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2021年02月17日
Always 1989
お爺さんの50回忌が父親の実家のある小さな山のふもとで行われる一週間前、なぜか思いついて墓道までの落ち葉拾いをしたのだけれど面倒くさいのでその集めた枯れ草を燃やし始めた。その途端映画のワンシーンでもあるかの如く急に強い風が谷側から吹き上げて来た風にのってものの見事に火の粉を廻りの草木に振りまいたからたまったもんじゃない。風が吹き上げる度に延焼していく。母屋の片隅の水道栓を開きっぱなしにして二つのバケツで交互に現場に水を撒き火をたたき、二メートルの岩盤を飛び降りてまた水を運んでという死闘を本当に長い時間(おそらく短い時間なんだろう)かけてふと思った。「もう無理。。。」ところがそんな激しさを増す火の勢いが嘘のように墓道を境にぴたりと止んだ。続々と村の青年部の消火隊がホースを担いで下の道から上がってきてくれたのは火が沈下してからの事だった。この時生まれて初めて腰を抜かして地面にへたり込んだ時、ちょっとだけ自分を笑えた。
自分が死んでしまった後に意識だけが残るのはキツイ。やりたかった事や伝えたかった事を一生(?)引きずっていかなければと思うとキツイ。後悔せずに死に切れるように、日々全力で生きよう!このブログも全力で書くのだ!
この映画の頃に、似たストーリーで{ゴースト}という映画が人気だったが、断然こちらが好きかな。どちらも主人公がショートカットでチャーミングなんだけれど、Alwaysの曲が効いてるし、何と言ってもオードリーヘップバーンが出演した最後の作品なんですから。役柄は映画を観てのお楽しみ。すごく綺麗な佇まいですよ
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2021年02月16日
モリのいる場所 2018
飲食店を長い間営んできたわけですが、今になって外の景色が見たくて夜間の仕事を始めた。そう、Wワーク。正直、人間関係や規則が苦手で個人経営の湯に浸かっていたのでいろいろと大変なんだけれど今までにない世界を楽しんでる自分がいる。最終的にはDearJapan47の活動をメインにしたいのだけれどなんせコロナの野郎がねっ。世の中が落ち着くまで辛抱です。
30年間、自分の敷地の森から出たことがない書家であり画家である主人公のモリ(ややこしい)。
その森には様々な生き物が住み、それぞれの観察(挨拶)で一日の大半を過ごすモリにとって格好の遊び相手。繰り返される淡々とした日常に、沢山の人々が訪れ退屈という言葉を封じる。こういう生活も楽しそう。
歳を取って足腰がちょっと不自由になった頃にまたこの作品を見てみるとしよう。
DearJapan47 HP にカフェシネマページ(予告編一覧)あります。どうぞお楽しみください。
http://cinema1.web.fc2.com/
2021年02月14日
おいしい家族 2020
カフェを始めた頃、知り合いの中高年の男性達にこんな事をよく言われた。
「なんで、こんな女のする仕事するんか?」
理由なく威張っていて、しかも偏見に満ちた昭和の時代。そりゃあ仕方のないことでもある。
なんだかんだ言っても戦争を経験していないわけで、それを前面に出してこられたら降参するしかないわけで、しばし理屈だか屁理屈だかわからない強引な言い回しで子供時代からそこそこの年齢になるまで、押し込められていた。
ただ、うちの親父に関しては普段えっらそうにしてた割に肝心なところが女々しくて、そこは女なんかい!
と、心の中ではつっこんでいた。(口に出そうもんなら、町が潰れそうなくらい暴れるので言えなかったが。)
万引き家族の作品が話題になったが、個人的にはこの映画のメッセージも同レベルだと感じた。
結局、どんなスタイルであっても、同性のカップルであっても、どんな事情を背負った人達であってもそこに愛情が溢れていてお互いを思う気持ちが深いのであれば、形だけの家族よりもとても素晴らしいものだと言う事。亡くなった母親が生前好きでよく作っていたおはぎを、父親?母親?が作ってそこに次々と皆が集まってきて美味いうまいと笑顔で頬張るシーンが印象的。おいしい家族。
ま、ろくに父親の役目が出来ていない自分が偉そうに言うような事でもないですけど。
DearJapan47 HP にカフェシネマページ(予告編一覧)あります。どうぞお楽しみください。
http://cinema1.web.fc2.com/
2021年02月12日
ザ・ファブル 2019
関西弁でいう『アホやなぁ。』は、敬愛の意味が多く占めている。以外のエリアの人達にはきつく取られ勝ちだけど本当は真逆。ところが語気を荒げて短く『アホかっ』となると、皆様ご存じの『アホ』
他の方言でも同じことかも知れないが、感情がそのまま言葉になる。任侠ものは特にどぎつい言い回しなので、関西弁初心者にはその作品がどのようにとらえられるのかとても関心がある。
この作品もどっぷり漬かった関西弁の応酬ですけど、何故かスッキリとした感じは演者のせいかな?とても楽しめたし、続編がめちゃめちゃ楽しみ
時代が違えば、木村文乃はキャッツアイの三姉妹の一人やったやろねぇ間違いなく。
Dear japan 47のホームページに『カフェシネマ』のページがあります。
カテゴリ別にしてありますので、そちらでもお楽しみ下さいませ。
http://cinema1.web.fc2.com/index.html
2021年02月09日
あやしい彼女 2016
2021年02月08日
一度死んでみた 2020
2021年01月18日
SCHOOP! 2016
祭りの動画や写真を撮りに行くたびにつらいのがポジション取り。
ガツガツ行く性格ではないので、遅くなると完全に場所がなかったりする。
それでも頑張ってスペース確保出来てやれやれと思っていると、よれよれ〜ふわふわ〜って感じでお年寄りがカメラの前に現れる。しかも、カメラやスマホではなく確認画面の大きいタブレットで撮影しようとするのでたちが悪い。
それともうひとつ不思議なのは、某国営放送の人達。絶対に前に出る。あの腕章してれば最優先になる決まり事でもあるのかな?せめて一声かけたらどうでしょうか。
この映画、本当に格好いい。お気に入り。
二階堂ふみが、ボーイッシュな女の子から女性に変わる表情も素敵だし、リリー・フランキーが徐々に狂気に変わる演技も迫力あるし、なんと言っても福山雅治のカメラの使い方がたまりません。正直、少しカメラの持ち方変わったかも。(単純)
2021年01月17日
男と女 人生最良の日々 2019
2021年01月16日
今度は愛妻家 2010
2021年01月14日
勝手にしゃがれ A bout De Souffle 1959
フランス語は難しい。発音が皆目無理。どうやらジュブジュブ発音する向けに口廻りが作られていない。
早々にあきらめてスペイン語を選択した。関西人だからか巻き舌には自信があるのですんなり入れた。
が、やはり隣国だからか結局似たような発音があり口廻りが拒否する悲惨な結末に至った。
パリに長く住んでいる友達があちらのテレビのニュースでインタビューを受けた動画を見せてくれた。
本人の解説では
今日は何故この店に買いに来られたの?
お母さんの誕生日なので、美味しいと聞いていたこの店に買いに来たの。
というような内容だったらしいのだが、びっくりするくらい流暢なジュブジュブ語だった。
片田舎の街にある機械仕掛けの動物園に一度は行ってみたいのだが、その友人が機械仕掛けに
興味があればありがたい。