実は『7つの習慣』には『第8の習慣』がある

スティーブン・R・コヴィー博士の成功哲学『7つの習慣』は、
ご存知のように、日本でも160万部、世界では2000万部を超えるベストセラーです。

2012年7月に博士はなくなったのですが、その晩年に『第8の習慣』という考えを追加しています。

日本で『7つの習慣』と言えば

日本では、『7つの習慣』と言えば、ジェームス・スキナー氏による次の訳本が有名ですが、
これには『第8の習慣』は収録されていません。



７つの習慣　成功には原則があった！/スティーヴンR．コヴィー/ジェームス・スキナー/川西茂

※この本はアメリカで1989年出版されたものを元にして、
1996年に日本で翻訳出版されたものです。

※この本の翻訳出版をきっかけとして、
ジェームス・スキナー氏は教育ビジネスでの成功を収めたので、
成功哲学としてだけでなく、成功物語のきっかけとしての意味でも、
価値があります。
※もし、あなたが成功哲学だけでなく、ジェームス・スキナー氏にも興味を持たれたなら、上の本を買わないでください。
後でご紹介する、ジェームス・スキナー氏による解説動画（日本語）CD付きの本をオススメします。

『第8の習慣』は

『第8の習慣』は、『「効果」から「偉大」』へというタイトルで、
自分の真の価値が見つかる、とされています。
このタイトルのみで、1冊の本が出版されています。



第８の習慣　「効果」から「偉大」へ/スティーブンR．コヴィー/フランクリン・コヴィー・ジャパン

『第8の習慣』については、
版権の関係からか、フランクリン・コヴィー・ジャパン出版社だけから翻訳され出版されています。

※スティーブン・R・コヴィー博士は、
ビジネスコンサルタント会社『コヴィー・リーダーシップセンター』を1989年に設立しましたが、1997年に合併し、
フランクリン・コヴィー社の副社長になりました。


スティーブン・R・コヴィー博士の成功哲学を学ぶには、
『7つの習慣』と『第8の習慣』の2冊の本で学ぶ必用があるのでしょうか？

私は『第8の習慣』を読んでいないのですが、どうやら、真のリーダーとして、人を引きつけ引っ張っていくには、『ビジョン』を掲げることが必要だと、そんなふうなことが書かれているようです。
そして、これは、『7つの習慣』の延長線上にあるとしているようです。

なぜ、そんなことが、わかるかというと、
『7つの習慣』に興味を持って、いろいろ調べてみて、
次にご紹介する本を購入して読んだからです。

もし、『7つの習慣』と『第8の習慣』の双方に興味を持って、
とりあえずスティーブン・R・コヴィー博士の成功哲学とは、どんなものか知りたいのなら、
次の『まんがと図解でわかる７つの習慣』を、1番にオススメします。

『7つの習慣』の概要本：『まんがと図解でわかる７つの習慣』

次にご紹介する本は、『7つの習慣』の概要本ですが、
『第8の習慣』も完全収録されています。

日本の読者向けに特別に作成された概要本で、
スティーブン・R・コヴィー博士本人が、全て監修しています。

一番のおすすめです。
文庫本なので、持ち運びにも便利です。




まんがと図解でわかる７つの習慣
※定価680円と、価格が安いので、
送料有料や条件付きでの送料無料の店が多くありました。
そのため、店舗受け取りなら送料無料のセブンネットでご案内しています。
この本は、24時間以内に発送なので、2・3日以内に入手出来ます。
お近くにセブン-イレブンのある方には、こちらがおすすめです。

『まんがと図解でわかる７つの習慣』は漫画では不安？

私は、漫画で概要をざっと知り、イメージを頭に入れようと購入しました。

しかし、
図解の多いテキストといった感じです。
漫画は1割あるかどうかです。

反面、テキストが多いので、『7つの習慣』の概要を考えながら理解するには、おすすめです。
また、日本の読者に向けて作られた本なので、『7つの習慣』の入門用として最適と思います。

ただ、まんがと図解だから、わかりやすいかと考えると、あてが外れます。

『7つの習慣』では、今までとは異なる物の見方を学ぶため、
考えながら読むと、かなりきついです。

ちなみに、私はメルマガで『7つの習慣』の一部の研修を受けていますが、
この小さな文庫本を読み終えるのに3日もかかりました。


この記事を書いている現在、ジェームス事務所では、
期間限定でオンラインのセミナーやメルマガ研修をしていますが、
そういったものを併せて、この本を読まないと、
おそらく表面的にしか理解できないことと思います。

また、内容を誤解しやすいと思います。
≪参考：正誤表≫
p111（1ヶ所）、p122（2ヶ所）の『目標」は、『目的』の誤りと思います。
※『目標』と『目的』は、この成功哲学では、まるっきり別なものとして捉えています。

もっと詳しく知りたくなったら、次の『7つの習慣』を購入するのが良いでしょう。
また、『第8の習慣』も検討してみてはいかがでしょうか?

なお、『まんがと図解でわかる７つの習慣』には、単行本もありますが、
そちらは古く、『第8の習慣』も収録されていないので、注意が必要です。

『7つの習慣』を自宅でしっかりと学びたいなら

あなたがこの『7つの習慣』を自宅で本を読んできちんと学びたいと考えるなら、



７つの習慣　成功には原則があった！　動画でわかる７つの習慣特別CD−ROM付属/スティーブン・R・コヴィー/ジェームス・J・スキナー/川西茂
がおすすめです。

本の内容自体は、最初にご案内したものとほぼ同じですが、
わかりやすいと評判の、ジェームス・スキナー氏による日本語での動画による解説が付いているからです。

なお、CD付きの『7つの習慣』には、スティーブン・R・コヴィー博士の来日公演が収録されているものもありますので、上のリンクから購入する場合を除いて、注意が必要です。
評判では、博士のファン以外には、オススメできないようです。



第８の習慣　「効果」から「偉大」へ/スティーブンR．コヴィー/フランクリン・コヴィー・ジャパンも、併せて検討してみては、いかがでしょうか。

『7つの習慣』を本格的に身につけたいなら

本を読んだだけではよくわからないとか、もっと本格的に身に着けたいと考えたなら、
高価ですが研修を受けるのが良いでしょう。

※2013年度のジェームス事務所によるセミナーは8月1日から受付のようです。
しっかりと身につけて成功している人もいますし、
単にジェームス・スキナー氏のファンで出席して満足している人も、残念ながら私の知人にも、います。
身につけるかどうかは、あなたの心がけ次第です。

※フランクリン・コヴィー・ジャパン社でも研修が行なわれています。


『7つの習慣』に興味を持たれたなら、
まずは、『まんがと図解でわかる７つの習慣』を手にとって見ることを、特にオススメします。

最後まで、お読み下さりありがとうございます。