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2016年07月28日

クイーンカップ 過去ラップ考察

クイーンステークス サラ系3歳以上オープン(G3) 牝馬限定 別定戦
queens_15.png
札幌競馬場は高低差は0.7mと、ほぼ平坦です
またコーナー角が緩やかで半径も大きいため、中央場で最も円形に近いコース形態となっています
函館と同じく洋芝オンリーでの開催となりますが、平坦でコーナーも緩やかなため
函館ほどパワーは求められません


クイーンカップはスタートから2コーナーまで
ずっと11秒中盤の速いラップが刻まれる傾向にあります
その後ゴールまで11秒後半のラップがつづきます

追走能力の高さと11秒台中盤〜後半の脚をつづける持続力が求められるレースです





posted by ここパパ at 18:00| Comment(0) | TrackBack(0) | G3

2016年07月20日

2016年 東京芝2400m 1〜3回開催レースのラップ評価

tokyo_16_s.png
今週はダービーやジャパンカップに繋がりそうな芝中長距離の重賞レースが無いので
かわりにきょうまでにおこなわれた今年の、東京芝2400mのレースラップ評価を
参考資料として記します


ダービーのレースレベルだけは飛び抜け高いので置いておいて
他のレースの評価から


2月6日の3歳500万下
最先着したヴァンキッシュランと繰り上がり1着となったレーヴァテインのレベルはこの時季の3歳にしては
なかなか高かったと思います
その後この2頭は青葉賞でも1,3着しましたし
まずはレーヴァテインの今後に注目です


メトロポリタンステークスのモンドインテロのパフォーマンスも高いです
今後、重賞で勝ち負けに加わって来ると思われるので用チェックです


青葉賞はかなりのロングスパート戦となり、かなりの総合力が求められたレースとなりました
圧勝したヴァンキッシュランはその後ダービーに出て負けはしましたが
今後も重賞を複数勝つと思われるので馬券対象に追いかけるべき馬です


オークスのシンハライトが加速力問われる中でみせたパフォーマンスですが
本来は小回りコースでのコーナーリング特性や短い直線でしっかりと抜け出す加速力
に直結するようなパフォーマンスです

加速力が良い→綺麗な脚さばき→コーナーでも他馬より巧く加速出来る

加速力が良い→短い直線でも他馬より鋭い一瞬の脚が使えるので馬群からしっかり抜け出せる

という感じの意味だと思っていただければ
ようは小回りコースの秋華賞への適性はもの凄く高いだろうという事です


ダービーは過去最高の「レースレート」と「勝馬マカヒキの個別レート」がついたように
今年の東京芝2400mの中では図抜けたレースレベルです
上位勢のレベルは相当なものなので、今後の各馬のパフォーマンスも純粋に楽しみたいですね!


タグ:東京芝2400m

2016年07月19日

2016年 函館記念 ラップ評価

hakodate_16.png
馬場を考えればペースは速いとは思うのですが
それでもマイネルミラノは他馬と争う事も無く
余力を持てるペースで前半行けたのは大きかったと思います


そのままスローに落とす事無く向正面残り1000mあたりから仕掛けていって後続にも脚を使わせ
自身は4コーナー手前でしっかり息を入れて直線で脚を伸ばすという競馬

丹内騎手の逃げが抜群に良かったですね


函館記念を逃げて勝ちたい時のお手本にしたい逃げ方で
これだけ効率良い逃げをうたれたら後続勢は手も足も出ないという見事な逃げ切りでした


今回は前半競りかけられなかった運もありますが、それでも

騎手の見事な手綱捌きで勝った

というレースだったと私は思います





posted by ここパパ at 08:00| Comment(2) | TrackBack(0) | G3

2016年07月15日

函館記念 過去ラップ考察

函館記念 サラ系3歳以上オープン(G3) ハンデ戦
hakodate_15.png
中央競馬で最もゴールまでの直線(262.1m)が短い函館競馬場で行われるレースです

ローカル開催場は平坦コースという印象が強いですが、函館競馬場は高低差3.5mと
その起伏は中京競馬場と並んでローカル場最大となっています

そして最大の特徴は洋芝だということです
2008年秋の福島開催から導入が始まった(09年秋には北海道を除く全コースに)
エクイターフ(野芝)によって馬場がかなり高速化し
日本はよりスピード能力が求められる競馬開催国となりましたが
寒冷地の函館と札幌だけはエクイターフの育成が困難なため洋芝オンリーで競馬が行われていて
他場より力強さが求められるコースとなっています


函館記念はスタンド前発走の小回りコースです。また前述の通り洋芝なので
前半は速くなりやすく後半は極端に時計がかかるレース傾向にあります
持続力とパワーが求められるレースです





posted by ここパパ at 18:00| Comment(0) | TrackBack(0) | G3

2016年07月14日

斤量の影響は?

wei.png
斤量は1600m戦の場合1kgでおよそ0.2秒1馬身差の影響が出ると言われています

仮に馬の能力がまったく同じの場合
58kgの斤量を背負った馬は57kgの斤量の馬より0.2秒遅くゴールするという事です


もうひとつ、斤量の影響は馬体重の12%が目安になると言われています
12%までは斤量の影響差はゆるやかなもので誤差の範囲としか言えない程度ですが
12%をこえたあたりから加速度的にパフォーマンスが低下します

斤量57kgの場合、馬体重が476kg以上ある馬ならさほど影響は考慮しなくても良いんですが
474kg以下の馬体重だとなにかしら影響があると考えるべきかと
もちろん個体差はあるのであくまでも目安ですが

ハンデ戦で人気馬が馬体重の12%をこえる斤量を背負わされていたら
過去のその斤量での成績と照らし合わせつつ馬券の強弱を考えるといった感じで私は使っています





タグ:理論 斤量
posted by ここパパ at 16:00| Comment(1) | TrackBack(0) | 理論
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