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2016年08月22日
2016年 札幌記念 ラップ評価
今回のラップは純粋に逃げ勝ったネオリアリズムが刻んだラップです
1周目の正面スタンド前は他馬にとってはオーバーペースとよべる程のペースで
ネオリアリズムは走って行きました
ただ、オープン級のレースでもいつも『かかっていた』ネオリアリズムにとっては
このペースでもぎりぎりオーバーペースでは無かったと思われます
その後1コーナーをまわってからは
馬場を考えるとそこそこのハイラップというペースに落として走行しています
そして3コーナーから4コーナー手前あたりまで息を入れ
最後の直線でもう『ひとあし』使い
モーリスをはじめ後続勢を完封しました
とても素晴らしいレース運びだったと思います
もともとネオリアリズムは折り合えさえつけばオープン級の差し脚を発揮出来る能力を持った馬でした
しかし折り合い難で毎レースその脚を最後に残せていないという弱点を抱えていました
今回の鞍上はJRA所属騎手の中でこういう気性難の馬を御す事に最も定評のある
ルメール騎手だったことも勝因だったと思います
また、湿った馬場では気性難な馬も折り合いやすくなるので
馬場も味方したなと思いました
14年のジャパンカップを勝ったエピファネイアなんかがその典型ですね
個人的な感想をまとめると
ルメール騎手は折り合わせる能力に長けているし
最後にひとあし使わせるペース配分も抜群である
オープン級のレースでもかかってしまう馬は
逆に言えば能力があるからかかるとも言える
湿った馬場では折り合いやすくなり
普段のレースより持っている能力を発揮する可能性が高まるので
こういう馬場の日は率先して狙うべき
といった感じでしょうか
2016年08月19日
札幌記念 過去ラップ考察
札幌記念 サラ系3歳以上オープン(G2) 定量戦
札幌競馬場は高低差は0.7mと、ほぼ平坦です
またコーナー角が緩やかで半径も大きいため、中央場で最も円形に近いコース形態となっています
函館と同じく洋芝オンリーでの開催となりますが、平坦でコーナーも緩やかなため
函館ほどパワーは求められません
札幌記念は4コーナーのポケットからスタートとなります
スタンド前を通過するため前半はオーバーペース気味に推移する傾向にあります
また、ゴールまでペースが緩みきることはありません
勝つためにはそんな持続戦の中でもラストも12秒前後でまとめる決め手が必要となります
追走能力の高さと持続戦の中での決め手が求められるレースです
(天皇賞秋向きの脚質の馬が向いてるレースです)
札幌競馬場は高低差は0.7mと、ほぼ平坦です
またコーナー角が緩やかで半径も大きいため、中央場で最も円形に近いコース形態となっています
函館と同じく洋芝オンリーでの開催となりますが、平坦でコーナーも緩やかなため
函館ほどパワーは求められません
札幌記念は4コーナーのポケットからスタートとなります
スタンド前を通過するため前半はオーバーペース気味に推移する傾向にあります
また、ゴールまでペースが緩みきることはありません
勝つためにはそんな持続戦の中でもラストも12秒前後でまとめる決め手が必要となります
追走能力の高さと持続戦の中での決め手が求められるレースです
(天皇賞秋向きの脚質の馬が向いてるレースです)