2016年08月24日
ダッタン人の踊り(ボロディン)& トルコのキューブ綿菓子
「ダッタン鍋」とは何ぞや?
時々、面白〜い言い間違いをする、楽しい友人がいます。
彼女と一緒にランチを食べに行った時のお話しです。
私が「野菜をたくさん食べるには、蒸し野菜がいいわよね!」というと、
彼女も共感して答えました。
「そうそう!あの鍋・・・なんだっけ? あ、ダッタン鍋よ!」
ん?ダッタン鍋? たしかに聞き覚えのある名前だけど・・・。
でも、なんか違う・・・??
私はしばらく考え、そして思い出しました。
「それさ、もしかしてタジン鍋のことじゃない ?!」
彼女もハッと気づき、二人して顔を見合わせ、
「ダッタンなべって?!一体どんな鍋なんだろ〜ね〜??」
って、しばらくケラケラと笑いが止まりませんでした。
ダッタンとタジン、まぁなんとなく音が似てますものね〜〜。
混同するのも不思議ではない。
というわけで、今日の曲は「タジン人」・・・ではなく「ダッタン人の踊り」です。
オペラ 「イーゴリ公」より第二幕 「韃靼人(ダッタン人)の踊り」
作曲 アレクサンドル・ボロディン
このオペラ曲は、19世紀に活躍したロシアの音楽家、ボロディンによって作曲されました。
中世ロシアの叙事詩「イーゴリ軍記」を題材にして書かれたものだそうです。
しかし、このオペラ全曲が完成する前に、ボロディンは亡くなってしまいました。
それで、未完だった部分をリムスキー・コルサコフとグラズノフが、それぞれ分担して仕上げました。
そして1990年に無事、初演の運びとなりました。(良かった、良かった!)
「韃靼人の踊り」は、クラシックの中でも有数の人気曲です。
くだんの「ダッタン人(=タタール)」ですが、昔々、北アジアのモンゴル高原から現在のリトアニアにかけての広大な地域で活動していたトルコ系の遊牧民族のことだそうですよ。
たしかにメロディがなんともアジア民族的というか、どことなく懐かしい感じもしませんか?
ところで・・・友人が間違えた「タジン鍋」ですが、こちらは民族の名称ではなくて、北アフリカ(主にモロッコ・アルジェリア・チュニジア)の鍋料理のことだそうです。
日本でも数年前にブームになりましたよね。
北アフリカとトルコ。地中海を渡れば、まあ〜近いと言えば近い・・・かも?!
(試聴できます(^^♪)
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トルコのキューブ綿菓子 Cekme Helva
トルコのお菓子って とにかく 激甘!!! なんだそうです。
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でもでも、一度は食してみたい・・・今この瞬間、そんな衝動に駆られているところです。
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オーボエのテーマが何とも、物悲しくて胸がキュンとしますね。「異邦人」って曲にも何となくかぶります。
ロシアのボロディンも、アジアに憧れたのかなぁ〜