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2016年08月23日
ROLEXのある生活!16613青サブ!
皆様こんにちは! Mr.Tです^^
本日は競馬ではなく時計の話を少しばかり!
16613 青サブ
116613LB 新型
以前は私も持ってたんですがリーマンショック辺りの頃は16613中古で30万円前半位でありました。
しかし2008年冬頃から相場が戻り始め2015年頃は安くても60万円位で現在も相場は高値安定です。
これはモデルチェンジの影響だと思うのですが2009年に116613LBが販売され16613は生産中止となります。
新型は定価139万円(旧型は90万円)と高額になり、それが旧型にも影響してきます。
あとダイヤルのカラーの問題もあります。これが一番の理由かも知れません。
新型はパステルでマッドな感じのブルーなんですが旧型はビビットで光沢あるブルーなんです。
このビビットなブルーを手に入れるには旧型を購入するしかない訳です。
更に生産中止となり流通量の上限も決まってしまってますからGMTマスターのような超絶値上がりをした感じです!
現在でも16613は60万円位からの相場です!
この画像は左が新型で右が旧型です。大きさが随分違うように感じますがサイトではケース径40mmで同じです。
何故に大きさが違って見えるのでしょう?それは・・・
右が新型で左が旧型です。
一目瞭然ですがリューズガードの違いとラグの幅の大きさが全然違います!
これで視覚的に大きさが違って見える訳です。ドットインデックスの大きさも違いますしね。
旧型のブルーダイヤルにも色々なカラーがあるらしく16613生産初期にはスーパーライトブルーと言う水色も存在していたようですが私は見た事ありません(^_^;)
1番流通してるのはライトバイオレットと呼ばれる光の当たり加減で紫に見えるカラーでしょうか。
どこからどう見ても紫のディープバイオレットも存在します^^
ROLEXは同じモデルでも色々と微妙に違う部分があって面白いしコレクター心を擽られるモデルです!
実は私、16613SGも好きなんです!
こちらも今は高値で中古で80万円以上ですね!
手が届かないので密かに狙ってるのがこちら!
TUDOR(チュードル)の青サブです^^
時計好きな方なら知ってると思いますがROLEXの弟分みたいな位置付けですよね(笑)
ユーズドのコンディションの良い物で30万円位だと思います!
でも、まずはOMEGAのスピマスのプロかな(笑)
輸入車ブログはこちら・・https://fanblogs.jp/gogohiromijp/
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本日は競馬ではなく時計の話を少しばかり!
16613 青サブ
116613LB 新型
以前は私も持ってたんですがリーマンショック辺りの頃は16613中古で30万円前半位でありました。
しかし2008年冬頃から相場が戻り始め2015年頃は安くても60万円位で現在も相場は高値安定です。
これはモデルチェンジの影響だと思うのですが2009年に116613LBが販売され16613は生産中止となります。
新型は定価139万円(旧型は90万円)と高額になり、それが旧型にも影響してきます。
あとダイヤルのカラーの問題もあります。これが一番の理由かも知れません。
新型はパステルでマッドな感じのブルーなんですが旧型はビビットで光沢あるブルーなんです。
このビビットなブルーを手に入れるには旧型を購入するしかない訳です。
更に生産中止となり流通量の上限も決まってしまってますからGMTマスターのような超絶値上がりをした感じです!
現在でも16613は60万円位からの相場です!
この画像は左が新型で右が旧型です。大きさが随分違うように感じますがサイトではケース径40mmで同じです。
何故に大きさが違って見えるのでしょう?それは・・・
右が新型で左が旧型です。
一目瞭然ですがリューズガードの違いとラグの幅の大きさが全然違います!
これで視覚的に大きさが違って見える訳です。ドットインデックスの大きさも違いますしね。
旧型のブルーダイヤルにも色々なカラーがあるらしく16613生産初期にはスーパーライトブルーと言う水色も存在していたようですが私は見た事ありません(^_^;)
1番流通してるのはライトバイオレットと呼ばれる光の当たり加減で紫に見えるカラーでしょうか。
どこからどう見ても紫のディープバイオレットも存在します^^
ROLEXは同じモデルでも色々と微妙に違う部分があって面白いしコレクター心を擽られるモデルです!
実は私、16613SGも好きなんです!
こちらも今は高値で中古で80万円以上ですね!
手が届かないので密かに狙ってるのがこちら!
TUDOR(チュードル)の青サブです^^
時計好きな方なら知ってると思いますがROLEXの弟分みたいな位置付けですよね(笑)
ユーズドのコンディションの良い物で30万円位だと思います!
でも、まずはOMEGAのスピマスのプロかな(笑)
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2016年08月22日
日本の名馬!オルフェーブル!
皆様こんにちは! mr.Tです^^
いやいや台風の影響で凄い雨ですね・・・負けずにブログ頑張ります!
本日は型破りで暴れん坊な私の大好きなあの名馬です^^
オルフェーブル
父ステイゴールド 母オリエンタルアート 主な勝ち鞍・・クラシック三冠、有馬記念(2勝)、宝塚記念
史上7頭目のクラシック三冠馬、生涯獲得総賞金は約15億7000万円
厩舎・・栗東の池江泰寿厩舎(池江調教師は父のステイゴールドの調教助手をやってました。)
全兄にドリームジャーニーがいます。馬名はフランス語で「金細工師」。
誕生秘話
母オリエンタルアートは実はディープインパクトと交配をしていたのですが3度に渡り受胎に失敗しています。
空胎を避ける為にディープを諦め選ばれたのがステイゴールド!一度で受胎をしています。
人間の世界だったら大変な事ですよね(笑)
その後、ディープとの産駒がいますが結果を残せず2戦で引退しています。本当に競馬は分からないものです^^
「2010年デビュー」
8月に新潟競馬場でデビューしています!
デビュー戦は勝ちますがゴール直後に主戦の池添を振り落として放馬しています(笑)
ウィナーズサークルでの記念撮影が中止となる暴れん坊ぶりをデビューから発揮してました^^
池江は当時「イレ込みが酷くて競走馬になれないかと思った」と話しています。
そして初重賞となる京王杯2歳ステークスではゲート内で躓き遅れ気味のスタートから道中は一転引っかかるなど幼さを露呈してしまい10着と惨敗。
これでドリームジャーニーとの兄弟制覇がかかっていた朝日杯フューチュリティーステークスを諦め成長を促す為にノーザンファームしがらきに放牧に出されます。
「2011年 3歳」
年明けはシンザン記念からスタートするも2着、続くきさらぎ賞は3着と勝ちきれない競馬が続きます
この頃、池添は勝つ事よりも折り合いなど競馬を教える事に専念していたようです。
そしてスプリングステークスで重賞初制覇となります!
クラシック1冠目の皐月賞は京王杯での惨敗や兄のドリームジャーニーが苦手だった事もあり左回りへの不安により4番人気となっています。
この年は東日本大震災の影響により中山競馬が開催中止となり東京競馬場で行われています。
結果は左回りも何のその3馬身差の圧勝でした!まずは1冠!
そして日本ダービーを迎えます。当然の1番人気!台風2号の影響で馬場は生憎の不良馬場。
道中は折り合いに専念して最後の直線であっと言う間に抜け出しウインバリアシオンの追撃を振り切り勝利!
3着とは7馬身もの差が付いていました。これで2冠達成です!
新潟デビューの馬がダービーを勝ったのはシンボリルドルフ以来27年振りとなります。
秋は神戸新聞杯からスタートし危なげなく勝利!ドリームジャーニーとの兄弟制覇となります。
そしてクラシック最後の菊花賞!単勝支持率58.3%、1.4倍の断トツで1番人気となります。
レースは最後の直線で先頭に立つとそのまま押し切る横網相撲で見事に勝利します!
2着はダービーに続きまたもやウインバリアシオンでした・・
2005年のディープインパクト以来6年振り史上7頭目のクラシック三冠馬となります!
ゴール後は振り落としを警戒して池添がガッツポーズをしなかったにも関わらず外ラチに向かい逸走しデビュー戦同様に振り落としてしまいます。
三冠取った直後にこれですから池添も格好がつきませんよね(笑)でもこのコンビらしくて良いです^^
池添は史上最年少三冠ジョッキー、池江は史上初の親子で三冠馬トレーナーとなります。
また父、母、母父の全てが内国産馬の三冠は史上初めてでした!
続くレースは有馬記念です!開催は12月25日、6年振りのクリスマスグランプリとなりました。
ファン投票では引退レースとなるブエナビスタに次ぐ2位。馬券では単勝1番人気です!
この年はヴィクトワールピサやブエナビスタなどG1馬が9頭出走して来たハイレベルの有馬記念でした。
レースは1000m63.8秒の超スローペース。最終コーナーで大外を捲りエイシンフラッシュやトゥザグローリーの追撃を封じ見事に勝利します!
あの超スローペースで大外を捲って勝つんですからやはり相当に強いのは間違いありませんね!
同一年クラシック三冠と有馬記念制覇はナリタブライアン以来17年振り史上3頭目の快挙でした。
「2012年 4歳」
初戦は阪神大賞典・・・これが前代未聞!オルフェの型破りな強さを再認識させられるレースとなります。
道中は長距離にありがちなスローペースの中、我慢が効かず2周目の向こう正面では早くも先頭に。
その結果、ポツンと1頭になったオルフェは競馬を止めようとして2周目の第3コーナー入口でコーナーを曲がろうとせず外ラチのギリギリの所まで真っ直ぐ逸走してしまいます。
池添が慌てて手網を急激に引っ張り大幅な減速・・後方3番手までズルズルと下がってしまいます。
単勝1.1倍と言う圧倒的な支持を受けていた事を承知していた池添は「頭の中が真っ白になった」と振り返っています。
そりゃそうですよ(笑)何千、何億と言うお金がかかってる訳ですしファンの期待は裏切れません。
これを見ていた私は「あ〜まさか故障!?」と思ってしまいました。それ位の減速でしたし止まる寸前でした。
しかし凄いのはここからです(笑)
その直後、内側に他馬を見つけたオルフェは「独りじゃないや!」とばかりに再びハミを取り加速しコースへ復帰!
第4コーナーにかけて馬群に追いつき大外から一気に捲っていきます!
この時の様子を池添は{「え!?まだ行けるの!?」と思いました。}と語っています。私も思いました(笑)
結果は半馬身届かず2着でしたが考えてみて下さい!
ほぼ1周掛かり通し(普通の馬ならスタミナ切れてます)で100mは余分に走ったと思われる大逸走、更に手綱を締め止まる寸前の大幅な減速をしながら再加速しメンバー最速の上がり3ハロン36.7の末脚で勝ち負けまで持ち込む・・
こんな型破りな馬がいますか?(笑)私が思うに逸走+大外捲りなので3000mではなく1頭だけ3200m、つまり他馬は通常通りの阪神大賞典(3000)ですがオルフェだけ天春(3200)走ってたようなもんだと思ってます。
池添はレース後に「化け物だと思います」と語ってますが本当にそうだと思います(笑)
しかし、この逸走により平地調教再審査の制裁を受けてしまいます。これは4月に合格にしています。
この阪神大賞典を競馬ファンで見てない方はまずいないと思いますが見てる方も見てない方ももう一度どうぞ^^
型破りな阪神大賞典
https://youtu.be/s1BkcwkcJcA
その後は予定通り天皇賞(春)に出走します。単勝1.3倍の断トツ1番人気でしたが11着に惨敗します。
この敗因は誰にも明確な理由が分からずリフレッシュの意味合いを兼ねてしがらきへ放牧に出されます。
宝塚記念のファン投票は1位となりファンの支持の後押しを受け陣営は出走を決意します。
管理する池江は「ファン投票が2位や3位だったら体調の問題もあり回避させていた」と語っています。
レースはネコパンチが1000m58.4秒のハイペースで先頭集団を引っ張っていきます。
オルフェは捲りは見せず第4コーナーでも後方4番手辺りのポジションで追走する形を取ります。
進路を内に取り前が開いたと見るやいなや一気にスパートして残り150m辺りで先頭に立ちそのまま押し切り勝利!
前述の池江の発言からして、この宝塚記念の勝利はファンが取らせた勝利と言っても過言ではありません!
この勝利によりドリームジャーニー(2009年)と宝塚記念の兄弟制覇を成し遂げます!
「フランス遠征の発表」
7月、フォワ賞をステップとする凱旋門賞への挑戦が発表されます。
凱旋門賞と言えば今まで名だたる世界の名馬達が制覇していて世界で最も格式の高いレースではないでしょうか。
ディープインパクトやエルコンドルパサーなど日本の名馬達も挑戦していますが未だに勝利出来ていません。
その理由は私の主観ですが、やはり長時間の輸送がありますしナーバスにならないように普段から仲の良い帯同馬を連れてったりするのですが環境の変化もあると思います。
そして馬場の違い!これが1番大きいのかな?と・・・
日本はいわゆる高速馬場と言われ背の短い芝で馬場が固いのでスピード競馬になりがちですが海外は背の高い深い洋芝なのでスピードよりも力がいる馬場だそうです。
それもありスピード競馬に長けている日本馬がなかなか適応出来ないと言われています。
逆に海外の一流馬がジャパンカップに遠征して来ても負けてしまう事も多いんですね。
しかし・・・オルフェだけは私は凄く期待していました!スピードだけではなくて力がいる馬場でも結果を残してます。
心配なのは折り合いだけかなと思ってました。
鞍上は長年パートナーを組んでいた池添ではなく凱旋門賞の優勝経験がある海外のトップジョッキー、クリストフ・スミヨンになります。日本でもお馴染みですね!
これについて池江は「苦渋の選択だった」と述べ池添は「いくら飲んでも酔えない位にショックだった」と語っています。
「フランス遠征」
初戦に選んだフォワ賞は凱旋門賞と同じロンシャン競馬場2400mで行われる為に凱旋門賞のステップレースに位置付けられています。日本で言えばグレードはG2ですね。
ここを無事に勝利し10月7日の第91回凱旋門賞に向かいます。
レースは折り合いはなかなかうまく付いており最後の直線で大外から馬なりで上がっていき残り300mで先頭に!
しかし、ここから内ラチに向かって急激に斜行して失速、立て直しを図るもソレミアにゴール直前で差され2着・・・
ゴール直前では内ラチにぶつかってたそうです。
この時、日本時間は確か夜だったんですがテレビで見ていてオルフェが勝ったと思いました!
遂に日本馬が凱旋門を勝つ日が来た!と思ったんですが最後の最後で残念な結果に終わり大きく落胆・・・
エルコンドルの時よりショックだったのを覚えています。オルフェでも駄目だったか・・・って感じです。
池江はレース後に「馬の怪我や騎手の落馬を恐れ幅の狭いコースで調教をしており広いコースで追い切りしなかった為スミヨンにヨレる面を体感させておけなかった」と後悔を述べています。
スミヨンが思ってた以上に追い出してからの脚のキレが凄く思ってるより早く先頭に立ってしまったので目標にされてしまったと言うのも敗因の1つとしてあると思います。
勝負事にたらればは禁物ですが何故に池添を乗せなかったのか??オルフェは強いですが癖のある馬です。
誰もがテン乗りで手中に収められる馬ではないですよ。デビュー時から主戦として乗ってる池添の方が人馬一体になれるはずなのに乗せないとは・・・幾らスミヨンが名手でもオルフェをテン乗りで上手く扱えないと思いましたけどね。
とにかく残念で仕方なかったです・・・
「凱旋門賞」
https://youtu.be/TQ-gNiEgSP0
帰国後はジャパンカップに向かいます。
このレースには牝馬クラシック三冠のジェンティルドンナも出走する事になり28年振りの三冠馬対決となりました。
(牡馬三冠馬と牝馬三冠馬の対決は史上初)
この時のオルフェは凱旋門賞や輸送での消耗もあり万全の状態ではありませんでした。
レースは残り200mでジェンティルドンナと激突して失速してしまいます。その後、立て直すもハナ差で2着。
20分の審議も入線通りに確定となります。池江も池添も「納得がいかない」と悔しさを滲ませていました。
年末の有馬記念は回復するのに時間が足りないと回避します。
「2013年 5歳」
初戦は大阪杯を選びます。難なく勝利します!
天皇賞(春)は回避して宝塚記念から再び凱旋門賞を目指す事を発表します。
しかし6月、調教中に運動誘発性肺出血を起こし宝塚記念を回避して治療を受け放牧に出されます。
「再びのフランス遠征」
前年のフォワ賞やジャパンカップでは先頭に立つと他馬を恋しがって待ったり寄ったりする傾向が見られた為に帯同馬のブラーニーストーンの前をあえて歩かせるなど自立心の強化に努めたそうです。
ブラーニーストーンに蹴られて鼻血を出してしまうアクシデントもあったそうですが・・・
ステップレースは前年と同じフォワ賞です。ここは危なげなく勝利します。
そして去年の雪辱なるか第92回凱旋門賞です!この年はオルフェの他に日本からキズナも参戦していて約7000人の日本人がロンシャン競馬場に応援に駆けつけたそうです。
好位でレースを進めるも最後はトレヴに突き放され5馬身差の2着。完敗でした・・・キズナは4着です。
トレヴは仏オークス、ヴェルメイユ賞と権威あるG1を連勝して来た勢いに乗った若駒だったんですね。
残念ながら再び2着で手が届きませんでした。
「引退レースの有馬記念」
帰国後は有馬記念で引退するとの発表があります。
池江は有馬記念に向けて「種牡馬として馬産地へ無事に送り返す事も重要な使命としてリスクを伴う程の強い調教は出来ないし、する気もない」と目一杯の仕上げは否定しています。池江さんは馬を大事にするトレーナーで好感持てます。
オルフェの引退レースと言うこともあり中山競馬場には12万人を超すファンが詰めかけます。
単勝1.6倍の断トツの1番人気です!
レースは圧巻でした。第4コーナーを回り早くも先頭に立ち最後の直線で後続を大きく引き離し8馬身差でゴール!
見事に有終の美を飾りました^^
レース後に池添は「僕はオルフェーブルが世界一強いと思います。東日本大震災の年に三冠馬になり多くの人に勇気と元気を与える事が出来た馬だと思う。」とオルフェの労を労うスピーチをしました。
「圧巻の引退レース 有馬記念」
https://youtu.be/KMhrGX0EhG4
「引退後」
社台スタリオンステーションで種牡馬になります。初年度の種付け料は600万円。
2015年に初仔が産まれセレクトセールで17頭中13頭が落札され一番の高額は8600万円の値が付きました。
初年度産駒のデビューは2017年ですから来年ですね^^非常に楽しみです!
オルフェーブルはヤンチャ振りもレース振りも大好きな競走馬でした!
こういうスターホースが現れると競馬界ももっともっと盛り上がるんですけどね!
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本日は型破りで暴れん坊な私の大好きなあの名馬です^^
オルフェーブル
父ステイゴールド 母オリエンタルアート 主な勝ち鞍・・クラシック三冠、有馬記念(2勝)、宝塚記念
史上7頭目のクラシック三冠馬、生涯獲得総賞金は約15億7000万円
厩舎・・栗東の池江泰寿厩舎(池江調教師は父のステイゴールドの調教助手をやってました。)
全兄にドリームジャーニーがいます。馬名はフランス語で「金細工師」。
誕生秘話
母オリエンタルアートは実はディープインパクトと交配をしていたのですが3度に渡り受胎に失敗しています。
空胎を避ける為にディープを諦め選ばれたのがステイゴールド!一度で受胎をしています。
人間の世界だったら大変な事ですよね(笑)
その後、ディープとの産駒がいますが結果を残せず2戦で引退しています。本当に競馬は分からないものです^^
「2010年デビュー」
8月に新潟競馬場でデビューしています!
デビュー戦は勝ちますがゴール直後に主戦の池添を振り落として放馬しています(笑)
ウィナーズサークルでの記念撮影が中止となる暴れん坊ぶりをデビューから発揮してました^^
池江は当時「イレ込みが酷くて競走馬になれないかと思った」と話しています。
そして初重賞となる京王杯2歳ステークスではゲート内で躓き遅れ気味のスタートから道中は一転引っかかるなど幼さを露呈してしまい10着と惨敗。
これでドリームジャーニーとの兄弟制覇がかかっていた朝日杯フューチュリティーステークスを諦め成長を促す為にノーザンファームしがらきに放牧に出されます。
「2011年 3歳」
年明けはシンザン記念からスタートするも2着、続くきさらぎ賞は3着と勝ちきれない競馬が続きます
この頃、池添は勝つ事よりも折り合いなど競馬を教える事に専念していたようです。
そしてスプリングステークスで重賞初制覇となります!
クラシック1冠目の皐月賞は京王杯での惨敗や兄のドリームジャーニーが苦手だった事もあり左回りへの不安により4番人気となっています。
この年は東日本大震災の影響により中山競馬が開催中止となり東京競馬場で行われています。
結果は左回りも何のその3馬身差の圧勝でした!まずは1冠!
そして日本ダービーを迎えます。当然の1番人気!台風2号の影響で馬場は生憎の不良馬場。
道中は折り合いに専念して最後の直線であっと言う間に抜け出しウインバリアシオンの追撃を振り切り勝利!
3着とは7馬身もの差が付いていました。これで2冠達成です!
新潟デビューの馬がダービーを勝ったのはシンボリルドルフ以来27年振りとなります。
秋は神戸新聞杯からスタートし危なげなく勝利!ドリームジャーニーとの兄弟制覇となります。
そしてクラシック最後の菊花賞!単勝支持率58.3%、1.4倍の断トツで1番人気となります。
レースは最後の直線で先頭に立つとそのまま押し切る横網相撲で見事に勝利します!
2着はダービーに続きまたもやウインバリアシオンでした・・
2005年のディープインパクト以来6年振り史上7頭目のクラシック三冠馬となります!
ゴール後は振り落としを警戒して池添がガッツポーズをしなかったにも関わらず外ラチに向かい逸走しデビュー戦同様に振り落としてしまいます。
三冠取った直後にこれですから池添も格好がつきませんよね(笑)でもこのコンビらしくて良いです^^
池添は史上最年少三冠ジョッキー、池江は史上初の親子で三冠馬トレーナーとなります。
また父、母、母父の全てが内国産馬の三冠は史上初めてでした!
続くレースは有馬記念です!開催は12月25日、6年振りのクリスマスグランプリとなりました。
ファン投票では引退レースとなるブエナビスタに次ぐ2位。馬券では単勝1番人気です!
この年はヴィクトワールピサやブエナビスタなどG1馬が9頭出走して来たハイレベルの有馬記念でした。
レースは1000m63.8秒の超スローペース。最終コーナーで大外を捲りエイシンフラッシュやトゥザグローリーの追撃を封じ見事に勝利します!
あの超スローペースで大外を捲って勝つんですからやはり相当に強いのは間違いありませんね!
同一年クラシック三冠と有馬記念制覇はナリタブライアン以来17年振り史上3頭目の快挙でした。
「2012年 4歳」
初戦は阪神大賞典・・・これが前代未聞!オルフェの型破りな強さを再認識させられるレースとなります。
道中は長距離にありがちなスローペースの中、我慢が効かず2周目の向こう正面では早くも先頭に。
その結果、ポツンと1頭になったオルフェは競馬を止めようとして2周目の第3コーナー入口でコーナーを曲がろうとせず外ラチのギリギリの所まで真っ直ぐ逸走してしまいます。
池添が慌てて手網を急激に引っ張り大幅な減速・・後方3番手までズルズルと下がってしまいます。
単勝1.1倍と言う圧倒的な支持を受けていた事を承知していた池添は「頭の中が真っ白になった」と振り返っています。
そりゃそうですよ(笑)何千、何億と言うお金がかかってる訳ですしファンの期待は裏切れません。
これを見ていた私は「あ〜まさか故障!?」と思ってしまいました。それ位の減速でしたし止まる寸前でした。
しかし凄いのはここからです(笑)
その直後、内側に他馬を見つけたオルフェは「独りじゃないや!」とばかりに再びハミを取り加速しコースへ復帰!
第4コーナーにかけて馬群に追いつき大外から一気に捲っていきます!
この時の様子を池添は{「え!?まだ行けるの!?」と思いました。}と語っています。私も思いました(笑)
結果は半馬身届かず2着でしたが考えてみて下さい!
ほぼ1周掛かり通し(普通の馬ならスタミナ切れてます)で100mは余分に走ったと思われる大逸走、更に手綱を締め止まる寸前の大幅な減速をしながら再加速しメンバー最速の上がり3ハロン36.7の末脚で勝ち負けまで持ち込む・・
こんな型破りな馬がいますか?(笑)私が思うに逸走+大外捲りなので3000mではなく1頭だけ3200m、つまり他馬は通常通りの阪神大賞典(3000)ですがオルフェだけ天春(3200)走ってたようなもんだと思ってます。
池添はレース後に「化け物だと思います」と語ってますが本当にそうだと思います(笑)
しかし、この逸走により平地調教再審査の制裁を受けてしまいます。これは4月に合格にしています。
この阪神大賞典を競馬ファンで見てない方はまずいないと思いますが見てる方も見てない方ももう一度どうぞ^^
型破りな阪神大賞典
https://youtu.be/s1BkcwkcJcA
その後は予定通り天皇賞(春)に出走します。単勝1.3倍の断トツ1番人気でしたが11着に惨敗します。
この敗因は誰にも明確な理由が分からずリフレッシュの意味合いを兼ねてしがらきへ放牧に出されます。
宝塚記念のファン投票は1位となりファンの支持の後押しを受け陣営は出走を決意します。
管理する池江は「ファン投票が2位や3位だったら体調の問題もあり回避させていた」と語っています。
レースはネコパンチが1000m58.4秒のハイペースで先頭集団を引っ張っていきます。
オルフェは捲りは見せず第4コーナーでも後方4番手辺りのポジションで追走する形を取ります。
進路を内に取り前が開いたと見るやいなや一気にスパートして残り150m辺りで先頭に立ちそのまま押し切り勝利!
前述の池江の発言からして、この宝塚記念の勝利はファンが取らせた勝利と言っても過言ではありません!
この勝利によりドリームジャーニー(2009年)と宝塚記念の兄弟制覇を成し遂げます!
「フランス遠征の発表」
7月、フォワ賞をステップとする凱旋門賞への挑戦が発表されます。
凱旋門賞と言えば今まで名だたる世界の名馬達が制覇していて世界で最も格式の高いレースではないでしょうか。
ディープインパクトやエルコンドルパサーなど日本の名馬達も挑戦していますが未だに勝利出来ていません。
その理由は私の主観ですが、やはり長時間の輸送がありますしナーバスにならないように普段から仲の良い帯同馬を連れてったりするのですが環境の変化もあると思います。
そして馬場の違い!これが1番大きいのかな?と・・・
日本はいわゆる高速馬場と言われ背の短い芝で馬場が固いのでスピード競馬になりがちですが海外は背の高い深い洋芝なのでスピードよりも力がいる馬場だそうです。
それもありスピード競馬に長けている日本馬がなかなか適応出来ないと言われています。
逆に海外の一流馬がジャパンカップに遠征して来ても負けてしまう事も多いんですね。
しかし・・・オルフェだけは私は凄く期待していました!スピードだけではなくて力がいる馬場でも結果を残してます。
心配なのは折り合いだけかなと思ってました。
鞍上は長年パートナーを組んでいた池添ではなく凱旋門賞の優勝経験がある海外のトップジョッキー、クリストフ・スミヨンになります。日本でもお馴染みですね!
これについて池江は「苦渋の選択だった」と述べ池添は「いくら飲んでも酔えない位にショックだった」と語っています。
「フランス遠征」
初戦に選んだフォワ賞は凱旋門賞と同じロンシャン競馬場2400mで行われる為に凱旋門賞のステップレースに位置付けられています。日本で言えばグレードはG2ですね。
ここを無事に勝利し10月7日の第91回凱旋門賞に向かいます。
レースは折り合いはなかなかうまく付いており最後の直線で大外から馬なりで上がっていき残り300mで先頭に!
しかし、ここから内ラチに向かって急激に斜行して失速、立て直しを図るもソレミアにゴール直前で差され2着・・・
ゴール直前では内ラチにぶつかってたそうです。
この時、日本時間は確か夜だったんですがテレビで見ていてオルフェが勝ったと思いました!
遂に日本馬が凱旋門を勝つ日が来た!と思ったんですが最後の最後で残念な結果に終わり大きく落胆・・・
エルコンドルの時よりショックだったのを覚えています。オルフェでも駄目だったか・・・って感じです。
池江はレース後に「馬の怪我や騎手の落馬を恐れ幅の狭いコースで調教をしており広いコースで追い切りしなかった為スミヨンにヨレる面を体感させておけなかった」と後悔を述べています。
スミヨンが思ってた以上に追い出してからの脚のキレが凄く思ってるより早く先頭に立ってしまったので目標にされてしまったと言うのも敗因の1つとしてあると思います。
勝負事にたらればは禁物ですが何故に池添を乗せなかったのか??オルフェは強いですが癖のある馬です。
誰もがテン乗りで手中に収められる馬ではないですよ。デビュー時から主戦として乗ってる池添の方が人馬一体になれるはずなのに乗せないとは・・・幾らスミヨンが名手でもオルフェをテン乗りで上手く扱えないと思いましたけどね。
とにかく残念で仕方なかったです・・・
「凱旋門賞」
https://youtu.be/TQ-gNiEgSP0
帰国後はジャパンカップに向かいます。
このレースには牝馬クラシック三冠のジェンティルドンナも出走する事になり28年振りの三冠馬対決となりました。
(牡馬三冠馬と牝馬三冠馬の対決は史上初)
この時のオルフェは凱旋門賞や輸送での消耗もあり万全の状態ではありませんでした。
レースは残り200mでジェンティルドンナと激突して失速してしまいます。その後、立て直すもハナ差で2着。
20分の審議も入線通りに確定となります。池江も池添も「納得がいかない」と悔しさを滲ませていました。
年末の有馬記念は回復するのに時間が足りないと回避します。
「2013年 5歳」
初戦は大阪杯を選びます。難なく勝利します!
天皇賞(春)は回避して宝塚記念から再び凱旋門賞を目指す事を発表します。
しかし6月、調教中に運動誘発性肺出血を起こし宝塚記念を回避して治療を受け放牧に出されます。
「再びのフランス遠征」
前年のフォワ賞やジャパンカップでは先頭に立つと他馬を恋しがって待ったり寄ったりする傾向が見られた為に帯同馬のブラーニーストーンの前をあえて歩かせるなど自立心の強化に努めたそうです。
ブラーニーストーンに蹴られて鼻血を出してしまうアクシデントもあったそうですが・・・
ステップレースは前年と同じフォワ賞です。ここは危なげなく勝利します。
そして去年の雪辱なるか第92回凱旋門賞です!この年はオルフェの他に日本からキズナも参戦していて約7000人の日本人がロンシャン競馬場に応援に駆けつけたそうです。
好位でレースを進めるも最後はトレヴに突き放され5馬身差の2着。完敗でした・・・キズナは4着です。
トレヴは仏オークス、ヴェルメイユ賞と権威あるG1を連勝して来た勢いに乗った若駒だったんですね。
残念ながら再び2着で手が届きませんでした。
「引退レースの有馬記念」
帰国後は有馬記念で引退するとの発表があります。
池江は有馬記念に向けて「種牡馬として馬産地へ無事に送り返す事も重要な使命としてリスクを伴う程の強い調教は出来ないし、する気もない」と目一杯の仕上げは否定しています。池江さんは馬を大事にするトレーナーで好感持てます。
オルフェの引退レースと言うこともあり中山競馬場には12万人を超すファンが詰めかけます。
単勝1.6倍の断トツの1番人気です!
レースは圧巻でした。第4コーナーを回り早くも先頭に立ち最後の直線で後続を大きく引き離し8馬身差でゴール!
見事に有終の美を飾りました^^
レース後に池添は「僕はオルフェーブルが世界一強いと思います。東日本大震災の年に三冠馬になり多くの人に勇気と元気を与える事が出来た馬だと思う。」とオルフェの労を労うスピーチをしました。
「圧巻の引退レース 有馬記念」
https://youtu.be/KMhrGX0EhG4
「引退後」
社台スタリオンステーションで種牡馬になります。初年度の種付け料は600万円。
2015年に初仔が産まれセレクトセールで17頭中13頭が落札され一番の高額は8600万円の値が付きました。
初年度産駒のデビューは2017年ですから来年ですね^^非常に楽しみです!
オルフェーブルはヤンチャ振りもレース振りも大好きな競走馬でした!
こういうスターホースが現れると競馬界ももっともっと盛り上がるんですけどね!
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2016年08月21日
日本の名馬!ナリタブライアン!
皆様こんにちは! Mr.Tです^^
本日はナリタブライアンのお話しをしたいと思います!
ナリタブライアン
父ブライアンズタイム母パシフィカス 牡馬 クラシック三冠、有馬記念、朝日杯3歳S
1993年8月デビュー!クラシック三冠含むG1を5連勝、10連続連対した有名な名馬です^^
デビュー前からバネや背中の柔かさ機敏性において半兄のビワハヤヒデを遥かに超える素質を持つと言われています。
初期調教の頃に複数の馬に牧場内の坂を上り下りさせる運動をしたところブライアン1頭だけ全く呼吸が乱れなかったそうです。元々の心肺機能が凄く強いんでしょうね!
ブライアンに初めて騎乗した主戦の南井はトップギアに入る時の加速感がオグリキャップと同じだと言ったそうです。
93年(3歳)
デビュー戦は意外にも負けていて2着。その後は何と4ヶ月で7戦してます!これはかなり多いです(;^_^A
これには理由がありブライアンは2つの気性の問題を抱えており常にテンションが高く特にレースが近くなるとそれを察知して更に興奮したそうです。これは頭の良い馬によく見られますね。
その対処の為に大久保調教師はローテ感覚を詰めてエネルギーを発散させていたそうです。
でもこれは栗東トレーニングセンターに居る時だけで牧場に居る時は非常に大人しかったそうです。
もう一つは臆病な性格で自分の影に驚きレースに集中出来ないと言う事。
これはブライアンの代名詞やトレードマークになったシャドーロールを装着する事で解決します!
シャドーロールを付けてからはあの大川慶次郎さんが「精神力のサラブレッド」と評する位に優れた集中力を発揮していたそうです。
またシャドーロールは外しても問題なかったのですが、その頃にはブラインのトレードマークにもなっていて「シャドーロールの怪物」と言う代名詞もあったので装着を続けたそうです。
3歳の最終戦の朝日杯3歳ステークス(現在の朝日杯フューチュリティーS)を制して3歳チャンピオンになります!
94年(4歳)
日本ダービーを見据え東京競馬場を経験させる為に共同通信杯からスタートして勝利します!
目標レースと同じ競馬場を経験させる事は凄く重要なんです。馬によっては物見したりナーバスになりますからね。
そして皐月賞トライアルのスプリングステークスに勝利!
クラシック1冠目の皐月賞はコースレコードで3馬身半差を付けて勝利!
日本ダービーは圧倒的な一番人気で5馬身差を付けて完勝!単勝払い戻しは120円であのシンボリルドルフの130円を抜いて歴代トップになります!
単勝支持率は1973年の元祖アイドル馬ハイセイコーの66.8%に次ぐ61.8%をマークしています。
シンボリルドルフを管理していた野平祐二は「現時点ではブライアンの方が上だ」と言っていたそうです。
ダービー後は休養&調整を北海道で行っていましたが菊花賞の回避を考える程に体調は悪く調整に大幅な遅れが出てしまいます。
秋の緒戦は菊花賞トライアルの京都新聞杯から始動しますがスターマンに最後差されて2着と敗れます。
体調が完全に回復していない問題もあり「ブライアンが負けるならこのレース」と言われていました。
そしてクラシック三冠を賭けた最後のレース菊花賞です!
馬場が稍重にも関わらず前年に半兄ビワハヤヒデがマークしたレースレコードを0.1秒上回るタイムで7馬身差を付けて圧勝!!史上5頭目のクラシック三冠馬となります!
ブライアンがクラシック3戦で2着に付けた着差は皐月賞3馬身半、ダービー5馬身、菊花賞7馬身と合計で15馬身半にも及びます!いかに1頭だけ別次元で走っていたかが分かる証拠です。
菊花賞の後に武豊は「まず2000mのレースをしてそのまま別のメンバーと1000mのレースをしてぶっちぎりで勝ったようなもの」と表現しています。
最終戦は暮れの有馬記念です!圧倒的な1番人気!
隠れた人気馬ツインターボがテレビ画面の端まで後続が見えない位の大逃げを打ち1000m58秒台のハイペースでレースは進みます。
ブライアンは道中それ程かかる事もなく追走し第4コーナーでは早くも先頭に立ちそのまま突き抜けて勝利!
よく言われる古馬の壁を難なく突き破ってしまいます。単勝払い戻しは120円!
2着は女傑ヒシアマゾン!16年振りの牝馬の連対で3歳馬によるワンツーフィニッシュでした!
年度代表馬に選ばれますが172票のうち1票がノースフライトに入りましたので満票ではありませんでした。
ビワハヤヒデとの有馬記念での兄弟対決はハヤヒデの故障による引退の為に夢と終わっています。
評論家の方は口々に1600から2000ならハヤヒデ、2400は互角、3000から3200はブライアンと評価しています。
95年(5歳)
緒戦は阪神大賞典から始動します!ここを圧勝するも股関節炎を発症してしまいます。
この怪我がブライアンの競走馬生命を狂わせていく事になります・・
休養明けは天皇賞(秋)からの始動となりますがこの出走には賛否両論あり三冠馬ほどの馬を本調子じゃないのに出すべきではないとマスコミからもバッシングを受けています。
1番人気になりますが結果は12着と惨敗します・・その後ジャパンカップは6着、有馬記念は4着と負けが続きます。
この時に騎乗していた的場も武豊も「途中までは良いが直線で止まってしまう」と言っていました。
ここで1つ情報なんですが、前回でも書いたように私は身内に競馬関係者がいる訳ですが以前にこんな話を聞いてるんですよ。
阪神大賞典の後に腰に疲労が蓄積されてると診断を受け約1か月後に股関節炎を発症してるとなっています。
が・・・私が聞いた話によると実は阪神大賞典の際に最後の直線に入るか入らないか辺りで故障していたと。
ブライアンは非常に頭の良い馬ですからそれを覚えていて直線で本気で走るとまた怪我をしてしまうんじゃないか?と恐怖感を抱いてしまっていると。
だから途中まで良くても直線に入ると走らなくなってしまうと言う話しを聞きました。
定かな話しかどうかは今でも分かりませんが「なるほど」と思う部分も確かにありますね。
話しが逸れてしまいました(笑)
96年(6歳)
緒戦は去年と同じ阪神大賞典から始動します。
ここで後に名勝負と語られるマヤノトップガンとの一騎打ちがありました。
トップガンには田原、ブライアンには武豊が騎乗し最後の直線は完全に2頭のマッチレースでした。
最後の最後でブライアンが少し出てアタマ差で勝ったのですが3着には9馬身の差が付いていました。
名勝負とも言われる反面でブライアンの体調が本調子だったらこんなマッチレースにならずに圧勝していたと言う意見もあるのは事実です。
現にトップガンに騎乗していた田原は「ブライアンが本調子ならトップガンはスタンドまで吹っ飛ばされてるよ」と言ってますしブライアンに騎乗した武豊も「ゴールした時は鳥肌が立った」と言ってますが後日「あの馬の全盛期はあんなものじゃなかったし本当のブライアンの姿をもう一度取り戻したい」と語ってます。
武豊は以前に「ブライアンには勝てる気がしない。あの馬に勝たれるのは仕方ないと思ってしまう。」とブライアンと対決したレース後に言ってますから本当のブライアンの強さを知っているからこそ出た言葉なんでしょう。
その後は天皇賞(春)に出走するもサクラローレルに最後交わされ2着に敗れます。
そして宝塚記念を目標にしたのですが、その前に高松宮杯に出走する事になります。
これも物議を醸した出走選択です。何故か?・・・
それは高松宮杯が1200mのスプリント戦だからなんです。
普通は中長距離を走る馬はスプリント戦なんて出ません(笑)マイル戦(1600m)だって怪しいもんです。
それも3200mのレースを走った後に1200mなんて誰が考えても無謀過ぎる選択です。
調教師の大久保は後日このように語っています。「本当に強い馬に距離は関係ない」と。
確かにそうですが全盛期の強さを取り戻していない馬にこの選択はどうかと思いました。
結果は最後の直線だけ競馬して4着です。直線だけ競馬して4着はやはりブライアンは強いと改めて思いましたね。
この1か月後に屈腱炎を発症して引退の運びとなる訳です。
史上初めて通算獲得賞金で1000万$(10億円)を超えメジロマックイーンを抜いてトップに立ちました!
引退式は関東と関西の2か所で行われました。関東は東京競馬場、関西は京都競馬場です。
この引退式、実は私も行ってます(笑)ブライアンの最後の姿を見ようと気合い入れて行きました。
確か引退記念のポストカードなどが配られた記憶があります!
関東と関西の2か所で引退式を行ったのはシンザン、スーパークリーク、オグリキャップに続いて4頭目でした。
97年(引退後)
引退後は生まれ故郷でもある新冠町にあるCBスタッドで種牡馬になりました。
当時の最高額の20億7000万円のシンジケートが組まれています。
ブライアンの血統は5代前まで遡ってもインブリードがないんですね。アウトブリードの馬ほど丈夫と言われています。
これもあり繁殖実績の高い牝馬や牝馬クラシックホース、国内外の良血繁殖牝馬が集められ交配されています。
関係者の期待も高く行く行くは大種牡馬になって欲しかったのですが・・・
翌年98年に胃破裂により安楽死処分となってしまいます。僅か2世代しか産駒を残せませんでした。
このNEWSを知った時に凄くショックを受けたのを覚えています。
余談
筋肉が柔かく馬体のバランスも素晴らしく走り方も全て理想的で20年に一度の馬と言われていました。
蹄は4つとも同じ大きさで(普通は前より後が小さい)同じように減ったそうです。これは体のバランスが素晴らしかった証拠と言われています。
愛称は普通はブライアンですが後にナリブーと呼ばれました。厩務員の村田さんはブーと呼んでたそうです^^
20世紀の名馬で1位に選ばれています!
ノーザンダンサーを祖先に持たないブライアンズタイムとノーザンダンサーを父に持つパシフィカス。
この2頭を同じ年に購入して来た早田さんにはナリタブライアンを誕生させる意図があったとしか思えません。
決して偶然ではなくナリタブライアンは生まれるべくして生まれた名馬だったんです。
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本日はナリタブライアンのお話しをしたいと思います!
ナリタブライアン
父ブライアンズタイム母パシフィカス 牡馬 クラシック三冠、有馬記念、朝日杯3歳S
1993年8月デビュー!クラシック三冠含むG1を5連勝、10連続連対した有名な名馬です^^
デビュー前からバネや背中の柔かさ機敏性において半兄のビワハヤヒデを遥かに超える素質を持つと言われています。
初期調教の頃に複数の馬に牧場内の坂を上り下りさせる運動をしたところブライアン1頭だけ全く呼吸が乱れなかったそうです。元々の心肺機能が凄く強いんでしょうね!
ブライアンに初めて騎乗した主戦の南井はトップギアに入る時の加速感がオグリキャップと同じだと言ったそうです。
93年(3歳)
デビュー戦は意外にも負けていて2着。その後は何と4ヶ月で7戦してます!これはかなり多いです(;^_^A
これには理由がありブライアンは2つの気性の問題を抱えており常にテンションが高く特にレースが近くなるとそれを察知して更に興奮したそうです。これは頭の良い馬によく見られますね。
その対処の為に大久保調教師はローテ感覚を詰めてエネルギーを発散させていたそうです。
でもこれは栗東トレーニングセンターに居る時だけで牧場に居る時は非常に大人しかったそうです。
もう一つは臆病な性格で自分の影に驚きレースに集中出来ないと言う事。
これはブライアンの代名詞やトレードマークになったシャドーロールを装着する事で解決します!
シャドーロールを付けてからはあの大川慶次郎さんが「精神力のサラブレッド」と評する位に優れた集中力を発揮していたそうです。
またシャドーロールは外しても問題なかったのですが、その頃にはブラインのトレードマークにもなっていて「シャドーロールの怪物」と言う代名詞もあったので装着を続けたそうです。
3歳の最終戦の朝日杯3歳ステークス(現在の朝日杯フューチュリティーS)を制して3歳チャンピオンになります!
94年(4歳)
日本ダービーを見据え東京競馬場を経験させる為に共同通信杯からスタートして勝利します!
目標レースと同じ競馬場を経験させる事は凄く重要なんです。馬によっては物見したりナーバスになりますからね。
そして皐月賞トライアルのスプリングステークスに勝利!
クラシック1冠目の皐月賞はコースレコードで3馬身半差を付けて勝利!
日本ダービーは圧倒的な一番人気で5馬身差を付けて完勝!単勝払い戻しは120円であのシンボリルドルフの130円を抜いて歴代トップになります!
単勝支持率は1973年の元祖アイドル馬ハイセイコーの66.8%に次ぐ61.8%をマークしています。
シンボリルドルフを管理していた野平祐二は「現時点ではブライアンの方が上だ」と言っていたそうです。
ダービー後は休養&調整を北海道で行っていましたが菊花賞の回避を考える程に体調は悪く調整に大幅な遅れが出てしまいます。
秋の緒戦は菊花賞トライアルの京都新聞杯から始動しますがスターマンに最後差されて2着と敗れます。
体調が完全に回復していない問題もあり「ブライアンが負けるならこのレース」と言われていました。
そしてクラシック三冠を賭けた最後のレース菊花賞です!
馬場が稍重にも関わらず前年に半兄ビワハヤヒデがマークしたレースレコードを0.1秒上回るタイムで7馬身差を付けて圧勝!!史上5頭目のクラシック三冠馬となります!
ブライアンがクラシック3戦で2着に付けた着差は皐月賞3馬身半、ダービー5馬身、菊花賞7馬身と合計で15馬身半にも及びます!いかに1頭だけ別次元で走っていたかが分かる証拠です。
菊花賞の後に武豊は「まず2000mのレースをしてそのまま別のメンバーと1000mのレースをしてぶっちぎりで勝ったようなもの」と表現しています。
最終戦は暮れの有馬記念です!圧倒的な1番人気!
隠れた人気馬ツインターボがテレビ画面の端まで後続が見えない位の大逃げを打ち1000m58秒台のハイペースでレースは進みます。
ブライアンは道中それ程かかる事もなく追走し第4コーナーでは早くも先頭に立ちそのまま突き抜けて勝利!
よく言われる古馬の壁を難なく突き破ってしまいます。単勝払い戻しは120円!
2着は女傑ヒシアマゾン!16年振りの牝馬の連対で3歳馬によるワンツーフィニッシュでした!
年度代表馬に選ばれますが172票のうち1票がノースフライトに入りましたので満票ではありませんでした。
ビワハヤヒデとの有馬記念での兄弟対決はハヤヒデの故障による引退の為に夢と終わっています。
評論家の方は口々に1600から2000ならハヤヒデ、2400は互角、3000から3200はブライアンと評価しています。
95年(5歳)
緒戦は阪神大賞典から始動します!ここを圧勝するも股関節炎を発症してしまいます。
この怪我がブライアンの競走馬生命を狂わせていく事になります・・
休養明けは天皇賞(秋)からの始動となりますがこの出走には賛否両論あり三冠馬ほどの馬を本調子じゃないのに出すべきではないとマスコミからもバッシングを受けています。
1番人気になりますが結果は12着と惨敗します・・その後ジャパンカップは6着、有馬記念は4着と負けが続きます。
この時に騎乗していた的場も武豊も「途中までは良いが直線で止まってしまう」と言っていました。
ここで1つ情報なんですが、前回でも書いたように私は身内に競馬関係者がいる訳ですが以前にこんな話を聞いてるんですよ。
阪神大賞典の後に腰に疲労が蓄積されてると診断を受け約1か月後に股関節炎を発症してるとなっています。
が・・・私が聞いた話によると実は阪神大賞典の際に最後の直線に入るか入らないか辺りで故障していたと。
ブライアンは非常に頭の良い馬ですからそれを覚えていて直線で本気で走るとまた怪我をしてしまうんじゃないか?と恐怖感を抱いてしまっていると。
だから途中まで良くても直線に入ると走らなくなってしまうと言う話しを聞きました。
定かな話しかどうかは今でも分かりませんが「なるほど」と思う部分も確かにありますね。
話しが逸れてしまいました(笑)
96年(6歳)
緒戦は去年と同じ阪神大賞典から始動します。
ここで後に名勝負と語られるマヤノトップガンとの一騎打ちがありました。
トップガンには田原、ブライアンには武豊が騎乗し最後の直線は完全に2頭のマッチレースでした。
最後の最後でブライアンが少し出てアタマ差で勝ったのですが3着には9馬身の差が付いていました。
名勝負とも言われる反面でブライアンの体調が本調子だったらこんなマッチレースにならずに圧勝していたと言う意見もあるのは事実です。
現にトップガンに騎乗していた田原は「ブライアンが本調子ならトップガンはスタンドまで吹っ飛ばされてるよ」と言ってますしブライアンに騎乗した武豊も「ゴールした時は鳥肌が立った」と言ってますが後日「あの馬の全盛期はあんなものじゃなかったし本当のブライアンの姿をもう一度取り戻したい」と語ってます。
武豊は以前に「ブライアンには勝てる気がしない。あの馬に勝たれるのは仕方ないと思ってしまう。」とブライアンと対決したレース後に言ってますから本当のブライアンの強さを知っているからこそ出た言葉なんでしょう。
その後は天皇賞(春)に出走するもサクラローレルに最後交わされ2着に敗れます。
そして宝塚記念を目標にしたのですが、その前に高松宮杯に出走する事になります。
これも物議を醸した出走選択です。何故か?・・・
それは高松宮杯が1200mのスプリント戦だからなんです。
普通は中長距離を走る馬はスプリント戦なんて出ません(笑)マイル戦(1600m)だって怪しいもんです。
それも3200mのレースを走った後に1200mなんて誰が考えても無謀過ぎる選択です。
調教師の大久保は後日このように語っています。「本当に強い馬に距離は関係ない」と。
確かにそうですが全盛期の強さを取り戻していない馬にこの選択はどうかと思いました。
結果は最後の直線だけ競馬して4着です。直線だけ競馬して4着はやはりブライアンは強いと改めて思いましたね。
この1か月後に屈腱炎を発症して引退の運びとなる訳です。
史上初めて通算獲得賞金で1000万$(10億円)を超えメジロマックイーンを抜いてトップに立ちました!
引退式は関東と関西の2か所で行われました。関東は東京競馬場、関西は京都競馬場です。
この引退式、実は私も行ってます(笑)ブライアンの最後の姿を見ようと気合い入れて行きました。
確か引退記念のポストカードなどが配られた記憶があります!
関東と関西の2か所で引退式を行ったのはシンザン、スーパークリーク、オグリキャップに続いて4頭目でした。
97年(引退後)
引退後は生まれ故郷でもある新冠町にあるCBスタッドで種牡馬になりました。
当時の最高額の20億7000万円のシンジケートが組まれています。
ブライアンの血統は5代前まで遡ってもインブリードがないんですね。アウトブリードの馬ほど丈夫と言われています。
これもあり繁殖実績の高い牝馬や牝馬クラシックホース、国内外の良血繁殖牝馬が集められ交配されています。
関係者の期待も高く行く行くは大種牡馬になって欲しかったのですが・・・
翌年98年に胃破裂により安楽死処分となってしまいます。僅か2世代しか産駒を残せませんでした。
このNEWSを知った時に凄くショックを受けたのを覚えています。
余談
筋肉が柔かく馬体のバランスも素晴らしく走り方も全て理想的で20年に一度の馬と言われていました。
蹄は4つとも同じ大きさで(普通は前より後が小さい)同じように減ったそうです。これは体のバランスが素晴らしかった証拠と言われています。
愛称は普通はブライアンですが後にナリブーと呼ばれました。厩務員の村田さんはブーと呼んでたそうです^^
20世紀の名馬で1位に選ばれています!
ノーザンダンサーを祖先に持たないブライアンズタイムとノーザンダンサーを父に持つパシフィカス。
この2頭を同じ年に購入して来た早田さんにはナリタブライアンを誕生させる意図があったとしか思えません。
決して偶然ではなくナリタブライアンは生まれるべくして生まれた名馬だったんです。
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2016年08月20日
日本の名馬!トウカイテイオー!
皆様こんにちは! mr.Tです^^
時計の他にこれからは好きな競馬のお話もしたいと思います!
実は私の身内が競馬関係の仕事をしてまして幼い頃から馬に親しんでおります^^
だからと言って予想が当たる訳ではないので悪しからず(笑)
私は競馬と言うよりも馬(サラブレッド)が大好きでして特に血統に興味があります!
血統構成やその馬の特徴を考えて予想していくのも楽しいもんです^^
競馬にはロマンがあります!生き物ですから色々なドラマがあります!
その辺が私の大好きな理由ですね^^
まずは私の競馬人生に置いて影響を与えた馬を5頭ほど簡単にご紹介したいと思います!
本日は・・・
トウカイテイオー
父シンボリルドルフ母トウカイナチュラル 皐月賞、日本ダービー、ジャパンカップ、有馬記念
トウカイテイオーは皇帝と呼ばれたクラシック3冠馬のシンボリルドルフとトウカイナチュラルの子供です!
当初はトウカイローマンとルドルフを交配させる予定でしたがローマンが予想外に長く活躍を続け引退時期が延びてしまった為に代役のナチュラルと交配して生まれた子なんです。
そんな馬がこんな名馬になってしまうんですから競馬とは分からないものです(笑)
テイオーと言えばやはり不屈の闘志と言いますか3度の骨折を乗り越えてカムバックした引退レースの有馬記念での勝利のインパクトが凄いです!
(厳密には4度骨折していて4回目の骨折で引退しています)
競走馬の骨折は人間とは違い命に直結する重大な怪我なんですよ。
後に紹介しますがサイレンススズカは粉砕骨折によって予後不良となり安楽死処分になってますしライスシャワーなんかもそうですね。古くはテンポイントも骨折からの蹄葉炎で亡くなっています。
テイオーの場合は複雑や粉砕ではなかったので安楽死まではいかなかったですが復活すると言うのは並大抵の事ではないんです。
これは調教師や厩務員など関係者の苦労や努力も凄まじかったと思います。
簡単にですがテイオーのレースなど振り返っていきます^^
まず3歳時にクラシックと呼ばれる一生に一度しかないレース(皐月賞、日本ダービー、菊花賞)があるんですが無敗のまま2冠馬になっています。(皐月賞&日本ダービー)
クラシックを1つでも勝つ事は凄く大変な事です!特に日本ダービー勝利はジョッキーも調教師も競馬に携わる全てのホースマンの夢なんです!
父親シンボリルドルフと親子2代で無敗のクラシック三冠馬の夢が膨らみました!
しかしクラシック最後の菊花賞前に最初の骨折が判明して菊花賞の出走を断念し休養に入ります。
この時の菊花賞馬はレオダーバンです。
勝負事にたらればは禁物ですがテイオーが出てたら勝ってたんでしょうかね?
見てみたかったです^^
翌年92年に復帰し大阪杯を勝ち天皇賞(春)に出走します。この時はメジロマックイーンも出走してます。
しかし結果は5着。レース後に再び骨折が判明。休養に入ります。
復帰は同年の天皇賞(秋)になります。しかし7着と惨敗。その後のジャパンカップはナチュラリズムに競り勝ち勝利!
有馬記念はファン投票で1位に選ばれるも生涯最低の11着に終わります。
93年は宝塚記念を目標に調整をされてましたがレースの10日前に3度目の骨折が判明します。
その後に3度目の休養に入る事になります。
復帰は同年の有馬記念になります。何と364日ぶりのレースが有馬記念になりました!
ジョッキーは前年の有馬記念にも騎乗した田原!これで舞台も役者も整いました。
単勝はウイニングチケットに次ぐ4番人気!骨折明けの1年ぶりのレースでこの人気ですから応援馬券の意味合いを持った人気だったのだと思います。1番人気はナリタブライアンの半兄のビワハヤヒデ!同年の菊花賞馬です!
道中は後方待機だったテイオーですが徐々に上がっていき最初に抜け出したビワハヤヒデを追走する形で最後の直線は2頭の叩き合いで半馬身差で見事にテイオーが勝利しました!
この時の田原の騎乗は正に人馬一体と言った感じで魂こもった見事な騎乗でした!
勝利ジョッキーインタビューでも男泣きしながらテイオーを褒め称えていたのを思い出します。
あのテイオー&田原、ハヤヒデ&岡部の叩き合いは私の中でも思い出に残るベストレースで5本の指に入ります^^
確か単勝で900円位ついたと思います。テレビの前で最後の直線は叫んでましたよ(笑)
翌年も現役を続行するのですが4度目の骨折をします。
秋の復帰を目標に休養していたのですが体調の回復が思わしくなく引退を発表します。
同年の10月に引退式が東京競馬場で開催され10万人を超えるファンが詰めかけました!
馬場では引退レースとなった有馬記念で騎乗した田原が乗りダービー優勝時のゼッケン20を付けました。
テイオーでダービージョッキーになった安田や岡部も駆けつけています。
引退後は総額9億円のシンジケートが組まれ社台スタリオンステーションにて種牡馬となりました。
ですが関係者の期待に反して産駒成績は振るいませんでしたね。
G1馬は排出してますがテイオーを父に持つ後継種牡馬がいないのが現状です。
そして2013年8月に心不全の為に死去しています。25歳でした。
トウカイテイオーは記録に残る名馬ではなく記憶に残る名馬です。
3度の骨折から不死鳥のように復活を遂げ最後は1年ぶりのレースで1番大きなレースを勝ってしまう。
正に不屈の闘志で走り続け我々に勇気と希望を与えてくれた名馬ではないでしょうか!
中363日でのG1勝利は長期休養明けG1勝利の最長記録だと思います。
私は今でもあの有馬記念のレースを見ると感動してしまいます。
まさに競馬のロマンがあのレースにはあるのです^^
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時計の他にこれからは好きな競馬のお話もしたいと思います!
実は私の身内が競馬関係の仕事をしてまして幼い頃から馬に親しんでおります^^
だからと言って予想が当たる訳ではないので悪しからず(笑)
私は競馬と言うよりも馬(サラブレッド)が大好きでして特に血統に興味があります!
血統構成やその馬の特徴を考えて予想していくのも楽しいもんです^^
競馬にはロマンがあります!生き物ですから色々なドラマがあります!
その辺が私の大好きな理由ですね^^
まずは私の競馬人生に置いて影響を与えた馬を5頭ほど簡単にご紹介したいと思います!
本日は・・・
トウカイテイオー
父シンボリルドルフ母トウカイナチュラル 皐月賞、日本ダービー、ジャパンカップ、有馬記念
トウカイテイオーは皇帝と呼ばれたクラシック3冠馬のシンボリルドルフとトウカイナチュラルの子供です!
当初はトウカイローマンとルドルフを交配させる予定でしたがローマンが予想外に長く活躍を続け引退時期が延びてしまった為に代役のナチュラルと交配して生まれた子なんです。
そんな馬がこんな名馬になってしまうんですから競馬とは分からないものです(笑)
テイオーと言えばやはり不屈の闘志と言いますか3度の骨折を乗り越えてカムバックした引退レースの有馬記念での勝利のインパクトが凄いです!
(厳密には4度骨折していて4回目の骨折で引退しています)
競走馬の骨折は人間とは違い命に直結する重大な怪我なんですよ。
後に紹介しますがサイレンススズカは粉砕骨折によって予後不良となり安楽死処分になってますしライスシャワーなんかもそうですね。古くはテンポイントも骨折からの蹄葉炎で亡くなっています。
テイオーの場合は複雑や粉砕ではなかったので安楽死まではいかなかったですが復活すると言うのは並大抵の事ではないんです。
これは調教師や厩務員など関係者の苦労や努力も凄まじかったと思います。
簡単にですがテイオーのレースなど振り返っていきます^^
まず3歳時にクラシックと呼ばれる一生に一度しかないレース(皐月賞、日本ダービー、菊花賞)があるんですが無敗のまま2冠馬になっています。(皐月賞&日本ダービー)
クラシックを1つでも勝つ事は凄く大変な事です!特に日本ダービー勝利はジョッキーも調教師も競馬に携わる全てのホースマンの夢なんです!
父親シンボリルドルフと親子2代で無敗のクラシック三冠馬の夢が膨らみました!
しかしクラシック最後の菊花賞前に最初の骨折が判明して菊花賞の出走を断念し休養に入ります。
この時の菊花賞馬はレオダーバンです。
勝負事にたらればは禁物ですがテイオーが出てたら勝ってたんでしょうかね?
見てみたかったです^^
翌年92年に復帰し大阪杯を勝ち天皇賞(春)に出走します。この時はメジロマックイーンも出走してます。
しかし結果は5着。レース後に再び骨折が判明。休養に入ります。
復帰は同年の天皇賞(秋)になります。しかし7着と惨敗。その後のジャパンカップはナチュラリズムに競り勝ち勝利!
有馬記念はファン投票で1位に選ばれるも生涯最低の11着に終わります。
93年は宝塚記念を目標に調整をされてましたがレースの10日前に3度目の骨折が判明します。
その後に3度目の休養に入る事になります。
復帰は同年の有馬記念になります。何と364日ぶりのレースが有馬記念になりました!
ジョッキーは前年の有馬記念にも騎乗した田原!これで舞台も役者も整いました。
単勝はウイニングチケットに次ぐ4番人気!骨折明けの1年ぶりのレースでこの人気ですから応援馬券の意味合いを持った人気だったのだと思います。1番人気はナリタブライアンの半兄のビワハヤヒデ!同年の菊花賞馬です!
道中は後方待機だったテイオーですが徐々に上がっていき最初に抜け出したビワハヤヒデを追走する形で最後の直線は2頭の叩き合いで半馬身差で見事にテイオーが勝利しました!
この時の田原の騎乗は正に人馬一体と言った感じで魂こもった見事な騎乗でした!
勝利ジョッキーインタビューでも男泣きしながらテイオーを褒め称えていたのを思い出します。
あのテイオー&田原、ハヤヒデ&岡部の叩き合いは私の中でも思い出に残るベストレースで5本の指に入ります^^
確か単勝で900円位ついたと思います。テレビの前で最後の直線は叫んでましたよ(笑)
翌年も現役を続行するのですが4度目の骨折をします。
秋の復帰を目標に休養していたのですが体調の回復が思わしくなく引退を発表します。
同年の10月に引退式が東京競馬場で開催され10万人を超えるファンが詰めかけました!
馬場では引退レースとなった有馬記念で騎乗した田原が乗りダービー優勝時のゼッケン20を付けました。
テイオーでダービージョッキーになった安田や岡部も駆けつけています。
引退後は総額9億円のシンジケートが組まれ社台スタリオンステーションにて種牡馬となりました。
ですが関係者の期待に反して産駒成績は振るいませんでしたね。
G1馬は排出してますがテイオーを父に持つ後継種牡馬がいないのが現状です。
そして2013年8月に心不全の為に死去しています。25歳でした。
トウカイテイオーは記録に残る名馬ではなく記憶に残る名馬です。
3度の骨折から不死鳥のように復活を遂げ最後は1年ぶりのレースで1番大きなレースを勝ってしまう。
正に不屈の闘志で走り続け我々に勇気と希望を与えてくれた名馬ではないでしょうか!
中363日でのG1勝利は長期休養明けG1勝利の最長記録だと思います。
私は今でもあの有馬記念のレースを見ると感動してしまいます。
まさに競馬のロマンがあのレースにはあるのです^^
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2016年08月19日
ROLEX ロレジウム良いな!16622
皆様お早うございます!mr.Tです^^
本日の時計のお話はROLEXのロレジウムです!
私の今2番目に欲しい時計でございます^^
1番は以前にもお伝えしたデイトナ16520ですが手が届きませんのでロレジウムの方が現実味があるので(笑)
16622 ロレジウム メンズ ケースサイズ40mm
ロレジウムはヨットマスターの中のモデルと言う認識なんですがヨットマスターは1992年に登場しております。
スポーツウォッチなんですがサブマリーナなどとは違いヨットやクルーザーを楽しむセレブ対象のモデルです。
ロレジウムは1999年に登場しベゼルと文字盤にプラチナを使用した事で話題になりました。
ロレジウムとはROLEX+SS+PLATINUMの造語だそうです^^
その後2012年にモデルチェンジし116622となりました。
変更店は・・・
@ムーヴCal3135は同じですが新型はパラクロム・ヒゲゼンマイを使用。
Aベゼル内部機構を改良し回転がよりスムーズになる。
Bドットインデックスが大きくなった。
C夜光塗料がクロマライトに変更。
Dブレスがイージーリングシステムに変更。
Eブルー文字盤の追加。
こんなところでしょうか!
見た目での大きな変化はあまりありませんので旧型の16622でも私は全然OKです(笑)
そもそも値段が違いますしね・・・
16622はUSEDになりますが65万円位から見られます!以前は50万円位であったんですが値上がり傾向です。
116622は新品が多いので90万円以上ですね(・・;)
私はプラチナの上品な輝きが好きでロレジウムに一目惚れです!(私自身が上品とは程遠いので・・)
でも70万円・・・さすがに気軽に買える値段ではありませんよね(^_^;)
以前、少しお金持ちだった時期が私にもありまして(独りバブルと呼んでます)その時はROLEXを数本持っていました。
デイトナ16520、ロレジウム16622、青サブ16613、シードウェラー、グリーンサブ、金無垢の青サブ、黒サブと言った感じでなかなかの本数を所有してたのですが様々な事情で今はございません(笑)
一度ROLEXをしてしまうと駄目ですね・・またどうしても欲しくなります!
と言うことで本日より私mr.Tが無事にROLEXを購入するまで皆様方にお付き合いして頂きたく存じます(笑)
購入する数日前よりお知らせ致しますので見逃さないで下さい^^もちろん当日も購入に行く所から画像などバンバンとアップさせて頂きます。
いつになるかは聞かないで下さい(笑)
青サブも良いんですけど今やロレジウムとそんなに値段変わらないんですよね(´ε`;)
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本日の時計のお話はROLEXのロレジウムです!
私の今2番目に欲しい時計でございます^^
1番は以前にもお伝えしたデイトナ16520ですが手が届きませんのでロレジウムの方が現実味があるので(笑)
16622 ロレジウム メンズ ケースサイズ40mm
ロレジウムはヨットマスターの中のモデルと言う認識なんですがヨットマスターは1992年に登場しております。
スポーツウォッチなんですがサブマリーナなどとは違いヨットやクルーザーを楽しむセレブ対象のモデルです。
ロレジウムは1999年に登場しベゼルと文字盤にプラチナを使用した事で話題になりました。
ロレジウムとはROLEX+SS+PLATINUMの造語だそうです^^
その後2012年にモデルチェンジし116622となりました。
変更店は・・・
@ムーヴCal3135は同じですが新型はパラクロム・ヒゲゼンマイを使用。
Aベゼル内部機構を改良し回転がよりスムーズになる。
Bドットインデックスが大きくなった。
C夜光塗料がクロマライトに変更。
Dブレスがイージーリングシステムに変更。
Eブルー文字盤の追加。
こんなところでしょうか!
見た目での大きな変化はあまりありませんので旧型の16622でも私は全然OKです(笑)
そもそも値段が違いますしね・・・
16622はUSEDになりますが65万円位から見られます!以前は50万円位であったんですが値上がり傾向です。
116622は新品が多いので90万円以上ですね(・・;)
私はプラチナの上品な輝きが好きでロレジウムに一目惚れです!(私自身が上品とは程遠いので・・)
でも70万円・・・さすがに気軽に買える値段ではありませんよね(^_^;)
以前、少しお金持ちだった時期が私にもありまして(独りバブルと呼んでます)その時はROLEXを数本持っていました。
デイトナ16520、ロレジウム16622、青サブ16613、シードウェラー、グリーンサブ、金無垢の青サブ、黒サブと言った感じでなかなかの本数を所有してたのですが様々な事情で今はございません(笑)
一度ROLEXをしてしまうと駄目ですね・・またどうしても欲しくなります!
と言うことで本日より私mr.Tが無事にROLEXを購入するまで皆様方にお付き合いして頂きたく存じます(笑)
購入する数日前よりお知らせ致しますので見逃さないで下さい^^もちろん当日も購入に行く所から画像などバンバンとアップさせて頂きます。
いつになるかは聞かないで下さい(笑)
青サブも良いんですけど今やロレジウムとそんなに値段変わらないんですよね(´ε`;)
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