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2020年09月06日

うだつの上がらないエッセイ集(たまに自由研究)をアルファポリスに投稿しました5

小説投稿サイト「アルファポリス」に掲載中の
エッセイ集に関する投稿、5回目です。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/206695515/680405327

今日もエッセイ集の中の10話をご紹介します。
どこからでもお好きにお読みください。

 ↓ ↓ ↓

「ストレス自動製造機」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/206695515/680405327/episode/3300763
世界が私にストレスを与えてくる……と言ってみても
実際ストレスを作り出しているのは自分自身。
世論や風潮が右へ行こうと左へ行こうと、
風向きが変わろうと一々気にする必要はないのです。
人生万事塞翁が馬。


「カメムシ差別」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/206695515/680405327/episode/3307659
「差別や偏見はなくすべきだ!」と常々思っている偽善者の私ですが
その「差別や偏見」とは何か? という実態はあまり分かっていません。
差別をなくすと言うのは簡単でも自分の行いを見てみると
「あれっ? もしかしてこれが差別?」というところがあります。


「三日後のセマダラコガネ」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/206695515/680405327/episode/3315178
家の外壁についていた可愛らしい甲虫。
写真を撮って調べてみると、セマダラコガネのようでした。


「カメムシは賢い」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/206695515/680405327/episode/3316052
殺虫剤をシューッとやってしまうと分からないかもしれませんが
虫を捕まえて逃がそうとすると
虫は一生懸命逃げたり、怯えたような動作をするのです。


「堂々としたヒヨドリ」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/206695515/680405327/episode/3316147
以前はヒヨドリとムクドリの違いも分からなかったし
うちのまわりにどんな鳥たちがいるかよく知らなかったのですが
身近な鳥の写真を撮るようになってからヒヨドリがよく訪れていることや
わりと強気であまり警戒心がないということが分かりました。
(でも今調べてみるとヒヨドリはわりと警戒心が強いらしいです。
あれ……。
逆に警戒心が弱くて人懐こい野鳥はヤマガラだそうです。
ヤマガラが気になってきました。)


「虫の通り道(クロアナバチ? ルリジガバチ?)」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/206695515/680405327/episode/3319995
黒いハチが家に入ってきます。
以前庭で素手で土をいじっていたら
土の中にいたハチに手を噛まれたということがあり、
それ以降、そういう黒いハチのことはクロアナバチかと思っていました。
でもよく見ると家に入ってくるハチは青っぽい気がするので
ルリジガバチかもしれません。


「計り知れない世界」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/206695515/680405327/episode/3326064
お花は綺麗、虫はキモイという風潮にはどうしても納得できないです。
花と虫は運命共同体、ソウルメイト、二つで一つ。
人は可愛い動物とキモイ生き物を分けて
愛くるしい動物や美しいとされる風景や生き物ばかりを
テレビで特集したりするけれど
どれか一つがすごいんじゃなくて全部で一つだと思うんです。


「時間が経つと忘れてしまう……書こうとしていた物語を。」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/206695515/680405327/episode/3330101
一番やりたかったことを忘れるんだから困ります。


「積み上げるつもりだったんだけど」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/206695515/680405327/episode/3330436
現時点では私のネットでの投稿等がどうしても量産スタイルになっていて
主に最新投稿を見ていただく形になっているんですが
過去投稿も力を入れてきたものなので大事にしたいなーと思ったり。
積み上げるにはどうしたら良いのか模索中です。


「ネットで稼ごうとしたけれど、手応えというものがないっ!」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/206695515/680405327/episode/3330474
自然に売れる人になりたいんですがなかなかそうもいかないもので……。
どこに行けばいいのか? 迷走中です。



これで今回のエッセイ紹介は終わりです。
最後までお読みいただきありがとうございました。

↓もし宜しければ、こちらから他作品も見て行ってください。
https://www.alphapolis.co.jp/author/detail/206695515


写真素材 PIXTA

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2020年09月05日

ロボットが登場するSF風短編「からくりの鼻唄」をアルファポリスに投稿しました



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最近、小説投稿サイト「アルファポリス」に自分の作品を投稿しています。
今回はSF風短編「からくりの鼻唄」のご紹介です。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/206695515/283410896/episode/3321958


この作品はロボットと人が共に暮らす世界が舞台ですが、
SFと言い切れなかったのは私が機械やロボットにまったく詳しくないため
サイエンスな描写がほぼないからです。

物語は全9話で短いお話だと思います。


正直文章は下手だし展開も甘いかもしれません。
自分の作品に愛着はありますがご紹介するたびに恥ずかしさを感じます。
小説投稿サイトの他の作者の方は皆さん、文章がお上手なので……。

でも恥ずかしがっていたら上達もしないと思って書きつつ
こうやって宣伝させていただいています。


「からくりの鼻唄」はレトロフューチャーなイメージで書いています。
展開もちょっとレトロな感じのつもりです。

「世界は大分平和になり人々の心にも余裕ができ
好きなことをたくさんできる社会になっている」という設定で
そんなに必死にならなくてもお金や必要なものは手に入る世界なのですが
設定上ではそういうことになっているものの
舞台としてどういうシステムになっているかなどの
描写があまりできていなかったところは反省しています。

キャラクターたちももっと活躍させてあげる方法があったかと思います。
ロボットたちが本気を出すとすごいんだぞ、ってところとか。
ちょっと見せ場が足りなかったかもしれません。


この作品を書いたとき私は多分
「世の中お金じゃない」というスタイルだったのですが
今はお金……というかシステムも大事かと感じています。

今度からはもっとすんなり物語に入れるように
世界観の描写に力を入れたいと思います。


この作品はそんなに考えず、雰囲気と勢いで書いてしまいました。
けどそれはそれでこの作品の持ち味だったと思えるように、
今後色々な雰囲気の作品を書いていきたいです。

ということで今回は自作品「からくりの鼻唄」のご紹介でした。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/206695515/283410896/episode/3321958













最後までお読みいただきありがとうございます。
今までに投稿した作品についてこちらで色々書いていますので、
もしよろしければ見ていってください。

 ↓ ↓ ↓

「ひねくれた主人公の一人語り。『悪魔』をアルファポリスに投稿しました」
基本的に主人公の一人語りで展開する
ダークファンタジー(?)「悪魔」の紹介ブログです。
一度絶望から逃れようとした主人公が
ゆっくりマイペースに「生」と向かい合っていく話です。
物語は全7話です。


「短い詩と一話完結のストーリー『カミサマ』『せいじん親子』をアルファポリスに投稿しました」
動物と人間との関係を考えて書いた作品です。
ハッピーな雰囲気ではなく暗いです。


「うだつの上がらないエッセイ集(たまに自由研究)をアルファポリスに投稿しました1」
自分のエッセイ集のご紹介です。
タイトル通り、何かすごい展開があるわけでもなく
うだつの上がらない感じのエッセイが延々と続きます。
十話ずつまとめてブログで紹介していきます。


「うだつの上がらないエッセイ集(たまに自由研究)をアルファポリスに投稿しました2」
エッセイ集のご紹介、二回目です。
話の繋がりや一貫性はさほどないので、
どこからでもお好きに読んでいただけます。


「うだつの上がらないエッセイ集(たまに自由研究)をアルファポリスに投稿しました3」
エッセイ集の紹介三回目です。相変わらずうだつが上がりません。
気になるページを覗くとか、お好きに読んでいただけると嬉しいです。


「うだつの上がらないエッセイ集(たまに自由研究)をアルファポリスに投稿しました4」
四回目です。エッセイを十話ずつリンク付きでご紹介していきます。


「ストックフォト『ピクスタ』で写真を販売開始するまで」
文章ではありませんが、
写真販売サイト「ピクスタ」にも作品を出しています。

↓ちなみにこちらが私が使用したデジカメです。


↓ピクスタの私のページです。

写真素材 PIXTA









2020年09月04日

ひねくれた主人公の一人語り。「悪魔」をアルファポリスに投稿しました



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今回は自分の作品、「悪魔」を紹介します。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/206695515/321407514/episode/3282184


この作品にはいろんな思いを込めました。
当時全力を尽くしたはずです。

タイトル通り悪魔的作品です。
普通、映画やアニメの悪役を見ていても
そこまで「うっ……」となる悪いヤツはいないのですが
(私が優しい作品ばかり見ているせいかもしれません)
この「悪魔」は、読んでくださった方を90%の確率で不快にします。

不快というのは怒りとかショックです。
なので、読むときはご注意ください。


生きていると悲しみとか怒りとか虚しさを感じることってありますよね。

どこでどう考えてそのような感情を抱くか、そして
どのくらい悲しみや怒りや虚しさで頭がいっぱいになるかは
人によって違うと思うのですが、
このお話の主人公は絶望に飲まれて逃げてしまいます。


絶望の内容は、今までの作品でも触れてきたような事柄で、
この主人公は自分と世界そのものに絶望していたのかもしれません。
さて、主人公が逃げた先で見たものとは……。

あんまりまとまりのない話ですが、
読んで何かを感じていただけたら嬉しいです。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/206695515/321407514/episode/3282184


ではこれで終わります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。












最後までお読みいただきありがとうございます。
今までに投稿した作品についてこちらで色々書いていますので、
もしよろしければ見ていってください。

 ↓ ↓ ↓

「短い詩と一話完結のストーリー『カミサマ』『せいじん親子』をアルファポリスに投稿しました」
動物と人間との関係を考えて書いた作品です。
ハッピーな雰囲気ではなく暗いです。


「うだつの上がらないエッセイ集(たまに自由研究)をアルファポリスに投稿しました1」
自分のエッセイ集のご紹介です。
タイトル通り、何かすごい展開があるわけでもなく
うだつの上がらない感じのエッセイが延々と続きます。
十話ずつまとめてブログで紹介していきます。


「うだつの上がらないエッセイ集(たまに自由研究)をアルファポリスに投稿しました2」
エッセイ集のご紹介、二回目です。
話の繋がりや一貫性はさほどないので、
どこからでもお好きに読んでいただけます。


「うだつの上がらないエッセイ集(たまに自由研究)をアルファポリスに投稿しました3」
エッセイ集の紹介三回目です。相変わらずうだつが上がりません。
気になるページを覗くとか、お好きに読んでいただけると嬉しいです。


「うだつの上がらないエッセイ集(たまに自由研究)をアルファポリスに投稿しました4」
四回目です。エッセイを十話ずつリンク付きでご紹介していきます。


「ストックフォト『ピクスタ』で写真を販売開始するまで」
文章ではありませんが、
写真販売サイト「ピクスタ」にも作品を出しています。

↓ちなみにこちらが私が使用したデジカメです。


↓ピクスタの私のページです。

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2020年09月03日

短い詩と一話完結のストーリー『カミサマ』『せいじん親子』をアルファポリスに投稿しました

今回は、ちょっと後味悪い系の作品のご紹介です。
そういったものが苦手な方はご注意ください。


さて、では今回の作品の紹介です。


↓こちらが短い詩の「カミサマ」です。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/206695515/179410306/episode/3314417

↓こちらが一話完結の短編「せいじん親子」です。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/206695515/311409089/episode/3298839



この二つはどちらも、人間がお願い事をする様子から思いつきました。

人間がお願い事をする相手は誰なのか。
なぜ人間はその存在に助けてもらえるのか。
いつも不思議に思います。


人間同士が仲良く過ごすことが平和なのか
世界は人間のためにあるのか
動物はお願い事をしないのか
「良い人」の願いは叶えてもらえるのか
「良い人」とは何か

そんなことを考えました。


人間は特別、人間がすべて、
というか人間以外のことはあまり目に入らない、
人は心や世界について話すときほとんど、
世界は人間のものである、世界には人間しかいないという前提で
生き物の意向は抜きで人間だけに語りかけます。
その不気味さというか違和感を
「せいじん親子」で表現したいと思いました。


参考にしたのは私が常々生き物に対して思っていることです。
それをそっくりそのまま鏡映しにしました。

ただ感情や綺麗事のみで
「生き物を殺すなんてひどい。命を駆除や処分するなんていけない」
「動物実験をやめるべきだ」と言うのもおかしなことで、
「だからどうするべきなのか?」という話が抜け落ちていますね。
自分たち人間が命を失っても、困ってもいいのか?
その覚悟はあるのか? そういう話になります。


でも理屈で「仕方がない」と思うとき、今度は
「動物だって生きているんだよ。
息をしているし、温かいし、心があるし、
私たちと同じように家族や仲間がいるんだよ」
という根本の感情や奇麗事は抜け落ちます。
生き物のそれを無視するなら、
人間の命の温かみや人権を訴える説得力も合わせて弱まります。


今回の話は読んで「不気味だな」と思っていただけたら成功な気がします。

ただ人間はもっと生き物を「悪」のように言う場合があり
(害虫・害獣・菌やウイルスなど)
みんな頑張って生きているだけで善も悪もないはずなのに
人間がそれを悪と呼ぶ資格はあるのか?
みたいな話は今回は抜け落ちてしまったので
またいつかどこかでリベンジしたいです。

ということで今回は「カミサマ」と「せいじん親子」のご紹介でした。


↓カミサマ
https://www.alphapolis.co.jp/novel/206695515/179410306/episode/3314417

↓せいじん親子
https://www.alphapolis.co.jp/novel/206695515/311409089/episode/3298839













最後までお読みいただきありがとうございます。
今までに投稿した作品についてこちらで色々書いていますので、
もしよろしければ見ていってください。

 ↓ ↓ ↓

「うだつの上がらないエッセイ集(たまに自由研究)をアルファポリスに投稿しました1」
自分のエッセイ集のご紹介です。
タイトル通り、何かすごい展開があるわけでもなく
うだつの上がらない感じのエッセイが延々と続きます。
十話ずつまとめてブログで紹介していきます。


「うだつの上がらないエッセイ集(たまに自由研究)をアルファポリスに投稿しました2」
エッセイ集のご紹介、二回目です。
話の繋がりや一貫性はさほどないので、
どこからでもお好きに読んでいただけます。


「うだつの上がらないエッセイ集(たまに自由研究)をアルファポリスに投稿しました3」
エッセイ集の紹介三回目です。相変わらずうだつが上がりません。
気になるページを覗くとか、お好きに読んでいただけると嬉しいです。


「うだつの上がらないエッセイ集(たまに自由研究)をアルファポリスに投稿しました4」
四回目です。エッセイを十話ずつリンク付きでご紹介していきます。


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文章ではありませんが、
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2020年09月02日

吹奏楽部時代の思い出の映画「オペラ座の怪人」

昔、吹奏楽部でオペラ座の怪人の曲を演奏することになり、
部室でオペラ座の怪人の映画を見せてもらいました。

しかしたしか、学校のテレビはブラウン管。
学校やバスの中でビデオを見るときって、
前の方にいれば見やすいんですが、後ろの方だと見えにくいんですよね。

それでも感動しました。



(画像をクリックするとAmazonの商品販売ページに飛びます。)


オペラ座の怪人は人気のようで、
今までにもちらほらとその名を聞いたことがあり
どういうストーリーなんだろうなーと思っていました。
元はガストン・ルルーという方が書いた小説で、
それがミュージカルになり、映画化されたようですね。

学校で映画を見て、感動したので
レンタルビデオ店にオペラ座の怪人を借りに行って
改めて家でゆっくり見せてもらったように思います。

おかげで演奏にも熱が入りました。
このあたりの記憶はうろ覚えですが……。

オペラ座の怪人、曲がカッコいいですよね!
クリスティーヌさんの出す高音が好きで、YouTubeでも聞いていました。
ストーリーも切なくて良いです。


そんなオペラ座の怪人がテレビで放送されていたので、この間観ました。
オークションのシーンのモノクロからカラーになる場面、
あの音楽が流れだす場面や、オペラ座の熱気に熱くなりました。
地下世界や仮面の怪人もカッコいいですね!

そして思ったよりセクシーな描写とセリフにギョッとしました。
オペラって(ミュージカルらしいけど)こんな感じ?

それから、昔はただただ映画の迫力に圧倒されていましたが
今は、怪人に誰か友達とかできれば変わっていたのかなーとか
もっとみんな怪人と仲良くできなかったのかなーとか色々思います。

彼の芸術性が認められていたら良かったですね。
怪人はクリスティーヌが亡くなってもずっと
クリスティーヌを愛していたようですが
どこでどうやって生きていったのだろうなぁ……と
しみじみとした気持ちになりました。


ではこれで終わります。
最後までお読みいただきありがとうございました!





もしご興味がありましたら、こちらのブログもご覧ください。

 ↓ ↓ ↓

「クラリネットのリードってAmazonでも買えるんですね!」
私の吹奏楽部時代は、吹奏楽部で注文してもらっていました……。
今はネットがあってなんでも売っていてすごいですね!


「【笑える本】嗚呼、懐かしの吹奏楽部……」
笑える本、「吹奏楽部あるある」について書いています。
部活動の思い出は懐かしいですね!


「リードの調整がうまくいかない、替え指が分からない。」
こちらは、リードはリードでもオーボエ。
オーボエのDVD講座についてのブログです。


「『ルパン三世のテーマ』をサックスでかっこよく吹きたい初心者さんへ」
こちらは、サックスのDVD講座についてのブログです。


「子供たちのセンスが光る一冊」
「爆笑テストの珍解答 傑作選」という本について書きました。


「黒板消しと黒板消しクリーナー」
Amazonで売られている学校関連グッズについて。



2020年09月01日

不思議がいっぱい。借りぐらしのアリエッティ

金曜ロードショーで
「借りぐらしのアリエッティ」を放送していたので見ました。

この映画はたしか映画館に見に行ったはずです。
音楽が良いですね!



(画像をクリックするとAmazonの商品販売ページに飛びます。)


※今回のブログはやや批判的なので、アリエッティが好きな方や批判が苦手な方はご注意ください。


前半、小人たちの目線や生活が丁寧に描かれていて楽しいです。
小人たちの家が美しく、音楽も綺麗で雰囲気があります。

好奇心いっぱいの小人の少女アリエッティ。
物静かだけれどたくましいお父さん。
心配性なお母さん。
家族で協力して暮らしています。
小人たち、体は小さいけれど身体能力がすごいです。

小人は虫たちのいる世界に近く、姿や暮らしは人間らしいけれど
「人間とは違う生き物」という感もあります。


しかし前半「おおっ」となって
途中から「?」となる箇所がいくつかあります。
うろ覚えなので、セリフや展開等間違えているかもしれないですが
並べてみると……


・アリエッティが翔くんに見つかったとき、頬を赤らめたのはなぜ? 動揺? 一目惚れ?

・翔くんはなぜ執拗にアリエッティに姿を見せてほしいと言うの? 小人を見たい気持ちは分かるけれど相手は人間の形をした少女なんだから、あまり見せて見せてって言うと変態っぽいような……。

・カラスの行動がちょっと不自然……?

・ハルさん、カラスの羽が散らばった部屋にいる翔くんに「ゆっくりお休みなさい」とは……?

・「人間がみんなそんなに危険だとは思わない」と人間への理解が芽生えたアリエッティと、それを自らぶち破る翔くん。えぇー……。

・多分、「人間が親切のつもりで生き物に手を出したことがかえって迷惑だったりする」とか、「人間の恐ろしさ」みたいなものを描いているんだけれど、人間の行動があんまり「人間あるある」になっていないため、「本当に人間ってこういうところあるよね! 人間と他の生き物の共存って難しいなぁ」と考える気持ちになれない。小人も小人で人間と一緒の部分が多いし、純粋に「人間とは別の生き物」に見えない。

・小人が人間は危険だと言う理由は分かったけれど、人間文明にお世話になって生きていて人間が危険とは……? もっと人間界から離れて森の奥とかに住めば良いのでは?

・翔くんは優しいの? 意地悪なの? 普通に優しい男の子かと思っていたら急に不可解な行動を取るので分かりづらいんだけど?

・なんで小人の家が人の手の届くところにあるの?

・無理やりねじ込まれたドールハウスを見て小人のお母さんが喜ぶのはなぜ?

・翔くん、ポロッと「君たちは滅びゆく運命なんだよ」と失言してしまったのかと思って確認してみたら、かなりしつこい。「地球上に何人の人間がいるか知ってる?」「今までにも美しい種族が環境の変化に適応できずに滅んできた」と小人の目の前で語り続ける。

・しかしアリエッティが反論したらすぐに「ごめん」とは、どういうこと?

・アリエッティも、引っ越さなきゃならないわ、家はメチャクチャにされるわ、延々と傷つくような言葉を投げつけられるわで、翔くんにけっこうひどい目に遭わされているんだけど……。そんな翔くんが「ごめん。死ぬのは僕の方だ」みたいなことを言ったからってなぜすぐに心配するの? ごめんの一言で許したの? 優しすぎなのか、なんだかんだで翔くんのことが好きなのか……。

・ハルさんの言動も分からない。

・アリエッティ、お母さんがいないことを翔くんに伝えに行く。けど自ら翔くんに伝えに行ったなら、そこで泣きながらでもアリエッティの方から「あなたしか頼れる人間がいないの。一緒に探してくれない?」と言った方が良いのでは……。


などなど。


そしてその後ネットで見かけた意見にもなるほどと思ってしまいました。
「小人は何もお返ししていないんだから『借りて』いないじゃない。泥棒小人で合っているんじゃないの?」と。

……たしかに返していないなぁ。


それを聞いた後だと、アリエッティが翔くんに
「私たちが工夫しながら一生懸命生きているのを人間が知らないだけ」
みたいに反論したシーンも、
「工夫っていうか人間から色んなものを『借り』ているんだよね……」
って思ってしまいます。
ついでに、人間が小人の存在を知らないのは
小人が人間から隠れているからですね。


でも違和感や「?」が残るってことは逆に、
今までのジブリ映画とは違うタイプの作品ってことですね。

ぽんぽこやもののけ姫、ナウシカなどでは
人間と自然の対立や共存の可能性が描かれましたし
千と千尋の神隠しでは不思議な力を持つ神様たちが出てきましたが
アリエッティたち「小人」は、人間と自然の中間……
人間文明なしでは生きられない or 生きづらいのだと思います。


そしてアリエッティに出てくる人間たちは
何か明確な理由があって自然を破壊するのではなく
好奇心とかうっかりとか、相手の立場に立って考えられなかったからです。

明確な理由があって自然破壊をする……の、一歩先の世界では
お互いの違いがあるからぶつかり合うとか
難しいけれど分かり合おうとするとか
そういう未来があるかもしれませんね。

翔くんやハルさんが好奇心旺盛で無邪気な小さい子だったらもう少し
「このドールハウスあげるね!」と無理矢理なことをしてしまうとか
「小人は本当にいるもん!」と言って捕まえてしまうというエピソードに
共感しやすいかもしれません。


でも実際、私も翔くんやハルさんのように
良かれと思ってとか、好奇心でとか、
生き物に迷惑をかけてしまうことが多々あります。

そう思うと、ファンタジー物語だから翔くんやハルさんの行動に
「いやそれはないでしょ〜」と思ってしまいますが
けっこう生き物に対して現実で同じ感覚を持っているかもしれません。
気づかなかっただけで耳の痛い映画でしたね。




借りぐらしのアリエッティの米林宏昌監督といえば、
次の作品は思い出のマーニーでしたね。
私はこの作品も映画館に見に行き、泣きました。
心の傷が癒えるような、素敵なストーリーだと思います。

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