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2024年01月19日
「優しく人気者」能登半島地震で中1も犠牲 同級生らの悲しみ深く
元日に最大震度7を観測した能登半島地震では、激しい揺れで倒壊した自宅の下敷きになった石川県能登町の中学1年、森銀治郎さん(13)が命を落とした。県が遺族の同意を得て氏名を公表。優しくユニークで、人気者だったという森さん。そんな友人を奪った地震に、同級生は「悲しく、言葉にできない」と声を詰まらせた。
森さんは、現在避難所となっている町立松波中学校に通っていた。保育園の頃から一緒に過ごし、中学でも同じソフトテニス部に所属している同級生の梶山知里さん(12)は「優しい性格で、休み時間はずっと面白いことを言って、みんなに慕われていた」と振り返る。
梶山さんによると、中1は1クラスのみの14人と小規模だが、その中でも森さんは成績が優秀だった。スポーツも万能で「テニス部の1年生の中ではかなり上手」。最後に直接話したのは、部活動のあった昨年12月28日。校内戦が行われ、梶山さんが「何勝した?」と聞くと、森さんは「全勝した」とうれしそうに笑顔を見せたという。
地震のあった元日、梶山さんは福井県内の祖父母宅にいた。大きな揺れがあった直後、友人たちに安否を尋ねるメッセージを送ったが、森さんへのメッセージに「既読」が付くことはなかった。森さんの家族にもメッセージを送ったが、《もう助からんかも》と返信があった。
梶山さんや近隣住民によると、森さんは地震の激しい揺れで崩れた自宅の下敷きになって亡くなった。近所に住む女性(75)は、余った贈答品のハムを森さん宅に届けた際、出てきた森さんが「うわあ大好き。うれしい」と無邪気に喜ぶ姿を今でも覚えている。「なぜ子供がこんなことになるのか。つらくてたまらない」と女性は涙ぐんだ。
梶山さんも自宅が地震で住めない状態となり、避難所で暮らしている。同級生の森さんを失った心の傷は深い。「悲しい。ずっと仲が良かったから」。そして、人の命だけでなく、平穏な日常までも奪った地震には怒りさえ覚える。
「腹が立つ。もう起きてほしくない」(前原彩希、北野裕子)
産経新聞 1/19(金)
2024年01月18日
みつけタグラム パンダのような「幻の鳥」【愛媛】
今治のJA直売所「さいさいきて屋」1500万人達成 売上げは全国屈指レベルに【愛媛】
愛媛県今治市のJA直売所「さいさいきて屋」が17日、レジの通過客1500万人を達成しました。
スタッフ:
「おめでとうございます!お客様がさいさいきて屋オープン以来1500万人目のお客様です!」
「さいさいきて屋」で1500万人目のレジの通過客になったのは、今治市玉川町の筆ペン講師・上野亜由美さんです。
上野さんには記念品として、JAおちいまばりの渡部浩忠理事長から地元産の米100キロが贈られました。
上野亜由美さん:
「(1500万人目に)そんなことあるのかなというのが正直な気持ちです。新鮮な旬の野菜がいつでも買えるのと、品揃えが豊富なので助かってます」
「さいさいきて屋」は2007年4月にオープンし、新鮮・高品質を掲げ地元の果物や野菜、鮮魚や肉を豊富に販売。1日平均3000人が来店し、直売所部門の年商は約19億円と、全国のJA直売所の中でも屈指の規模になっています。
テレビ愛媛 1/17(水)