松井証券 ついに訴えられる
松井証券の自動リピートFXがサービス開始してから1年程経過しましたがついに訴訟をおこされてしまいました。
【マネースクエア/マネースクエアHD】松井証券株式会社に対する訴訟提起に関するお知らせ
当社連結子会社による訴訟提起に関するお知らせ
私はサービス内容が発表された時点で「これ大丈夫なの?」と思っていました。
実際サービス後にマネースクエア社がそれを匂わせるような発表をしていましたが、対象が何なのか明言はありませんでした。
当社トラリピ類似サービスの販売に関する情報について
松井証券としては「訴えられない」自信があってサービス開始したのだと思いますし、充分その辺は調べていたのだと思います。
過去には外為オンライン社が訴えられて敗訴していましたが同じ轍を踏んでしまうのでしょうか。
株式会社外為オンラインに対する勝訴判決のお知らせ
そもそもIFD注文の自動化(おそらくそれ以外に複雑な要件を組み合わせて特許申請している)で特許が認められるというのもよくわかりませんが、トライオートやみんなのリピート注文が訴えられていない所から考えるとわざわざ使い勝手を悪くしないと特許侵害を回避するのは難しいのではないかと推測します。
このままサービスを使い続けても大丈夫か
利用者は不安だと思いますがこのまま使い続けても問題ありません。
外為オンラインが訴えられた時も最終判決が確定するまで数年を要していますし、その間サービスが停止されることはありませんでした。
その後敗訴が確定し「iサイクル2注文」としてリニューアルしサービスは現在も継続しています。
ですので今回訴えられたとはいえいきなりサービスが停止する心配はないですし、仮に敗訴したとしても訴えられた部分を回避して別サービスをリリースするでしょう。
正直特許を盾に独占的な状況を作っているのは業界の発展にはあまり良くないと思います。
類似サービスが沢山登場して競争が起きてこそ企業のサービスは向上していくものです。
FXとは関係ないですが日本でamazonのプライム料金が安いのは日本国内にライバルが多数いるからです。
ライバルの居ないアメリカのamazonは独占状態でプライム料金が日本円で20,000円以上するそうで、日本の状況をアメリカ人は羨ましがっているそうです。
業界に風穴を空けてくれた松井証券のチャレンジは素直に応援したいですし、たとえ残念な結果となったとしてもユーザーはついてきてくれると思います。
結果はどうなるかわかりませんが状況の進展に注目していきたいと思います。