赤龍のつぶやき（音楽・TVドラマ館）

【卒業ソングス】



1985（昭和60）年、尾崎豊のシングル。詩、曲はもちろん本人。
歌詞の一部が過激とされ、「不良」のイメージを植え付けられる一方で、若者に支持されることとなる。
実際、当時の全国の中学校・高校で影響を受けた学生が歌詞の通り「夜の校舎　窓ガラス　壊してまわった」という。

1983年デビュー。破滅的で体当たりなパフォーマンスや自己の内面を抉り出すような赤裸々な歌詞の中で、
真実の愛や夢、生きることの意味を追い求め、学校や社会の不条理に立ち向かう心の叫びのような
その音楽の世界が80年代から90年代初頭にかけての若者を中心に 多くの人から共感を呼び、
カリスマ的存在となる。その作品と活動と精神性は、日本の音楽シーンに多大なる影響を与え、
作品に迸るメッセージは、亡くなってから20年以上経過した現在でも多くのファンやミュージシャンから
リスペクトされている。1992年、あまりにも若すぎる26歳での突然の死は、当時、社会的にも大きな衝撃を与えた。

自身はさ程はまらなかったのですが、周りではかなりの人気でした。
この季節にこの曲は、やはり外しちゃならない一曲だと思います。