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2017年09月30日
ひよっこ& れんこんサブレー ハスだっぺ!
「ひよっこロス」がじわじわと・・・。
「ひよっこ」今日でとうとう終わってしまいましたね・・・。
悲しーーーーーー!!!
巷では最終回が近づくに連れ、「ひよっこロス拡がる」って言われてましたね。
そしてああ、私ももちろん、もれなくそのうちの一人です。
このドラマ、ほんっとに面白かった!!!
毎回このドラマにどれほど感動をもらったことでしょうか?
文字通り、喜怒哀楽(怒はなかったですが・・・。)の感情をたっぷりと味わわせてもらいました。
個人的には、今まで観てきたドラマの中で最高レベルだと思います。
失踪したお父ちゃんの代わりに家族を経済的に支えるため、東京に行くことを決めたみね子。
大親友の「時子」と「三男」と一緒に故郷の茨城を離れるシーンは、観ていてつらいものがありました。
ちょうど私の息子も大学進学で、東京へ行ってしまったばかりだったのです。
だから、その時のワタシは子どもを見送るお母ちゃんの心境が、痛いほどわかりました。
最初の頃はお母ちゃんたちが子供らの安否を気遣っては涙するシーンで、同じく東京にいる息子のことを想い、涙をこらえきれませんでした。
ドラマを観るときは常に目の前に箱ティッシュを置いてましたっけ。
けれど、そのうちみね子たちは新天地の東京で、それぞれに心細さを抱えながらも、色々な人たちと出会い、青春を謳歌しながら逞しく成長していきます。
そして最初は泣いてばかりだったお母ちゃんたちも、子供たちが元気で頑張っていることを知って安堵し、子供を巣立たせたその環境に、少しずつ慣れてゆくのです。
私もそんな茨城のお母ちゃんたちに勇気をもらいました。
このドラマを通して「我が子ってのは、いつかは自分の腕の中から巣立っていくもんなんだ。」ということをしみじみ学んだのでした。
また、みね子を取り巻く人たちにも、それぞれにかけがのない人生のドラマがあり、まさに「人に歴史あり」だと感じました。
すべての登場人物が限りなく尊く、愛すべき存在だったなあと思うのです。
こんなに素敵なドラマがもう終わってしまったなんて、ほんとにさみしいな〜。
来週から何を楽しみに生きてゆけばよいのやら??
なんだか「腑抜け」になりそうです・・・。
いやいやいや・・・。
ここで私の「マインドB(高次元のやつ?)」が言ってます。
「あなたの人生だって、捨てたもんじゃないわよ。あなたは自身の人生ドラマを精一杯、楽しんで生きなさい。」
そうですよね!
ええ、そうですとも!
連続テレビ小説「ひよっこ」オリジナルサウンドトラック:宮川彬良
今、この記事を書きながら試聴をしています。
イイですね〜〜〜〜!
ドラマのあのシーン、このシーンがラッシュで脳裏に浮かんできます。
作曲はすべて、宮川彬良(あきら)さんです。
この方(今さら私がここでご説明する必要もないかもしれませんが)、あの「宇宙戦艦ヤマト」の音楽制作を担当された作曲家、宮川奏(ひろし)氏の息子さんなんですよね。
お父様の奏氏、偉大な作曲家でしたが、もちろん彬良氏も神的才能の持ち主でいらっしゃいます。
だって、ドラマの中の登場人物の心境を、これほどまでに繊細に表現できるだなんて。
そして、とにかく曲調がバラエティーに富んでいます。
まるでミュージカル音楽のようでもあります。
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JA全農茨城:れんこんサブレー「ハスだっぺ!」
みね子の実家は茨城の米農家でしたが、茨城県の名産の一つには「レンコン」もあるそうです。
そこで今回のお菓子はJA全農茨城の「れんこんサブレー ハスだっぺ!」です。
見た目も、本物のレンコンそっくりですが、実際にレンコンパウダーがしっかり入っているのです。(お通じに良さそう・・・。)
ネーミングもイイですね〜。
「ハスだっぺ!」
みね子ちゃんの茨城弁、ラブリーでしたよね〜。
たくさんの愛にあふれたこのドラマ「ひよっこ」。わたしも勇気と元気をたくさんもらいました。
あなたもきっとそうだと思います。
ドラマは終わってしまったけれど、私たちには各々の人生という「自分自身が主人公のドラマ」がまだまだ続くわけです。
だから私もあなたも、まぁ人生で抱える課題はいろいろありますが・・・
「とにかくお互い、頑張っぺ〜〜〜!」(^▽^)/
ですね。
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2017年09月25日
カリメロ & ローカー ウエハース パーティボックス
「開かずの間」にお宝の山
暑さ寒さも彼岸まで、とはよく申しましたもので(って落語?)、今朝なんかタオルケットとガーゼの掛布団二枚だけでは寒いほどでした。
我が家のワンちゃんは、よっぽど寒かったのでしょうか。
夜中にわざわざ夫を起こしてベッドに上げてもらい、そのあとは私のベッドと夫のベッド、半々に寝て高いびき。
思わぬ暖房代わりになってくれました。ちょっとばかり「獣臭」はしましたが・・・。ぷ〜〜ん。
今日は秋晴れ。空気もカラッとしています。
絶好のお掃除日和。
家のマメ男さん(夫です)が、昨日扇風機を綺麗に押し入れにしまってくれたのを受けて、私にもようやくチョビッとばかり「お片付けモード」のスイッチが入りました。
そう。それは我が家の開かずの部屋のお片付け。
元々は「書庫」というアカデミックなコンセプト・ルームだったはずが、そのうち「今日、人が来る!コレ、どうする?」となったときに「とりあえずここに放り込んでおこう。」的な、いわば納屋と化してしまった部屋です。
しかも先月、息子が帰省してきたときに「絶対要るんだから!」とせがまれて買った音楽機材を梱包していた段ボールが残りのスペースを占領してしまいました。
結局、「今の下宿には大きすぎて置けない。そのうちもっと広いところに引っ越せたら持ってく。それまでここに置いといて〜。」
ときたもんです。
足の踏み場が無くなったこの「納屋」には、それでも、私のバッグやアクセサリーも置いてあるため、入らないわけにはいきません。
そのうち、この部屋から何と無くダークエネルギーのような不穏な気配が漂ってくるようになりました。決して霊感が強いわけではないんですが、あまりにもとっ散らかっているんですもの!!
少なくとも貧乏神には好まれそうな空間です。
これまでは「夏は暑いし、この部屋にはエアコンないし〜。」とか自分に言い訳をして「見えてるけど見えていないふり」をしてきましたが、どうにも限界です。
「コリャ、なんとかせにゃなるまい!!」
そこでや〜〜っと重い腰を上げたのが、今日のことだったのです。
とは言え、半年ほど「なるがまま」にしておいた物置部屋は混乱を極め、一日ではとてもムリ。
とりあえず、部屋の中に「道」を確保することが先決だ!
ということで、段ボール箱その他のものを一カ所に移動させました。
それにしても、どーしてこんなにモノがあるのでしょうか?
中には、最初から明らかにゴミだったのに、その時はきっとめんどくさくって「後でまとめて捨てましょ〜。」ってそのまんま忘れて置いてあるモノなんかも!
かと思えば、「これは?案外、いいもの持ってたじゃない? 使わないけど・・・。」と思わせるような代物もありました。
夫には早くも昨日の時点で「この部屋のモノも、そろそろ整理したほうがいいんじゃない?だいぶ、捨てることになると思うよ?」
と言われていたんです。
そうよね〜。
「いつか使うかもしれないものは、一生使わないもの。」とも言いますよね?
でも、一方では(せっかくお金を出して買ったものなのに、使えるモノまで捨ててしまうなんてもったいないな〜。)とも思うのです。
そう言えば、近年、個人間での物品やサービスの売り買いがスマホで簡単に出来るシステムが人気だとか?
え〜〜〜と。なんだっけな?
カリメロ?
いや違う。
メリカリ?
う〜ん。なんかそんな感じの・・・。
すさまじいまでのうろ覚えですが、「メリカリ」で検索してしました。
パソコンはお利口さんだから、ちゃんと察してくれて「メルカリではありませんか?」って教えてくれました、よかった〜。
自分にとってはもはや不必要でも、他の人にとって見れば欲しいものになる可能性は十分にあるわけで。
これぞウィンウィンの関係♬
よしっ!
早速、メリカリ?いや、メルカリに登録してみよう!!
ちょっとばかりウキウキしているところです。
ぼくはカリメロ
作詞:よしだたけし・山田太一
作曲:木下忠司
私が子供のころ、好きだったテレビアニメです。
卵の殻をかぶった小さな黒いひよっこ「カリメロ」が主人公。
ストーリー自体はあんまり覚えていませんが、友達にはたしかブータという名前の豚や、オオカミもいたような?
カリメロはそのブータたちにしょっちゅう虐められていたように記憶しています。
子どもながらに(どうしてもっと仲良くしてあげられないんだろう?)って悲しい気持になったことを思い出します。
あ、でもそんなカリメロには、「プリシラ」っていう可愛いガールフレンドがいたんですよ。
結局のところ、人生はプラマイゼロということでしょうか??
このアニメは、イタリアの漫画家によって描かれたものです。
元々、カリメロは洗剤会社のCMキャラクターだったものが、その愛らしさから子供たちの人気となり、アニメ化されたんだそうです。
日本では1974年にテレビ朝日系で放映されました。
メルカリ、というカタカナは覚えられないのに、数十年前に観た「カリメロ」や「プリシラ」というカタカナ語は今でもスッと口に出せるなんて。
時の流れとは、まことに残酷なものでございます。
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ローカーウエハース パーティボックス
カリメロの出身国、イタリアにちなんでセレクトしました。
日本でもおなじみのローカーウエハース。
パーティボックスなので、箱を開けると、そのままこれがトレイになります。
いろんな種類があって、あれもこれもと手が止まらなくなりそうです!
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2017年09月24日
妹尾武:SEASOSNS & 惑星キャンディー
リフレタリウムと「お星になった義父」
先週、私の義父が亡くなりました。享年87でした。
中学校の教員をしていた父は実直な人柄でした。
思春期の子供たちを相手にする仕事は、それは大変なことだったろうと思います。
私がお嫁に来た頃はすでに退職していましたが、老練な刑事を彷彿とさせる眼光の鋭さは、長年にわたり難しいお年頃の子供たちを指導してきた「証し」のようにも思えました。
最初はとっつきにくいイメージの義父ではありましたが、実はとてもシャイで不器用だっただけ。
根はとても優しく寛大な人であるということに気づくのに、それほど月日はかかりませんでした。
退職してからも、好奇心旺盛でスポーツマンだった義父はソフトバレーをしたり、英会話サークルに所属したり、パソコンに挑戦したり・・・。
とにかく体力には並々ならぬ自信のある人でした。
80歳も近いというのに、自分くらいの年齢の人がヨボヨボしていれば「あの爺さんが」などと容赦なく言い放ったりしていましたっけ。フフフ・・・。
そんな負けん気の強い人でもありましたが、寄る年波には抗えず、80も半ばに差し掛かったころから徐々に衰えていきました。
それからは、ほんとうに、木が枯れていくように自然に衰弱して息を引き取りました。
葬儀が終わった日は、夫と共に夫の実家に泊まりました。
四十九日までの祭壇が祭られた居間に座ると、(ああ、もう義父はこの世にはいないんだな。)と改めて思いました。
帰省すると「おお〜。来たか〜。」と笑顔で迎えてくれた父。
孫である息子の行事には、必ずと言っていいほど張り切って見に来てくれた父。
皆で食卓を囲んで、美味しそうにご飯を食べていた父・・・。
そんな在りし日の父の姿がありありと脳裏に浮かんできて、私は泣けて泣けて仕方ありませんでした。
と同時に、こうして父と義理の親子になれた自分はなんて幸せなのだろう、とも思いました。
広島に帰ってきた翌日、なぜか私は十年ぶりにプラネタリウムに行ってみようと思いました。
広島市にある「こども文化科学館」にはプラネタリウムがあります。
最近、プログラムがリニューアルされていて、その中に「リフレタリウム」という耳慣れないものがありました。
説明によれば「音楽とアロマの香りに包まれながら、ゆっくりと星空を眺める」。
なんてステキ!
しかも鑑賞料金は200円です。
場内はふわりと優しいアロマの香りが漂っていました。
私は後ろの方の座席に座り、思い切りリクライニングして天井を見つめながら上映を待ちます。
さて。いよいよ上映が始まり、天井には無数の星が投影されます。
星空解説はありません。場内にはしっとりとした音楽が流れ、ただただ私たちはその中に身をゆだねていればいいのでした。
星たちを見ているとまだじんわりと涙が出てきました。
「人は亡くなるとお星になる」って言いますもの。
義父も、実母も、そしてご先祖様たちも天から私のことを見守ってくれているように感じました。
ところで。
観客の中には遠足の小学生たちもいました。
室内が真っ暗になったところで、怖くなったのでしょうか?
ちょっとばかり子供らのどよめきが聞こえてきました。
まあ、それくらいのことは想定内です。
しかしそれよりも気になったのは、その子供たちのどよめきや私語を抑えようとする先生方の「シ〜〜〜〜〜っ!!静かにしなさいっ!!!!」という声の方でした。
子どもたちに公共のマナーを教えるために、先生方はこんなリラクゼーションの場であっても、気を抜けないのね。
子どもらが感嘆の声を挙げても「シ〜〜〜っ!!!!」
なんだかこっちが申し訳なくなってきてしまいました。
そしてこの話にはオチがありまして・・・。
上映終了後に、何とはなしに先生方の方に目をやると、そこにいたのは・・・っ!
高校時代の同級生だったのです。
そうだった。彼女は学校の先生になったって聞いてたなあ。
懐かしい。声を掛けようかな?
でも向こうはお仕事中だしな〜。
それでも意を決して、彼女の至近距離まで行ってみました。
でも、でも、彼女はざわついている生徒たちをなんとか静かにさせようと、まるで般若のようなものスゴイ形相になっていて・・・。
コリャいかん。
そのまま、私は声はかけずスゴスゴと出てゆきました。
ああ、お父さん、私は今日もこんなふうに現世で右往左往して生きておりますよー。
妹尾武:SEASOSNS
妹尾武さん。リフレタリウムで流れていた音楽の作曲者です。
行かれる方にとっては、一種のネタバレになってしまうでしょうか?!
でも、きっと音楽は日替わりか週替わり、あるいは月替わりなんだろうと思います。
だって私のように、毎週でも行ってみたい(上映時間は20分です。)と考えている人もいるくらいですから。(笑)
満天の星空とアロマとヒーリング音楽。
あなたがもし、日々の生活で疲れていたり、つらいことがあってサメザメと泣きたいとき・・・。
リフレタリウム。おススメですよ。
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Vintage Confections:惑星キャンディ
こんなに魅惑的なスイーツを見つけてしまいました。
アメリカのVintage Confectionsというお店のキャンディーです。
「惑星シリーズ」の他に「星雲シリーズ」もありますよ♪
人間はそれ自体が「宇宙」だって言いますけど、このキャンディーを食べて、もう一つの宇宙を体に取り込んだら・・・。
もう途方もない「宇宙意識」に至ってしまうかもしれません?!(自分でも何を言ってるんだかよくわからなくなってきましたね〜。)
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2017年09月17日
南の島のハメハメハ大王&マサラダ
弟の出自
まだ私が小学校に入る前、父がこんなことを言いました。
「○○(←弟の名前)はなあ、高崎山から来たんよ。高崎山には猿がようけ(たくさん)おってな。その中から、一番おとなしゅうて、賢そうな猿を連れて帰ってきたんよ。それでそうして育てとるうちにな、だんだん人間の姿になったということなんよ。」
ものの道理が分からなかったおバカな私は、父の冗談をまるっきり信じてしまいました。
しかも、弟が洗濯物入れのようなバスケットに入れられて、庭で日光浴をしていた写真を見つけたとき、それは揺るぎのない確信へとなったのです。
(そうか。お父さんとお母さんは、このバスケットに弟を入れて運んできたのか!)。
さてさて。
実は私と弟は、子どもの頃、あんまり仲の良い姉弟ではありませんでした。
でも、それはひとえにワタシのせいでした。
母は、おとなしくて心根の優しい弟のことを、それはそれは可愛がっていました。
それで私のココロに(お猿ごときにお母さんを取られてたまるかっ!)という焦りとジェラシーが生まれたのでしょうか?
ある時などは縁側でアイスクリームを食べていて、弟がそれを欲しがると「ん〜。じゃあ、庭におるアリを食べたら分けてあげるよ。」などと言い・・・。
ううっ・・・なんてむごい仕打ちをっ!!
ほんとうはこんなことは氷山の一角で、たたけばいくらでも出てくる、弟に対する私の「悪行」の数々。
お天道様にはすべてお見通しなのだけれど、ここではあえて割愛したいと思います!!(怖くて書けません。)
こんなにひどい姉ですもの。
そりゃ弟に「お姉ちゃん!」と慕われるわけもありませんでした。
それから数十年の歳月が流れました。
私たちもそれぞれ結婚して親となり、母を病気で亡くし、世間的にはもう立派な「大人(の年齢)」となりました。
そして今や、弟は私にとってかけがえのない大事な大事な存在となっております。
弟も何かにつけて「姉貴、姉貴」と連絡してきてくれるようになりました。
身内びいきもいいところ、ですが私にとって彼は世界で一番の弟だ!と思っています。
(お父さん、お母さん、私に最高の弟をありがとう!)
そんな気持ちです。
ただ・・・彼は歳と共にどんどんと横幅が膨張してきているので、そこが少しばかり気がかりなところです。
ワタシも両親も標準的なサイズなのに、なぜか弟だけが「規格外」なのですもの。
身長も180センチをゆうに超えていますが、体重もゆうに100キロを超えている始末です。
「ねえねえ。だいじょうぶ?ちょっとはダイエットしたら??」
という私に弟はニヤニヤしながらこう言います。
「だいじょうぶって〜!ワシの場合、これは脂肪じゃなくて筋肉よ!! 言ってみればお相撲さんのような筋肉質ボディよ!」
そうかなぁ〜。
ワタシにはお相撲さんというよりは、童謡に出てくるあのハメハメハ大王にしか見えないんだけどなあ〜。
そう言えば、弟は仕事がしんどくなると「あああああ〜!ハワイにでも行って、日がな一日ビーチでの〜んびりと過ごしたいな?」って言います。
(。´・ω・)ん?
そこでまた私の「原始脳」が反応するのです。
(もしかしたら弟は、ハワイ経由で高崎山に連れてこられたおサルではなかったのか?!)・・・と。
南の島のハメハメハ大王
作詞:伊藤アキラ
作曲:森田公一
歌: 堀江美都子
1976年にNHK「みんなのうた」でなどで放送され人気を博しました。
ちなみに「ハメハメハ大王」というのは、実在したハワイ王国の「カメハメハ一世(1795年 - 1819年)」のパロディだそうです。
あなたも子どもの頃、耳にされたことがあるかもしれません。
歌詞はこんな具合です。
南の島の大王は
その名も偉大なハメハメハ
ロマンチックな王様で
風のすべてが彼の歌
星のすべてが彼の夢
ハメハメハ
ハメハメハ
ハメハメハメハメハ
なんとも大らかな歌ではありませんか?
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マサラダ
「マサラダ」はポルトガルのお菓子で、移民によってハワイに伝わりました。以来、揚げパンのようなこのスイーツはハワイのローカルフードに定着したということです。
味は三種類。生クリームと小豆、カスタードクリーム、そしてプレーン。
弟にプレゼントしようかな〜って考えているのですが、一口食するや否や、弟の「ハメハメハ魂」が呼び覚まされ、
「はっ!これは懐かしの味!こうしちゃおられん。俺、ハワイに帰るわっ!!」
なんてことになったらどうしましょー!?
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2017年09月14日
フォーレ:チェロソナタ第二番 & チュベ・ド ショコラの割れチョコ
魂のピアニスト
高校時代からの親友が先日、ステキな贈り物をくれました。
彼女=Kちゃんは音楽大学を出てからずっとピアノの講師をしながら、自身のピアノ技術のさらなる向上にも余念がありません。
今回送ってきてくれたのは、7月に行われた彼女と外国人チェリストとのデュオリサイタルDVDです。
今、それをBGMにしながら、このブログを書いています。
さて。彼女と私が親交を結んでから、かれこれ何十年が経つでしょうか?
なにしろ、お箸が転んでも可笑しかった10代の頃から、お互いの「成長」(加齢具合ともいいます?)を折に触れて見てきたわけなのです。
結婚して私は広島、彼女は県外で暮らし、一時は音信不通になっていた時期もありました。
でもふとしたきっかけで、また彼女と連絡を取り合うようになったのです。
旧友って良いものですね。何年間、いえ、時によっては十何年ぶりであっても、話せば一瞬のうちに昔のように打ち解けられるんですから!
とは言え、確実に年月は経ったわけで、その間私にも彼女にも、人生イベントはそれなりに色々ありました。
良いこともそうでないことも・・・。
彼女も音楽と生業としてやっていく中で、落ち込んだり悩んだり、はたまた私生活でもご両親を相次いで亡くしたりして、本当に波乱万丈な人生を送ってきたのでした。
けれど、それでも彼女は決して絶望することなく今に至ります。
ちょっと前に彼女と電話で話をしたときのことです。
彼女は言いました。
「ピアニストとしてなら、私よりも若くて才能があって、世界的に活躍しているような人たちはたくさんいる。以前は、そういういわゆる一流と呼ばれるような人達と自分を比べて、どうにもこうにも歯が立ちそうにないっ!て焦ってた。こんなんじゃダメだ、ダメだって。コンクールなんかも、いかにして審査員に気に入られるような演奏をしようかって、そんなことばかり考えてた時もあったの。」
「でもね、最近なんとなく考え方が変わってきたの。確かに専門家から高く評価されることは必要だけど、それだけに意識を向けていたら、いわゆる審査員におもねり過ぎるような演奏法に終始してしまうんじゃないかってね。
それで、一度それを頭から取っ払ったら、とにかく私は音楽が、ピアノがこの上なく好き!!って、たっだそれだけは何のてらいもなく思えたの。でね、まずはそれでいいんじゃないか?って。
そしたら変なプレッシャーから解放されたみたいにスッキリして、前よりももっとピアノ弾くのが楽しくなったの。純粋に音楽と戯れてるその時間がね、無性に楽しいのよ。」
私は彼女の言葉に感動しました。
苦悩の中にあっても自分自身を粗末にすることなく、自身と音楽に真摯に向き合ってきたからこそ、彼女はこうして「自己受容」が出来るようになり、「メンタルブロックを外せた」のではないだろうかって。
それで今回のDVDです。
プログラムは、バッハの無伴奏チェロから始まって、ベートーヴェンのチェロソナタ、ショパンのバラード、フォーレのチェロソナタにショパンの序奏と華麗なるポロネーズ・・・。
チェリストとの息もぴったりと合って、絶妙なコンビネーションです。
それにしても、なんという豊かな音色。
そしてなんという表現力なのでしょう!
ある時は繊細に。またある時は大胆に。
まるで音楽の精霊がピアノという楽器を通して、自由自在に「戯れて」いるかのようです。
彼女の「魂の響き」に、遠く離れた広島のワタシの「タマシイ」が共鳴したのでしょうか?
DVDを鑑賞しながら、ワタシはこみ上げる熱いものを抑えることが出来ませんでした。
「Kちゃん、素晴らしいわ! 色々あったのに、こんなに立派になって・・・。」ってまるで、孫の成長に涙するおばあちゃんの心境?!
人生の酸いも甘いも嚙み分けて(なんだか演歌みたいですが)、そのすべてが彼女の音楽にこれほどまでの深みと幅をもたらした。
Kちゃんは、まさに「魂のピアニスト」だと思います。
今後の彼女の活躍がますます楽しみです。
フォーレ:チェロソナタ第二番 ト短調 Op.117
フランスの作曲家 フォーレ(1845−1924)によって作曲されたこの曲ですが、原曲はナポレオン一世の没後100年記念式典のために作られた「葬送歌」でした。
それを後にフォーレはチェロとピアノのための室内楽曲に編曲したのです。
原曲は吹奏楽曲だったものが、こんなにしっとりとした室内楽に・・・。
これぞ、アレンジの妙ですね〜!
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チュベ・ド・ショコラ: 割れチョコ
くだんのKちゃんですが、この夏にフランスで音楽セミナーを受講。
パリで撮った写真をたくさん送ってきてくれました。
いいなぁ〜。フランス、フランス、おフランス〜(^^♪
そこで今回は、こんなチョコレートをご紹介しましょう。
チュベ・ド・ショコラ。
いかにもフランスのショコラトリーっぽい!
って思ったら・・・
なになに??
メーカーさんのお名前は蒲屋忠兵衛商店、ですって??
自由が丘に本店がある蒲屋忠兵衛商店は、割れチョコ専門店なんだそうです!
で、このいかにもフランスっぽいお名前は・・・ちゅうべい=チュベ。あ、そういうことなんですね?
こちらもある意味、「アレンジの妙」でしょうかっ!?
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2017年09月12日
まんが日本昔ばなし&福だるまぼうろとおいりセット
祖母の昔ばなし
私の父方の祖母。
今はもう故人ですが、それはそれはファンキーな人でした。
とにかく話が面白くて、文字通り抱腹絶倒ものだったのです。
自称(?)お嬢様育ちだったという祖母には、面白いお話の引き出しが無限にあるように思えました。
例えば祖母の実家にいた丁稚どんの話。(なにしろ祖母の少女時代は、大正時代から昭和初期にかけてでしたから。)
その丁稚ドンが、ある時、お屋敷の庭で一人うんうん言いながら、木と相撲を取っていたというのです。
祖母曰く「あれはな。丁稚ドンがキツネに化かされてたんやなあ。」
秀逸だったのは、祖母がまだ女学生の時に近所に住んでいた摩訶不思議なおばあさんのドキュメンタリー。
「一人暮らしのそのおばあさんはな、雨が降ってくると、畑に生えとるハスの葉っぱを傘にして平然と歩いてござった。」(←まるでトトロ)
「私の実家のある所はなあ、冬になると雪がドカドカ降るところなんやわ。おばあさんの小さい掘っ建て小屋みたいな家もな、雪にすっぽり埋まってしまうんや。
いやあ、おばあさん、ダイジョウブやろか?って心配してたらな、春になってようやく雪が溶けたころに、おばあさん、その家からヒョコッって出てきなさってなぁ〜。冬中、どうしてたんやろか?ホンマ、不思議な人やったわ〜。」
このおばあさんの話はなかなか長編で、私は祖母が家に遊びに来てくれる度に「おばあちゃん!あのおばあさんの話して〜!」って、ねだっていたものでした。
祖母は、これ本職にしたらいいんじゃないかしら?って思うほど素晴らしいストーリーテラーでした。
話しの運び方と言い、登場人物の声色と言い、ジェスチャーと言い、玄人はだし・・・。
祖母の話には、聞く者の心を一瞬でガシッと捉えて離さない魔力のようなものがありました。
ただし・・・です。
祖母の抱腹絶倒話には、いわゆる「教育的配慮」などというものは、ほぼありませんでした。
つまり倫理観・道徳観はミジンもなく・・・。
あえて形容するならば「ブラックユーモア」満載!?
しかし幸か不幸か、純真無垢であった当時のワタシには「おばあちゃんの話は教育的な観点から見て是か非か?」などと考えるアタマはありませんでした。
ただただ、オカシカッタのです。
そしていつも本音で話してくれて、楽しい「おばあちゃん」のこと、私は大好きでした。
「せっかくの人生やもんね。笑って生きなねえ〜。」
その天衣無縫さが故に、時々親戚には迷惑をかけたこともあったようでしたが・・・。
それでも祖母は祖母らしく、最後まで自分の人生をはつらつと生ききったのです。
おばあちゃん、アッパレです。
まんが日本昔ばなし (主題歌とお話)
子供時代、毎週土曜日のおたのしみと言えばコレでした。
アニメ「まんが日本昔ばなし」です。
近年では「家政婦は見た」シリーズでも有名な市原悦子さん、俳優の常田富士夫さんのたった二人で、何通りもの声色を使い分けての昔ばなしが、とにかく面白かったのです。
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福だるまぼうろとおいリセット
日本の昔ばなしには、主人公の人間に助けてもらった動物なんかが「お礼に。」と、贈り物を持たせてくれるお話も多いですよね?
浦島太郎しかり、
舌切り雀しかり・・・。
でも時として、そこには「人間の欲深さ」を戒めるような、あんまり有り難くないトラップが仕組まれていたりするものです。
だって舌切り雀のおばあちゃんは(欲の権化のような人でしたから)、スズメのお宿から帰る際のお土産に当然、大きい方のつづらをもらったら、中から蛇やムカデや怖いものがいっぱい出てきて往生しましたものね。
浦島太郎に至っては、「開けちゃいけません。」って言われていた玉手箱を開けて、あっという間にお爺さんになってしまって・・・。
良い人だったのに、なんだかお気の毒な結末。
一方、この福だるまぼうろとおいリセットみたいなお土産なら、どちらを選んでもウレシイな〜なんて思ってセレクトしました。
え?金銀財宝じゃないじゃないの?ですって??
いやいや。これくらいがちょうどいいんです。
ただほど高いものはない。
うまい話には裏があるのです。ご用心を・・・。(笑)
福だるまぼうろとおいりセット
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2017年09月11日
また逢う日まで & マロンリキュール
平成の昭和ボーイ
息子は東京ライフを満喫しています。
けれど、どっちかって言いますと謳歌しているのは「キャンパスライフ」ではなくて「キャンパス外ライフ」のようですが・・・。
息子の生活は、主にバイトと音楽活動。その合間に大学?!
そんな感じです。
(まあ、留年さえしなければいいか?って思っています。)
さて、そんな息子ですが時々はライブハウスで歌ったりもしているようです。もっとも、参加料を支払って「歌わせてもらっている」という形ですけれども。
いずれにせよ、度胸はつくでしょうね〜!
そんな息子が先日帰省してきたときに言いました。
「俺ね、思うんだけどさ。昭和の歌手ってすごい人いっぱいいるよな〜って。たとえば、また逢う日までを歌った尾崎紀世彦なんて最高じゃん!!あの曲、難しそうだけど、いつかライブで歌ってみたいなあ〜。」
お、尾崎紀世彦?
また逢う日まで?
ですって??
どうして知ってるの?
そりゃ、私ですらまだ物心つく前の昭和の歌謡曲ではないですかっ!(いちおう、この世に存在はしていましたが、ハイ。)
息子がどういう経緯でこの歌を知ったのかはよくわかりませんが、そう言われて改めて聞いてみると確かに素晴らしかったのでした。
ところで、です。
私の弟は小さいころおとなしくて父から「お前には覇気というものがない!」と言われ、「昭和の寿(ことぶき)少年」と呼ばれておりました。(ひどいもんです。)
ならば、その弟の甥っ子である昭和歌謡好きな息子には、さしずめ「平成の昭和ボーイ」とでも命名しておきましょうか。
また逢う日まで:尾崎紀世彦
作詞:阿久悠
作曲:筒美京平
この曲はもともと、三洋電機のエアコンのCMとして作成されたものでしたが、結局採用されるには至りませんでした。
ただメロディーがとても良かったので、なんとかこの歌を世に出せないものかということで、文字通り紆余曲折を経て、最終的に作詞が阿久悠、シンガーは尾崎紀世彦で落ち着き、ミリオンヒットとなりました。1971年のことです。
尾崎紀世彦の抜群の歌唱力。聴いていて胸がすくようです。
息子に言わせれば「喉がちゃんと開いていて、楽に声が出せているから、聞く方も苦しくない。」んだそうです。
youtubeで歌っている映像を見ても、口元からマイクはだいぶ離しているにもかかわらず、あの声量です。
そして確かに力みがない。それであのボリューム。
ああ、あんな風に楽に歌えたらさぞかし気持ちがイイだろうな〜なんて、素人の私でもうっとりしてしまいます。
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こちらは↓ジャズピアノバージョンです。原曲が良いと、どんな風にアレンジしてもステキですよね!
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マロンリキュール
「また逢う日まで」はオトナの男女の切ない「別れ」の歌なんですね。
愛し合っているんだけれど、そうであるがゆえにお互いを傷つけあってしまう二人。
『二人でドアを閉めて・・・』
この二人は同棲していたんでしょうか。(それこそ「ひよっこ」に出てくるような「あかね壮」みたいなアパートに。あ、ただし「あかね壮」だとプライバシーはほぼ保たれない!?(笑))
『二人で名前消して・・・』
これは? アパートの表札に書いていた名前のことでしょうか?
恋人(もしくは愛人)関係を解消し、二人で過ごした思い出の「愛の巣」をあとにする・・・。
考えてみればこれほど切ないシチュエーションはありませんよね。
でも「また逢う日まで」というからには、これが決して永久な別れではないはず。
「今はまだお互いが若すぎて、不器用な愛し方しかできないけれど、もう少し人生経験を積んで、今よりもっと成熟した大人になったら、その時はまたきっとあなたと・・・。」
そんな再会の希望も感じさせてくれる歌詞です。
さて。ご紹介するスイス・コンディトライのマロンリキュール。
渋皮栗が混ぜ込まれたクリームを、リキュールがしたたるスポンジケーキでサンドした「濃厚なオトナの味」です。
ところで、この歌に出てくる男女の年齢って、何歳くらいの設定なんでしょう?
もちろん今の私の年齢よりはぐ〜っと年下の男女のはずです。
それなのに、こんなに切なくて意味深な別れ方。ワタシはついに経験しないまま、今日に至っております。
だいたいにして、昭和時代の成人の方が今の私たち世代の成人よりも、よっぽど精神年齢が高かったようにも思えますし・・・。
そんな昭和のオトナのカップルなら、こんなリキュールひたひたのスイーツも憂いをこめた表情で、カッコよく食してくれそうです。
マロンリキュール
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2017年09月09日
虫歯建設株式会社& チョコレート エムチューブ
子どもの辞書に「既成概念」の文字はない
そりゃそうですよねー。人生経験が少ないんですから。
見るもの、聞くもの、全てが新鮮。
すべてがワンダー。
常識がない、と言ってしまえばそうです。
けれどその分、発想が自由です!
だから大人が先回りして「これはこう」「あれはこう」とすべてに最初から「既成概念」を植え付けてしまうのもどうか?と思ったりします。
最初はすこしくらい「遊び」があってもいい。
ただし・・・放っておくと「ちょっと危ない」または「そうとう危ない」こともありますが。
例えばこんな場合。
@幼い姉と弟。
ある日のこと。姉がスプレー缶を手にして、弟にこう言いました。
「これで髪の毛をとかしてあげる!お母さんがいつも使ってるやつで!」
それで髪をとくと、たしかにクシ通りはよくなり、弟の髪の毛はツルツルと光り出しました。
「キレイになったね!!お母さんに見せにいこう!」
姉と弟は得意満面で、母のいるリビングに行きました。
母は幼い息子のギトギトした髪の毛と、強烈な匂いにギョッとなりました。
「おねえちゃん、何を使ったの?!」
娘はニコニコしながら答えました。
「これっ!お母さんもいつも使っとるよね!」
娘が持っていたスプレー缶は、母が使っているヘアスプレーではなく、スプレー式のアレでした。
キンチョール
娘にとってスプレー缶はすべて、母の使っているヘアスプレーと同じもの、だったのです。
「きゃ〜〜っ!!!大変大変!!!」
母は真っ青になりながら、息子をお風呂場に連れて行き、何度も何度もシャンプーしましたとさ。
A
主人公はまたもや前出の女の子です。
その頃、幼稚園ではある「お菓子」が人気でした。いや、実際それは決して「お菓子」のジャンルではなかった、だってチューブ入りの「子供用歯磨き粉」だったのですから!!
でも自由な発想においては、アーティスト顔負けの子供たちです。
当時、子供用歯磨き粉は売り出されたばかりだったと思います。
歯磨きの習慣を楽しくつけさせるために、歯磨き粉にはいろんな「風味」がつけてありました。
バナナ味、イチゴ味、そしてチョコレートの味・・・。
ある時、友人の家でバナナ味を「食べさせてもらった」女の子はその味と形状、そして何より、チューブから食べるというスタイリッシュな「食し方」にすっかり魅了されました。
そこでお母さんに「子供用の歯磨き粉買って〜!」とせがみました。お母さんは「やっとこの子にも、歯磨きの習慣がつくわ!」と喜びました。
買ったのはチョコレート味。
女の子はそれを持って、友人のいえに遊びに行きました。そこには5、6人集まっていて、手に手に「例のお菓子」を持っています。子供たちは嬉々として、いろんな味の「歯磨き粉」を「回し食い」しましたとさ。
母たちの期待や思惑など、ま〜ったく「忖度」しないで。
虫歯建設株式会社
作詞:田中みほ
作曲:小杉保夫
我が子が幼いころ、「おかあさんといっしょ」で歌われていた曲です。
歌い出しはこうです。
どどどど が ががが どどどど がががが
ドリルと シャベルで ほりおこせ
おっと こっちにゃ チョコレート なんと そっちにゃ ビスケット.
おいしいおたから ほりおこせ
軽快なメロディーにユーモラスな歌詞。でも、子供たちにとってはコワ〜い歌ですね。
息子など、よく甘いものを食べて「ママ!ぼくのおくちのなかでオニたちがこうじしてない?!」ってなみだ目で聞いていましたから。(笑)
私はそんな息子の表情を愛おしいと思いながら「ママと毎日、歯磨きしてるもんね!、だ〜いじょうぶっ!」
ってマリア様のような笑顔で安心させてやったものです。
そんな慈母である私が、まさか子供時代に「歯磨き粉」を食べたり、キンチョールで弟の髪の毛をといたりしていただなんて、、、、口が裂けても言えやしない。
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M&M’S チョコレート エムチューブ
あのM&M's、チューブ容器に入っているのは小粒のチョコレートです。
さすがにここでチューブ入りの練り歯磨きを、ご紹介するわけにもいきませんので・・・。(笑)
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2017年09月05日
チャイコフスキー「眠りの森の美女」& ブライダルアイシングクッキー
講義室は眠りの森?!
大学時代の講義中はとにかく眠たかった・・・。特にお昼ごはんをお腹一杯食べた後。
午後一番の講義は、ほとんど睡魔との格闘でした。
その中でも倫理の講義は、教授のおだやか〜なお声が心地よく子守歌のように聞こえてしょうがなかったものです。
あるとき、講義が始まるや否や私の睡魔は頂点に達しました。
ほんのまばたきのつもりで目を閉じ、そして再び目を開けると・・・。
授業が、終わってしまっている?!?
我ながら、これにはさすがにビックリしてしまいました。
たっぷり寝たハズなのに、寝すぎたせいか、頭はぼんやりとしています。
私はフラフラと講義室を出て、階段に向かいました。
この建物はまさに「塔」と呼ぶにふさわしく、階段は螺旋階段状態でした。(いちおう踊り場は設けられていましたが)。
つまり、階段の横幅が狭くて急なのです。
相変わらず私は薄ぼんやりとした意識のまま、二、三段降りました。
そして四段目・・・
(あら?ないっ!階段が消えた?)
と思った瞬間、私の身体は宙を舞い、気がつくと踊り場にうつぶせになって倒れていたのでした。
ただでさえ狭い踊り場です。
各部屋から講義を終えて出てきたたくさんの学生たちは、そこにバッタリと倒れている(でもしっかり意識はあった)私のそばを、何事もなかったかのように通り過ぎていきました。
ある者は遠慮がちに避け、またある者は大胆にまたぎ・・・。
そんなわけで誰一人として私を助けてくれる人はいませんでした。
私はこんなにブザマなコケ方をして、あまりにも恥ずかしく、起き上がるのは他の学生たちが皆んな去ってからにしようと心に決めました。
ところで、私が受けていた講義の内容。それは「善とは何か?」というものでした。
「善とは必ずしも、正・悪で客観的に判断されるものではないのです。むしろ各人にとって最も良いと思われるものがその人にとっての善である、と言い換えてもいいでしょう、云々。」
ほとんどの講義を居眠りに費やした私が、かろうじて覚えていた教授のお言葉です。
(ということは・・・? 中には、私が恥ずかしい思いをしているだろうからって気遣って、あえて見て見ぬふりをしてくれている人だっているだろうし。
私からすれば、非情にも思える人たちだけど、彼らは彼らなりの「善」に基づいて、今、このような行動に及んでいるに違いないわ!)
いやはや、こんなカタチで、自ら「善」を体験することになろうとは・・・。
でもせめて、誰か一人くらい「大丈夫ですかっ? 怪我はありませんか?」って抱き起してくれる「善」の持ち主がいてくれても良さそうなものだったのに?!
う〜む。
再度、「善」とは何なんでしょうか?
チャイコフスキー:バレエ音楽 ≪眠りの森の美女≫
「眠りの森の美女」は「白鳥の湖」「くるみ割り人形」と並ぶ、チャイコフスキーの三大バレエ音楽の一つです。
初演は1890年にサンクトペテルブルクで行なわれました。
原作はヨーロッパの民話。グリム童話では「茨姫」として有名ですね。
悪い魔法使いの呪いで、お城の敷地内にある塔の屋根裏部屋で深い眠りについてしまった王女。
勇敢な王子が王女を見つけ、キスをすると魔法が溶け、二人は祝福されながら結婚しました・・・。
一方、「塔」のような大学内の建物の中で「睡魔」という魔法にかかり、一瞬深い眠りに落ちてしまった一女子学生。
しかしそこに残念ながら「王子」は現れてはくれなかったのでした。
むしろ、あったのは見て見ぬふりをする「武士の情け」・・・。
そうです、ここはニッポン。
サムライならたくさんいます?
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ブライダルアイシングクッキー
バレエ「眠りの森の美女」第三幕は、フロリムント王子と、王子の愛によって目を覚ましたオーロラ姫の婚礼のシーンです。
そこで、ブライダルにピッタリのこんな愛らしいクッキーをご紹介します!
アイシングの爽やかな白が目に眩しい!!
文字通り、目が覚めます!!
[サリーズカップケーキ]ブライダルアイシングクッキー8枚入り
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2017年09月04日
夏の思い出 & さるパン
夏が来〜れば 思い出す〜♬
BS放送の『スーパープレゼンテーション』、ご覧になったことはありますか?
各界で活躍する様々な人たちをプレゼンターとして招き、アメリカで毎年開催されているTEDの模様を編集した、興味深い番組です。
最近放送されたのは、自称「先延ばしの達人」、ティム・アーバン。。
彼は若いころから、とにかく何でも?先延ばしにする傾向があるのだそうです。
彼なりの「研究」により、そういった先延ばしをする脳の中では一体何が起こっているのか?が明らかになったということですが・・・。
なにせ彼は世界の大学で名門中の名門、ハーバードを出ているのですから、複雑なMRI画像を前にした真面目な講座かと思いきや。
スクリーンに映しだされたのは、彼自身が描いた「下手ウマ」なイラストでした。
彼の理論によれば、脳内にはやるべきことをちゃんとわかっているRational Decision Maker(理性的判断マン)がいて、脳を操縦しているんですって。
けれどもその「コックピット」には、厄介な邪魔者がいるんです。
その名も、Instant gratification Monkey(快楽主義モンキー)。
そのモンキーは「理性的判断マン」がせっかく理性的、計画的に物事を推し進めようとしているのに、「いいじゃん、いいじゃん。そんなことは後にしちゃって!それよりもさ〜、遊ぼうよ〜!ダラダラしようよ〜。」って言うんですよ。
で、判断マンは誘惑に負けて、やるべきことをついつい先延ばしにします。でも、心のどこかに(サボってる)という負い目があるので、心底からは楽しめないわけですが。
そうしているうちに、いよいよやるべきことの「デッドライン」がキワキワまで来ると・・・。
ついにPanic Monster(パニックモンスター)が覚醒するのです。
彼は「どうするんだよ!!締め切りは明日だよ!!?大変だ、大変だ〜〜!!!」とパニくります。
それではじめて「理性的判断マン」も、そして「快楽主義モンキー」も「ハっ!!!このままではいけないっ!」と気づくわけです。
そして火事場の馬鹿力を発揮して、猛烈に仕事に取り組む。
ギリギリセーフ!!
これが、やるべきことをついつい先延ばしにしてしまう人の脳内、というわけなんですって。
あなたはいかがでしょうか?
私などは、子どもの頃、このモンキーを二、三匹は飼っていたような気がします。
長い夏休みになんかには、モンキー達が最高に暴れ回ってましたね〜。
ある年は、40日分の日記を8月31日から翌朝まで、徹夜で仕上げました。
もちろんほぼ「作話」です。
我ながら、素晴らしい才能だと思いました。(笑)
また、ある年は理科の自由研究。これも取り掛かったのが8月30日でしたから、「観察日誌」的なものは無理!
パニックモンスターにせかされて無い知恵を絞った挙句に思いついたのが、「植物採集」でした。
とりあえず、近所の空き地に向かい、野草を手あたり次第に引っこ抜く。
それを画用紙にセロテープで一種類ずつ貼って、積み重ねました。それだけで丸一日かかりました。
でも悲しいかな、手元には肝心の植物図鑑がない!!!
もちろんその頃ですから、インターネットもないし、図書館に行く時間も気力もない。
結局、出来上ったのは「名前もわからないただの押し草」。
先生も苦笑いするしかなかったことでしょう。100枚近くあった「押し草」画用紙の一番最後に小さく「見ました。」のハンコのみ押してくださってましたから。おはははは・・・。
今でも夏草を見ると思い出すのです。
そして、私の脳にいるはずの快楽主義モンキー達は、この年齢になって、ようやく少しだけ?パワーダウンしたような気もします。
夏の思い出
作詞 江間章子
作曲 中田喜直
歌 由紀さおり・安田祥子
作詞家の江間章子が、NHKから作詞の依頼を受けたのは戦後間もない昭和22年のことでした。
その時に彼女はたまたま訪れたことのあった、尾瀬の風景を詩にしました。
江間は、ミズバショウの花が一面に咲き乱れる尾瀬に感動したといいます。
私は尾瀬に行ったことはありませんが、この歌を聴いているだけでその風景が浮かび、涼やかな気分になれるような気がします。
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駄菓子 手作りみそパン さるぱん
岩手県にある村上製菓さんの郷土菓子です。
みそパンっておいしいですよね〜。甘いお味噌の香りがプンとして、口にするとなぜかホッとするんです。
おさるさんの表情がなんとも言えません。
私たちの脳内に必ず一匹はいると言われている(?)「快楽主義モンキー」もこんなに愛らしければ、もうちょっと「理性的判断マン」に協力的だったかもしれないのに・・・。(苦笑)
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