2016年09月15日
Moon River (映画『ティファニーで朝食を』より) & チャプチーノのニューヨークカップケーキ
今日は中秋の名月ですね。
そこで、ご紹介する曲にはタイトルに「月」あるいは「moon」がつくものを・・・と思いましたら、最初に浮かんだのがコレです。
映画『ティファニーで朝食を(Breakfast at Tiffany's)』のテーマ曲、Moon Riverです。(ひねりがなくてスミマセン。)
この映画、ご覧になったことはおありですか?
オードリー・ヘップバーンの映画全盛期と言えば、ちょうど私の親世代ですが・・・やっぱり、今観てもいいですね〜。
実際、私も彼女の作品はDVDなどでたくさん観ました。
原作はアメリカの小説家トルーマン・カポーティの中編小説(タイトル同じ)です。1961年に映画化されました。
舞台はニューヨークの五番街。
ホリー(ヘップバーン)は、束縛されることを何よりも嫌って自由奔放に生きている女性です。
彼女は、同じアパートに越してきた作家志望の青年ポールと意気投合します。
ポールはホリーの不思議な魅力に惹かれ、やがて彼女を女性として愛するようになります。
けれど彼女は、そんな彼の気持すら「自分を束縛してしまうもの」として受け入れを拒絶します。
そんな彼女のかたくなに閉ざされた気持ちを、ポールは作家らしく実に素敵な言葉で優しく開き、氷解させるのです。
めでたしめでたし・・・。
ところでティファニーは宝石店なのに「朝食を」って?!
不思議に思われませんか?
私など「ティファニーには、カフェもあるのかな?」などと思っていたくらいです。(←庶民)
もちろんそうではなく、ホリーが「いつかはティファニーで朝食をとるくらいの身分になりたいの。」と言うセリフからきているのだそうです。
映画の中で、ホリーがティファニーのショーウィンドウの前で、立ったまま紙袋から出したパンを食べるシーンは、なんともキュート!!
もし私があれと同じようなことをしたなら・・・。
例えば街中の百貨店のショーウィンドウ(シャ〇ルとかル〇ヴィトンとか)の前で、紙袋から出した、焼きたての太鼓饅頭などをほおばっていたとしたら・・・???
単なる「お行儀の悪いオバサン」で終わること間違いなしですね!?!
MOON RIVER
作詞 J・マーサー
作曲 H・マンシーニ
(試聴できます♬) ヘップバーンのこのファッション。今でも十分スタイリッシュですね!
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この歌詞のムーンリバーですが、実はこの川は、作詞したマーサーの故郷であるジョージア州の彼の実家の裏にあるBack River のことなのだとか。別名Moon Riverと呼ばれていたそうです。
おそらくは、その川を見ながら育った彼の、胸に抱いた色々な希望や夢をMoon Riverに例えたのでしょう。
人生いろんな挫折もあるけれど、いつか自分もこのRiverを渡り、夢を実現させよう!
そんな感じでしょうか。
ホリーにも夢がありました。自分は何者にも束縛されず、自由に生きて、やがてはティファニーで朝食を食べられるくらいのお金持ちになる!
けれどポールとの出会いで、その夢は思わぬ結果となるのです。
彼と一緒に渡ったレインボーブリッジの先には、ホリーが想像していたよりもはるかに豊かでシアワセな世界が待っていたのですね。
チャプチーノ ニューヨーク カップケーキ
ニューヨークのカップケーキってどうしてこんなにキュートなのでしょうね?
遊び心があって、見た目にもほんとに楽しいです。
ヘップバーンが生きていたら、このケーキを見てなんというでしょう?
彼女がこれを食べる姿を想像しただけで、ん〜。
画になりますよね!
この記事へのコメント
よく知っているこの曲も、ヘップバーンの画像と一緒に聴くと、胸がキュンとしました。確かに、ヘップバーンがパンを立ち食いしても、キュートですよね!!ニューヨークの街並みとも、よく合ってて素敵なワンシーンですね!
Posted by ネコ娘 at 2016年09月15日 15:50
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