雲平氏で、この工房は国内で唯一「巻筆」という筆を制作できる所であるそうな。

巻筆とは??

というか、筆の種類というのは用途に応じた種類であって、制作手法がいくつかあるとは知らなかった。

通常使われているのは固筆(水筆)と捌筆(さばきふで)で、巻筆は中国から最初に伝わった製法で今ではすたれてしまっているとのこと。

この攀桂堂は、宮内庁の注文で奈良東大寺の大仏開眼に用いた天平筆を複製したところである。

筆のマーケットは縮小する一方であるが、巻筆は書家や愛好家に支えられて今でも製作されている。

詳細は、攀桂堂の公式サイトやブログを見て頂きたい。


巻筆ついでに、これを愛用する書家など関連記事を追って行ったら、書家 武田双葉とそのファミリー(いずれも書家)にたどり着いた。

書というものはつくづくアートだなあ思った。


Posted by アルパート at 06:31 | この記事のURL
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